手間と徒労のクロックアップなのか。 ― 2008/09/23 15:55
前回、徒労というか無駄遣いに終わったATHLONXP 3200+を無駄に終わらせない為の工夫を行った。
現状では、3200+の筈が2500+で起動している。これは、私のマザボのFSBが333までした対応していない為である。一方、XP3200+は、CPU独自の倍率を持っており、それは、FSB400x11倍という固有倍率なので、これを変更してやれば、良い。
この倍率は、CPUの特定ピンからソケットに電圧がかかることで決定される仕組みなので、CPUからの電圧をカットし、独自の電圧をソケットに供給してやれば、任意の倍率に変更出来る仕組み。
具体的には、左下の写真の通り、FSB333の11.0倍をFSB333の12.5倍に変更する。
そんなことが素人に出来る筈がないと思っていたが、玄人志向という会社からPK-OCK7/EV6というマニアックな製品が販売されていたことを下記のWEBで知った。
http://fab51.com/workshop/geta/pkock7_1.html
運良くヤフオクに出品されており、若干競ったが、送料込みで2200円でゲット、これでCPU代+2200で1万1千円となった。やや高くついたが、直ぐに届き、装着しているとうまく動作した。
装着は、大変である。先ずこのゲタにCPUを装着してマザボのソケットに差し込むがこんなにカサが高くなる。更に、その上にCPUファンを装着するが、こわごわの作業。
1度、密着度が悪く起動に失敗、その後、試行錯誤の上で、無事に起動し、理論通りXP2800と認識された。(写真中央上)
VISTAでの測定結果、CPUパフォーマンスは、0.2ポイント向上して3.5判定となった。改造前のデータは、以前に下記にアップしている。
http://fry.asablo.jp/blog/2007/02/07/1170130
実際には、メモリアクセス速度が3.2から3.9に上がったので、この方が良い感触だ。
クロップアップの為にグラフィック速度も0.1ポイントアップしているが、殆ど体感上は判らない。
結局、苦労と費用をかけて無理なことをするよりも現状のパフォーマンスで放っておいた方が良かったという結論に達した。
但し、メモリを2GBに倍増した効果としては、仕事で日常使用している2万行のスプレッドシート(1年分の相場を自己回帰計算して、予想するシート)がスルスルと動く様になったし、マイミュージックスタジオのソングデータ読み込みとその後の動作が速くなる等のメリットはあったので、全てが無駄である訳ではない。
ほんの少しの改善に喜ぶのがオタクというものだ。
また、今回の改造で感じたのは、大阪日本橋で中古CPUでATHLONXP類を扱っているのは、ソフマップだけだということが日本橋めぐりをして判った。他の店は、この後の世代のCPUしか扱っていない。
現状では、3200+の筈が2500+で起動している。これは、私のマザボのFSBが333までした対応していない為である。一方、XP3200+は、CPU独自の倍率を持っており、それは、FSB400x11倍という固有倍率なので、これを変更してやれば、良い。
この倍率は、CPUの特定ピンからソケットに電圧がかかることで決定される仕組みなので、CPUからの電圧をカットし、独自の電圧をソケットに供給してやれば、任意の倍率に変更出来る仕組み。
具体的には、左下の写真の通り、FSB333の11.0倍をFSB333の12.5倍に変更する。
そんなことが素人に出来る筈がないと思っていたが、玄人志向という会社からPK-OCK7/EV6というマニアックな製品が販売されていたことを下記のWEBで知った。
http://fab51.com/workshop/geta/pkock7_1.html
運良くヤフオクに出品されており、若干競ったが、送料込みで2200円でゲット、これでCPU代+2200で1万1千円となった。やや高くついたが、直ぐに届き、装着しているとうまく動作した。
装着は、大変である。先ずこのゲタにCPUを装着してマザボのソケットに差し込むがこんなにカサが高くなる。更に、その上にCPUファンを装着するが、こわごわの作業。
1度、密着度が悪く起動に失敗、その後、試行錯誤の上で、無事に起動し、理論通りXP2800と認識された。(写真中央上)
VISTAでの測定結果、CPUパフォーマンスは、0.2ポイント向上して3.5判定となった。改造前のデータは、以前に下記にアップしている。
http://fry.asablo.jp/blog/2007/02/07/1170130
実際には、メモリアクセス速度が3.2から3.9に上がったので、この方が良い感触だ。
クロップアップの為にグラフィック速度も0.1ポイントアップしているが、殆ど体感上は判らない。
結局、苦労と費用をかけて無理なことをするよりも現状のパフォーマンスで放っておいた方が良かったという結論に達した。
但し、メモリを2GBに倍増した効果としては、仕事で日常使用している2万行のスプレッドシート(1年分の相場を自己回帰計算して、予想するシート)がスルスルと動く様になったし、マイミュージックスタジオのソングデータ読み込みとその後の動作が速くなる等のメリットはあったので、全てが無駄である訳ではない。
ほんの少しの改善に喜ぶのがオタクというものだ。
また、今回の改造で感じたのは、大阪日本橋で中古CPUでATHLONXP類を扱っているのは、ソフマップだけだということが日本橋めぐりをして判った。他の店は、この後の世代のCPUしか扱っていない。
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