お礼状等2008/07/07 22:58

○佛教大学の通信大学院に在籍していた関係で、なんやかやと、いまだに手紙や物品のやり取りが多い。
○そうした、元学友の方々は、みんな一流の仕事や学歴を持っている人が多いので、どうして、佛大の通信大学院等に来られるのかが不思議に思った。
○キャリアを活かしてもっと一流の社会人の人が入れる大学院がいくらでもあるというのに。
○通信院生時代の自分は、こういったことに無頓着であった。
○近世文学のN先生に、「ここには君と違って、レベルの高い人達が大勢いるんだよ。」と言われても、あまり、ピンとこなかった。
○それで良かったのかも知れない。もし、今の自分が通信院生だったら、劣等感に苛まれ続けるだろう。
○今の通信学部本科生は、この点、気楽で良い。こちらが程度が低いことが前提となっているので、容赦なく先生方の瑕疵を非難・中傷することも出来るからだ。(実際には、そんな勇気はなく、心の中で、・・・と思っているだけ。)
○さて、こうした一流の人達は、やはり、成果を挙げられていて、色々な知的・創作活動の成果の賜を私宛に送って下さる。
○大変な努力で立派な本に仕上げて送料をかけて送って下さるので、これから御礼状をかかねばならない。
○本当は、対価に値するものを返礼として差し上げなければならないのだが、こちらが希望したものでもないので御礼状で我慢していただくしかない。
○ところが私は、左利きを右利きに無理矢理矯正した為に、特に、文字が下手で、教師になるのを諦めた人間なんで、手紙・挨拶文という特殊なジャンルの文章・礼法も全く理解しておらず、それだけで気が重くなる。
○特に、俳句関係については、複数の方から句集を送って下さるが、

 私は俳句には全然趣味がない。

○そういえば、坪内先生に面と向かって、「私は俳句なんか嫌いです!」 っていったことが想い出される。
○大体、あのモジャモジャ頭の坪内先生がどんな方か佛大にいくまでは知らなかった。
○佛教大学は最近凄く、俳句づいている。
○そうして、ますます私にとって遠い世界の大学になろうとしている。
○俳句マニアは文学部だけではなくて、社会学部長もそうで、俳句に御執心である。凄い知識の持ち主で、八代集には、紫陽花について読んだ歌はないと佛大通信に書いてあったので、愚かな私は、自作のデータベースで確かめてみたが、それが事実であることに驚いた。
○でも、俳句のどこが良いのか私には全然判らない。
○生まれつきA・・・・症候群を疑われたりする様な性格なので、句会等でお互いの句を面と向かって批判・攻撃しあう、ああいった「座の文化」が一番苦痛である。
○最近の佛大は、俳句や教育学部のH先生等が張り切っていて、学友会の人的・財的資源までも導入して、PR活動を行っている。
○何か攻撃的な怖さを感じるし、教育も俳句も50歳近い年齢でパラサイターしている私には関係はない。
○佛大って前から、こんな潤いの無い殺伐とした大学だっただろうか。


 明日は、仕事の関係で、奈良県の三輪山の麓でお葬式があるので、朝から出かけなくてはならない。

 この時期、本当に病気等で亡くなる方は気の毒だと思う。
 きっと、この絶望的な暑さに耐えられなかったのだろう。

 お礼状は、暑い暑い、お葬式から帰ってから書こうと思う。

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