生活の恩人2008/09/20 18:57

NIKON COOLPIX600で撮影
「そろそろ簡単な物でも1台組み立てておかんと、浦島太郎になってしまうわ。」
 と今回のパソコン増強を行って感じた。現行のパソコンは、ATHLONXP2400+ ソケットAのマザボード、メモリ1GBと2昔前のスペックである。
 2002年の冬のボーナスを叩いて、当時としては、かなり、良い線を行っていたのだが、次の状態で陳腐化していった。
 最初の2年間:少し優越感。
 次ぎの2年間:普通かな。
 最後の2年間:ややガックリ。少し劣等感
の順番で変化していった。
 最初に快適な環境を作りすぎたので、そこに安住してしまった。
 ソフトも大量に入れてあるし、WEBのパスワードやメール関係等、諸々のデータが入ってしまっているので、新しく作り替えてデータを移植するのが本当に困難というか恐怖心に駆られてしまう。
 このパソコンのお陰で、佛教大学2学部、1大学院を卒業出来た。情報集め、先生や大学とのメール、質問、レポートの作成と送信、卒業論文の作成と印刷等、全て、このパソコンだし、デジカメからあらゆる道楽、そして、SOHOの仕事と通信とあらゆる面で、私の生命というか、生活を支えてくれたマシンであり、両親に次ぐ大恩人だと思う。
 まさに創造の源であるビシュヌ神みたいな存在だ。
 最初に作った時は、キングドムグリーンのアルミケースでピカピカだったが、今やあちこち剥げをホコリがたかってしまった。
 でも、このケースは愛着があり使いやすいので、今後、新しいパソコンを作る場合でもケースは流用しようと思う。
 それにケースを廃棄処分することが、パソコンリサイクル法等の関連で出来なくなってしまっているので、なるべくケースを買わない様にしたい。
 最近になってやはり、動作が重くなってきたこと、VISTA専用のソフト等が出てきたので、現在のマシンでは物足りなくなり、増強に至ったが、どうやら無惨な失敗に終わった。
 ATHLONXP3200+がソフマップでなんと\8900で販売されていたので衝動買い、その後、パソコン工房でPC2700規格の2GBメモリが1本3800円で販売されていたのでゲット。
 これで、最新スペックの60%位のパワーが確保出来ると思ったのが大間違い。
 メモリは、相性の問題もなく順調に動いているが、CPUが、なんと、FSB166MHZまでしか対応していないので、3200xpなのに2500+としか認識されず、更に、VISTAのCPU評価でも3.2と交換前よりも0.1下がってしまった。
 BIOSのバージョンアップ等があるが、これは、怖くて出来ない。結局、CPU代が無駄になりました。
 更にやらしいことには、CPUファンが大型化していて、装着するのが大変困難であったこと。
 最近のPCパーツは、マザボから、ファン、コード類までカラフルでメタリックオブジェとしては優れているが、やたら大型化している。
 マザボとケースの電源ボックスの間、僅か2~3㎜の間にヒートシンク装着レバーが出ている状態なので、そのままでは、付けられず、電源ボックスを外して、装着という難事業になってしまった。
 実は、この作業が嫌なので、これまで使用していたCPUクーラーを流用しようとしたが、CPU温度が65℃まで上昇して、アウトとなり、やむなく大工事となった。
 写真左は、画像処理ソフトを起動させてCPUの温度を測定したもの、グングン温度が上昇していくが、ファンとシンクのお陰で辛うじて安全圏を維持。右は、ケースの外側から装着したCPUファンをみたところ。手前は、ケースファン。念入りに掃除した筈なのにゴミがまだついている。