豚になった気分。2009/07/24 00:09

  仕事の記事を書くので、もらって来た外国(ドイツ)の養豚場のDVDを1時間位、ずっと凝視。

 エサやり、出産とか授精とか色々と観ていると自分も豚になってしまうような錯覚に陥ってしまった。

 ヨーロッパでは、豚の餌は液体状でパイプラインで供給される。豚小屋は、ほぼ無人状態が綺麗に自動管理されている。一定の時間になると、パイプラインから豚の餌が放出される。これに飛びつく様に、殺到する。

 小屋で飼われて頭数分の枠というか柵が作られており1つの柵に1頭しか入れないので、食いはぐれの豚が少なくなる仕組み。

 阪急の9000系車両の座席と同じ原理だ。

 日本の養豚場の豚と違って、清潔で、EUの動物愛護の法的規制を遵守する形で飼養されている。

 授精、出産からと畜場まで愛情に溢れて育てられる訳。

 豚というのは、驚くほど、自動機械に順応する。人間以上である。ニップルという小さな水飲み機があるが、それも器用に使いこなす。但し、キーキーという声は、今ひとつ。

 それよりも不気味なのは、養豚自動機械の製造工程も撮影されているが、工場で働いている人間が無表情でバイオハザードやターミネーターの雰囲気で、暗いヨーロッパ調のバックグランドミュージックにコラボしている。

 ヨーロッパってなんか暗いイメージというか、やはりドイツで作成された映像だからか。