取りあえず、専用マスクの入手ルートを確保しないことには。2008/04/23 22:19

新型インフル関連改正案が衆議院で可決されたということで、ようやく動き出したかとの印象を持っている。

問題は、どの時点で新型インフルエンザに鳥インフルエンザが変異したかという点であると思う。

既に中国では、鳥から人間へ重篤な感染が問題となっている。日本国内でもH5N1の発生農場で処置を行った人達の抗体検査を実施したところ一部で抗体が発見されたが、現時点では、鳥から人への感染は、従来言われていた鳥→豚→人間から、鳥→人間と種の垣根を越えるところまで来ている。
 人→人への感染も限定されながら起こり始めているが、どの時点で、新型インフルエンザとしての感染力を持つようになったかを判定する基準づくりが必要になってくる。
 このブログで中国の状況を書いてから直ぐに、韓国での発生が確認され、人への伝染が発生したと報道されている。
 新型インフルエンザとの判定に2~3週間も要しておれば手遅れになってしまう。
 鳥インフルエンザに関しては仕事で、感染事例の報告等京都で取材したが、呼吸中枢がウイルスに犯されて窒息しということで、死亡した鶏の顔が、浮腫で膨れていた様子を覚えている。
 既に医療関係者には、新型インフルのワクチン接種が開始されているが、政府は国民を動揺させないようにかなり、状況を控えめに発表している。
 新型インフルエンザワクチンの開発が北大で成功したと報道されていた。
http://izuru136.cocolog-nifty.com/indi/2006/03/___c54a.html
 直ぐにワクチン接種が一般レベルの人も受けられる様に、ワクチン増産が必要だが、輸入では追いつかないので、国産自給率を上げている段階と、後手後手に回っている状況を憂慮する。
 あまり、アジア国籍の人達が多くいる様な場所には、出歩かない方が良いだろう。また、このウイルスについては、通常のマスクは効果がなく、専用のマスクが必要になる。マスク等の防御用具についても今の内に確保しておくことぐらいが庶民に出来ることである。