失望のファーストライト2006/07/14 22:40

VMC110L LV20接眼  EXP-505ビデオ撮影 200枚コンポジット REGISTAX処理

 今日は、祇園祭の宵々山であるが、久しぶりに晴れたので、先日、ここで紹介した新型望遠鏡ビクセンのVMC110Lで木星を撮影した。

結果は、値段相応と言う感じで、少しトホホである。観測条件の為か、像がボヤケ気味で、110㍉反射に比べて少しコントラストは出て、細部が表現されるようだが、光学系の収差が目立つ。光軸も狂っている感じ。

特に酷いのは、合焦操作を行うと高倍率の場合は、写野に入った木星が動いて消えてしまう。グラグラと言う感じ。F10の主鏡を少しでも動かすと画像が飛び回るのは、当然のことだが、これ程だとは思わなかった。ヘリコイドリング等を装着してピントを合わしたいが、恐らく筒外焦点距離の点で無理だろう。