焼酎怖いといっていたら、キリがないかも2008/09/12 09:27

近鉄特急の中でCoolpix S600で撮影、高感度モード
 いきつけの安物の居酒屋が2件、店を閉めた。
 1件目は、料金前払い制で明朗会計、アテが、滅茶苦茶安く、1品150円位からある。
 だから、1000円あれば、十分、普通の人ならば満足出来て、楽しい店だった。
 その店で、注文していたのが、宝山等の焼酎で結構美味しかった。
 今回の三笠フーズの場合、米焼酎や日本酒以外は安全だと思っていたら、それは、浅はかな考えであったことが判った。
 焼酎の製法は、
焼酎の製造工程は大きく分けて
1.製麹
2.一次仕込み
3.二次仕込み
4.蒸留
5.ろ過
6.貯蔵
7.ブレンド
8.割り水
9.詰め
となっている。
 麦や芋や、そのたもろもろの原料が、1次仕込みの段階で、米麹と混合される。この米麹に事故米が使用されておれば、汚染物質が2次仕込み段階まで混入することになる。
 その後は、蒸留過程を経るので、汚染物質がその後の工程まで残る可能性は少ないが、揮発性の有毒物質であれば、当然、残留する懸念もある。
 当分は、ビールでいくしかない。ビールは、米やコーンスターチ、澱粉類を使用しているので、駄目、こんな風にピーナッツを食べるとアフラトキシンが混ざっている場合もあるので、これも、要注意。
 でも、焼酎などよりも、煎餅、おかき、あられ、安物のレトルト米等の調査を行った方がヤバイと思う。
 日本は、米以外の穀物の大部分を海外から輸入されている。その安全性については、抜き取り検査が実施されているが、サイロに保管中や製品原料タンクに保管中、あるいは、倉庫に保存中にカビ等に汚染される場合もある。
 まぁ、「こんなこと言っていたらキリがないわい。」という考え方につけ込んで発生した悪事ということか。

DMC G1「これは、一眼レフカメラではない。」・・と思う。(追記訂正)2008/09/12 22:12

 またまた、LUMIXシリーズに「DMC G1」というデジイチの新機種登場(10月末発売予定)。
http://panasonic.jp/dc/g1/index.html
 ○このカメラは、一眼レフということだが、従来の様なミラーはない。

 つまり、一眼レフの原典であったレンズ画像をミラーで折り曲げてペンタプリズム・ミラーでファイダー位置に光軸を導くという機構はない。
 撮影は、電子ファインダ(144万ドット)及び46万ドットの3.0型液晶で被写体の確認を行い、AF・測光・データも直接撮像センサーからデータを取り込む仕組み。
 カメラのメリットとしては、ミラーがないので、従来は、約40㎜あったフランジバックが20㎜に短縮できること。
 ちなみにライカのLマウントのフランジバックは、たしか28.8㎜であったと思うのでどうせならばライカ規格にして欲しかった。(この意味判るでしょ(^^!)
こうすることで非常にコンパクトに出来るということで、G1は、パナソニックによれば、「世界最小の一眼レフ」というPR文句となっている。
 次のメリットとして、カメラの振動が抑えられ、ミラーブレが予防できる。これは、天体写真マニアにとっては、画期的カメラである。つまり、ついにレンズ交換可能(つまり、アダプターや直焦点で望遠鏡に装着可能なデジカメが誕生したということ。)
特に天体写真では、振動が大敵。惑星写真等みかけ状の倍率を200倍位に拡大して撮影するので、振動が大敵となる。
 更に大きなメリットとしては、所謂、ブラックアウトが起きない。ミラーの上下している間は、ブラックアウトが通常の1眼レフは発生するが、そういったタイムラグは全く発生しない。これも大きなメリットである。
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 しかし、デメリットというか、どうかなといった面もある。
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 ○「これは、一眼レフカメラではない。」とも言えることである。

 私にとって一眼レフカメラは、生の光線をファインダーを通して確認してシャッターを切る快感、贅沢を味わえるカメラであること。
 昔の一眼レフの売り物であったズーム機能や超望遠は、LUMIXのFZシリーズで既に実現されていて、キミマロズームでも可能である。

 何故、EOSをたまに持ち出して撮影するか。これは、生の光を味わいながら撮影する喜びである。

 FZ28の液晶ビューファインダーの画素数は、20.2万画素で、G1は、144万画素と7倍に精度が上がっているので、みかけ上のギザギザ感はないかもしれない。
 しかし、実際の光学ファインダーと液晶ビューで画像表示のタイムラグは、どの程度あるのだろうか。
 FZでモータースポーツを撮影して感じたことは、液晶ビューと生画像の動きの表示のタイムラグであり、例えば両眼をあけて流し撮り撮影を行ってみれば判る。プロのカメラマンがここまでデジイチに拘るのは、画素数もあるが、それよりも、ファインダー画像とのタイムラグの問題だと思う。それに、液晶ビューで表示される画像は、既に、「イキモノではない。」ということだと思う。

 ○「やはり、生画像の透過性が一眼レフでの写真撮影の命であるということだ。」

 従って一眼レフとは、違うと割り切って使用すれば、活用範囲が広がることが期待出来る。しかし、やはり一眼レフとは根本的に違うと思う。

 私だったら、相当マニアックなコンセプトで発売されていてさすがは、パナソニックだと思っているLX3をレンズ交換式のカメラにして、ライカのM、Lマウント、その他、諸々の規格のレンズが使えるアダプターを装備したハイエンドコンパクトとして、このカメラを開発したろう。

 爆発的に売れるだろうと思う。(特に日本以外の海外のマニア層に)

 コンセプト的には、私が改造・製作したLマウントレンズ装着・改造カメラのコンセプトと変わりない。

 パナソニックは、既に評価が高いデジタル一眼をライカブランドで発売しており、そういった「ライカ一眼レフの高級イメージ」が、この様なカメラの発売で損なわれることを、LUMIXファンとしては、むしろ心配する。

 このカメラは、CANONやNIKON等のカメラメーカーからデジタルに転身したカイシャには、きっと技術者やクラフトマンの抵抗に遭ってとてもではないが開発出来ないだろう。(このカメラを使ってみて、デジカメ時代の一眼レフとは、いったいなんだったのか考えさせられると思う。)

でもでもでもでもでもでも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 内心では、値段がこなれて来てオリンパス用のTマウント等が使用出来れば、天体写真用にボデーだけ購入しても良いかも知れないと思っている。また、ライカレンズが使用可能なMマウントアダプターが発売されたら、飛びついて買うだろう。フランジバックに8.8㎜の余裕があるので、マニアユーザーの中には、自作する人も出てくるかも知れない。そういった意味では、凄いカメラだと思う。
 僕だったらきっとVLマウントアダプターをどこかの町工場に御願いして、製作して、残りをヤフオク等で販売すると思う。

追記
近代インターナショナルという会社でM42→フォーサーズアダプタを販売している。つまり、ライカLマウント+M42アダプタ→フォーサーズアダプタ→マイクロフォーサーズで、なんとLマウントレンズの装着が可能になる。
 但し、フランジバックの格差8.8㎜をどうやって上乗せするかがポイントになってくる。
http://www.kindai-inc.co.jp/mount_fosa.htm
M42用の接写リング8~10㎜前後を使用すれば、撮影可能となる可能性もある。

卒業決定通知2008/09/12 22:38

今日、佛大から卒業決定通知が到着。

 目出度く卒業決定と相成りました。
(コピー防止の用紙が使用されているが、こんなのを悪用する奴っているのだろうか。)

 同封されていた書類を見ると、私の卒業論文をコピーして保管して、後学の為に、参考にしても宜しいか否かの承諾書も同封されていた。

 私の卒論は余程、変わっているようだ。

 別にコピーしても良いと思うので承諾書を返送しておいたが、絵画資料をカラーで扱っているので、コピーではなくて、原紙を保存してくれた方が良いと思う。
 コピーだと橋姫巻や東屋巻の絵画部分に構図の要点を書き込んだのが、読めなくなってしまう懸念があるので、本当にそう思う。

 元データをPDFで提供しますのでどうですか。