神戸の街の白々しさ ― 2010/05/17 22:11
神戸の街というか、中央区になじめない理由についてあれこれ考えている。 例えば、この建物。実は、新しいビルなんだけれど、ワザとボロクみせている。
こんな風に外壁が剥がれて煉瓦がみえている風。これは、実は、メイクなので、ここに煉瓦がある様にしているので凄いと思う。
おうぶ山荘だったら、地(ジ)で行けそうだが、本当にボロかったらあかんのが「神戸スタイル」
この町、何もかも作り物。最近は、その度合いが一層酷くなった。
何故か。それは、神戸でしか売っていないもの、作れない商品がなくなってしまったので、店舗の建物(つまりウツワ)で商品のイメージでデコレート(装飾)して作りだそうしている姑息な手段。
これは、京都も一部でそうだが、京都の場合は、本当に京都にしか無い商品が多くあるので、ウツワも中身もオリジナリティがあるから許せる。
なんか、この彫像もワ
ザと臭い、つまり、ワザと臭いマチ、神戸である。
もっと、神戸人の「地」を出して、マチの魅力につなげる工夫とかないのか。
京都であれば、地域コミュニティとか強くて商店街の活性化とかあるけれども、神戸は、良い意味「個人主義」的で、醒めた面があるので、どうしても白けてしまうのである。
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