DATが壊れたよ2006/12/29 23:10

 最近、トホホな事件がまた、1つ、大事に使用してきたSONYのDATプレイヤーが壊れてしまった。

 PCM衛星放送というのが、毎日、衛星波に乗せて放送されている。これで大抵の新譜を聴く事が出来る。契約料がかかるが、CDを毎月何枚も買う事を考えれば、安い。クラシック7を契約している。

 これをDAT120分テープで、ロングモードで受信し、MDにダビングして、家やポータブルプレイヤーで聞いていた。ところが、中古で購入して、5年位たったと思うが、テープを取り出す時に壊れてしまった。

 SONYでももう、部品は保守期限を過ぎていて、保守不能と思う。随分、長い間役にたってくれた。今時、DATを使用している人っているのだろうか。DATもMDも時代遅れのものとなってしまった。

 最近では、DATはさすがにタイマー録音が不便なので、♪超録 - パソコン長時間録音機と言うシェアウエアをつかってPCのラインイン端子(当然アナログ録音と言う事になる。)する様になっており、徐々に出番が減っていたので、それ程、深刻には考えなかったが、やはり、DATになるものが欲しい。


「ダット(DAT)を使っていたのなら、これがお勧めですよ。」とヨドバシカメラで購入したのが、サウンドブラスターDigital Music SX(下記WEBサイト)
http://jp.creative.com/products/
96キロヘルツ24ビットで録音出来ると言う。また、当然、録音時間もHDDの容量次第でいくらでも長時間出来る。(超録を使用すれば、好きな時間にパソコンを立ち上げ、録音が開始され、録音が完了すると勝手に電源が落ちる仕組み)

PCとの接続は、USBケーブルで、オーディオ機器との接続は、PCMチューナーからデジタル光端子接続で、PCからの再生・モニター信号は、直接、DAC(デジタル・アナログコンバーター)もしくは、MDのデジタル入力に接続すれば、デジタル信号で大部分を処理でき、パソコンの内部ノイズの影響を殆ど受けないと言うのが売り物。

価格は、1万円位なので、DATに比べて数分の1以下。
世の中便利になったものだ。(私だけが時代遅れなのかも知れない。)

早速、PCM放送をデジタル収録したWAV信号を元に、CDを焼いてみた。これまでのアナログライン端子経由で録音していた時に比べて格段の音質の差にビビル。

但し、残念なのは、CDのファーマットに比べて録音のクオリティが良すぎて、ビットマッパーを介して、スケールダウンをしないとCD化出来ない事。

もう、CDと言うメディアも時代遅れという事で、DVDディスク等にハイサンプリング・ハイビットのフォーマットでデータを記録して、PCから再生して信号を、コンバートして再生すれば、クオリティダウンも避けられる。

もっと、メモリーメディアが1GBが千円位の値段まで下がれば、ディスクの時代は、完全に終わると言う事になる。MDの音で我慢出来ると言う事は、MP3で256MB位のメディアに収録してしまえば、MDプレイヤーも要らなくなる。

但し、PCがオーディオ機器に割り込んでくると言う状況に私は、古い人間なので、大きな抵抗を感じる。未だに管球アンプで聞いているのだから。