苦手な部屋2008/09/02 13:45

 先日の口頭試問の控え室として会議室が選ばれたが、そこは、私にとって苦手な部屋だ。

 国文の通信大学院の時に演習や研究発表等がここで行われたりしたが、決まって気分が悪くなる。

 同じ様に気分が悪くなる人が私以外にも何人かいた。

 特に今は、退官されておられないN先生等もこの部屋があんまり好きでないようで、「その場所には座ってはいかん。」等と言われて、何故か、判らないが、感じる人には感じるのだろう。

 今回は、口頭試問だけに部屋を選ぶ訳にもいかず、言われるままに座っている以外にないが、他の人が試問が終了して、自分だけになって待っているときに、やはり、それは来た。

 頭、背中が押しつけられる様な圧迫感で痛む。本当に息苦しい感じだ。何者かが押しつけている様な異様な感覚。

 国文の会議の後で気分が悪くなったりしたし、N先生もずいぶんと体調を崩されており、右手が麻痺したり、かなり、厳しい状況だったが、この部屋のせいではないだろうか。

 N先生の命令で、窓が開けられた。少しは、気分が良くなった。

 ご自分の研究室に戻られて、うがいをなんどもされて、「F君、君は、呪いや祟りとか信じるかね。」と真剣そうな表情で言われる。

 N先生は、近世文学をやられているだけに合理主義者で、その様なことをおっしゃる人には見えなかった。

 とにかく、二度と、あの会議室には足を運びたくない。

 単なるハウスシック症候群であったとしてもかなり、有毒な物質が使用されているのではないだろうか。

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