何やら寂しいというか侘びしい夏の祭典2008/08/10 18:53

 淀川の花火大会も散々だったらしいけれど、佛大夏の祭典もショボかった。
 企画した人、お世話をして下さっている方々には申し訳ないが、それが正直な感想。
 何時もに比べて懇親会の参加者も半分程度、1500円でバイキングは食べ放題もビールは1杯200円で生ビールをお金を払って飲まないと行けないので、なんか、気分が乗れない。
 どうせ、会費を徴収するのならば、食べ放題、飲み放題で4000円位にした方が盛り上がるのにと思った。
 5号館の学食なので料理もそれなりで、すぐになくなりそうになったので、参加者も抽選とイベントとかそっちのけでひたすら食べるのに必死。
 盛り上がっているのは、F学長先生や酒好きの教授や教務の人達だけといった印象を受けた。
 この方々は参加費無料なんだろうか。
 その後、外で踊りパファーマンスを見ることになったが、これも途中で雨が降ってきたので、退散。
 久しぶりに夜の佛大の風景を見て懐かしかったが、それだけの話。
 文学部長と話した。「このままでは、更に学生数が減少してしまいますよ。」と言ったら、「再来年にカリキュラムを含めた改正を考えている。」とのお話があり、やはり、大学側としても現状ではヤバイと考えているのだろう。
 卒論の担当先生が変更になった件について尋ねたら、「それはあんたが嫌われたからや。」ということの様で、そんなものかなとも思った。私は色々な教授先生から嫌われものになっているらしい。
 スクーリングが終わってからの夏の祭典だったが、どうやら今年から専用の学生送迎バスが出ている。以前は、京都市交通局から臨時増発便が出ていたが、駄目になり、大学が自腹切って、バスを運行しているようだ。
 この費用が多くかかるので、夏の祭典の経費が削減されたのだろう。
 でも、多くの学生が便利に通学出来る為に校友会のお金をバスチャーターに使っているとすれば、その方が多くの学生の便宜を図ることになり、それもやむを得ないと思った。(実態はどうだか判らないので、憶測に過ぎない。)
 満足にバスも来ないスクーリングであれば、学生は更に減少してしまうので、最も有効な対策と思われる。
 懇親会が始まる前に図書館に久しぶりに入ったが、やはり、自宅で、貧弱な蔵書をひたすら頼りに学習しているのに比べると図書館の多くの蔵書を見ていると何やら研究意欲が沸いてくる。
 半年繰り上げ卒業になるが、図書館も半年繰り上げて利用出来なくなるのでもったいないと思った。
 カードは、卒業式の時に返却しなければならないらしい。
 帰宅してみたら、卒業論文の口頭試問の通知が来ていたが、30日の午後3時という非常に行きやすい日時にして下さっていたのでひたすら感謝。
 もうすぐ、佛大というか、学問研究自体とも縁切り・お別れだ。
 学会とか、そういったものの退会手続きとか厄介な作業が待っている。

巨木と巨石信仰のオブジェ(貴船神社)2008/08/10 20:00

NIKON COOLPIX600で撮影
  夏の祭典の翌日の今日は、京都八条口のR&Bホテルの冷蔵庫の様な冷房で快く熟睡した後、7時45分頃に目覚めて、急いで地下鉄に乗って、三条御池→三条京阪→出町柳→叡山電鉄貴船口駅に到着。
 貴船口からバスに乗って貴船神社に到着したのは、午前9時30分位か。
 駅に降り立つと、冷房も効いていないのに、とても涼しい。「京都でも、こんなに涼しい場所があったんだ。」と思った。
 川沿いには飲食店や川床があったが、朝なので人も少ない。
 ようやく参道に到着した。何か神秘的な凄みさえ感じさせる真っ黒な大木の幹に感動しながら、赤い灯籠の階段を登る。
 手前の宮は、最近、それ程神秘性が感じられなかったが、奥宮は古色蒼然とした面持ちで、周辺は大木に囲まれている。
 境内の周辺には幾つも巨石遺跡が残り、天の磐船が祀られている。
 巨木と磐船信仰が合体しているのは、有史以前の日本の神道の祖系とも言え、以前、考古学で学習した沖の島や出雲等の遺跡にみられる。
 巨木と船との関わりについては、前日の佛大夏の祭典で中国学科の黄教授とお話した時にもカヌー(枯野)と巨木信仰との関わりについて話しあったばかりだったので、こうして実物を見て、強いインパクトを受けた。
 昼近くまでいたが、さすがに坂道を登り降りすれば、涼しいものの汗が噴き出てくる。
 観光客も増加、自動車渋滞に辟易しながら帰途につく。

「ピンぼけ・手ぶれレスキュー」2008/08/10 21:53

「ピンぼけ・手ぶれレスキュー」というシェアウエアソフトがある。
NHKの趣味悠々で紹介されるそうだ。
http://www.nyanko-web.com/rescue/
(1ヶ月試用期間でもフル機能を試すことが出来る。)
 これは、凄い、従来のフォトショップ等のレタッチソフトでこの様な機能がどうしてついていないのだろうか。
 早速、試してみた。とくにボケ気味の天体写真でやってみると、上が処理前で、下処理後、火星等は幾分模様がハッキリした様に見えるが、ノイズも盛大に増幅されてしまっている。
 土星も輪の輪郭が幾分ハッキリした様に見えるが、特に改善された程ではない。この他、月面もやってみたが、もともとノイズが多くボケがひどい写真は処理は難しくなってくるようだ。
 右のバイクの写真は、直線ブレ処理とポンぼけ処理を中心にやったが、かなり改善効果が現れている。但し、残念なのは、流し撮り写真なのに背景までボケが処理されてしまっている点である。
 また、処理出来てもなんとかみれる写真は出来ても、B級の品質の写真をA級に変えるという根本的な改善ではなくて見かけだけの改善に過ぎない。
 ブレ処理を演算処理で補正するので、どうしても一括補正になってしまうので、この様な限界が出てしまう。
 最初から良い写真を撮る様に心がけることが必要だと思う。