スーパー爺さん2010/05/25 22:05

 神戸市北区、神鉄有馬線界隈で鈴蘭台から谷上駅までで便利屋さんが全部で2~3軒はある。

 「マイタウン6月号」には、北区の藍那農村歌舞伎の記事が冒頭にあり、その脇に広告が掲載されている。

 写真の便利屋タカラダさんもこのマイタウンの広告で知った。便利屋さんは、年輩の方の個人開業が多く、WEBには載っていないことが多い、載っていても阪神圏とか営業エリアが広いので、交通費とか割高なことが多い。

 地元タウン誌に載っているところに頼むのが無難のようだ。地元業者で滅茶苦茶したら、二度とオーダーが来なくなるので、変な目に逢う確率が下がると判断した。

 電話に出た感じは、桂小枝が兵庫なまりになった様なしゃべりでなかなか楽しい。

 昨日に見積もりに来た人をみてビックリした。軽トラを運転して来られたが、背中が弓なり曲がっている後期高齢者風のお爺ちゃんである。

 「わぁ、大丈夫かなぁ?」と思った。

 用事は、この間、崩壊したベランダの屋根の骨組みを解体処理と廃品処理で、金属製の骨組みで長辺4メートルもあるので、情けないことに自分で処理することを断念した。また、処理しても、廃材を粗大ゴミに出すと、引き取り代がかかるので、一括してやってもらうことにした。

 翌日、朝早く、タカラダさんはやって来た。「お部屋の中からコンセント出しておいてねーー」と軽ーーい口調で前日の晩に電話してこられたので、その通りにしていたら、テキパキと作業を進められている。

 このお爺さん、凄く賢いというか出来る。電動カッターでスパスパと骨組みを切断し、1メートル位に切断して、その作業時間が15分、軽トラへの詰め込みが15分、合計30分で作業を軽々終えた。
「またーー何かあったら頼んで-なー」という。

 憎めないお爺さんで、誰にも好かれると思うので得である。軽トラ1台で商売していて、広告をみると、そのトラック自体を貸し出すし、ゴミ屋敷の処分から草刈り、庭掃除とか、大工、左官、ペンキ工事、屋根工事までこなすという。

元気一杯のまさにスーパー爺さんだ。

家が風神によって破壊されたので、お守りにしようと思う2010/05/25 22:36

 デザインボールペン「日本の伝統シリーズ」

 ポストカードとデザインボールペンがセットになっている。どうもスキャナーでは、旨く読み込めなかったが、背景のポストカードも原色刷りで精緻・見事なもの。

 思わず、惹かれて購入してしまった。大分前にもミュージアムショップで仏像のボールペンを買い、ブログでも紹介したが、以前のは、ボールペンの本体に写真が入っているもので、耐久性に優れているが、これは、貼り付けてあるだけなので、実用には適さない。

 風神、雷神は僕のお気に入り。先日、家が風神によって破壊されたので、お守りにしようと思う。

 仕事で、今日は、家と六甲山を挟んで反対の海辺に近いところにあるJR住吉駅と、そこから六甲ライナーで臨海のコンビナートに出かけた時に次いでに購入。

 JR住吉駅には、百貨店風のこの店舗があり、ユニクロとジュンク堂が入っているが、ジュンク堂に向かい途中の文具店で購入した。

 帰りにユニクロで、夏物のポロシャツ2枚をセットで2980円で販売されていたので、購入。

 ユニクロは各地にあるが、どうゆう訳か、住吉駅にあるユニクロでは、購買意欲が働いてしまう。

 僕は、大勢の人、特に若い人が苦手で、しかも女性とかいたら、絶対に店舗では、服を買わず、セシールとかの通信販売で靴下とか下着とかもろもろの被服を買っている。

 ところが、このユニクロは、殆どお客さんがいないので、ゆっくり、こっそりと選ぶことが出来るので、購買意欲が働くのかも知れない。

 それ位、服を買うのが恥ずかしく、特に採寸とかそうゆうのになったら、ゾッとする。

 その後、夕方になったので、三宮で例の立ち飲みばかり並ぶ巣窟(生ビール1杯290円)で串カツをほおばり、ビールを喉に流し込む。

それから、博多山傘ラーメンで何時ものラーメンを頼む。生姜を入れると美味しい。チャーシュー麵ではないのに、チャーシューが凄い量入っている。

 替え玉がなんと100円なので、頼む。隣の人は、2回も麵をお代わりした。

 替え玉の欠点は、麵におつゆが染みこんでいない点で、これはどうしようもない。何度も混ぜ混ぜしてから、ツルッといく。

 麵の断面は、丸く、しかも堅い。

 硬度は、1.バリカタ、2.カタ、3.普通、4.ヤワの4段階あり、これを客は、選んで注文出来る。

 神戸の人は、「選ぶ自由」ということにもの凄く拘る。そういえば、新開地構内にあるカレーも上×上、中×中、下×下の6段階がある。当然辛さと分量の組合せである。

 何やら上品上生、中品中生、下品下生という九品極楽往生みたい。

 3×3の組合せで9通りで、これは、仏教的な意味があるかも。9相図もやはり9通りの相があるというのと同じ。

 新開地駅では、とにかく、僕は、「野菜チューチュー」を頼む。お店の人も「チューチュー」と繰りかえすので、ネズミさんみたいで、楽しい。最近は、中国人の凄いベッピンさんが入店されたので、行くのが楽しみである。

三宮、元町は時代遅れ、ハーバーランドの時代へ2010/05/25 23:17

 阪急に乗って帰宅する途中、高速神戸で途中下車。
 「ハーバーランド」に今まで行ったことがなかったので、これではアカンと思って、好奇心もあり、ホームに降り立つ。
 ハーバーランドに向かう地下道だったかを歩くと、凄く広々とした建物が見えてくる。
 この辺りは、「神戸らしくないというか新しい神戸」を目指している感じ。

 元町から更に西側に神戸の市街地は、拡大しようとしている。つまり、清盛が福原遷都を行ったが、この地域の再開発が、震災後、急激に進んで全く、これまでにみられなかった都市景観が出現した。
 私は、古い震災前のイメージと、復興後の三宮と元町の狭隘かつ旧弊、つまり、こじんまりと時代遅れで、姑息な商業スペースの活用のあり方に疑問を感じてきた。

 しかし、ここは、うまくやれば、梅田・茶屋町地区以上に繁栄する可能性もある。
 特に新幹線の新神戸駅と直結する交通手段があれば、大阪以上に便利になるだろう。

 もっとも大阪駅の再開発が完了したら、何もかも大阪に圧倒されてしまう危険もあるが、神戸、ハーバー地区は、六甲山を背後にいただき、海・港の広々とした、大阪の中心市街地には、魅力的な景観がある。
 神戸でウォーターフロントを、古い港のイメージを埋却して、再開発したら、凄く良い町になるのにと思っていたことが、そのまま出現したような気もする。
 商業エリアの開発も計画的かつ秩序的でこれも大阪に無い良さである。つまり、コア空間とも言えるセンタースペースから、各テナントビル群、そして、ウォーターフロントの公園や遊園地に簡単に移動できるのは、非常に楽しい。
 また、建物のデザインも神戸の伝統的な洋館建築をモティーフにしながらも、新しいデザインコンセプトを盛り込んだ商業エリアのビル群、娯楽施設等魅力で一杯。


 夕方7時位だと思うが、結構人通りも多い。
 一番良いのは、三宮や元町にみられないフリーゾーンで買い物客やオフィスで働く人達がゆったりと落ち着いてくつろげるスペースもあるし、チェーン店
だが、喫茶店等も座席数も多く、店の中で、ゆっくりと本等を読んでいられるところもある。
 非常にこの場所、気に入りました。その内、三宮や元町が寂れて、ハーバーランドの方が元気になる可能性も無きにしもあらず。



 また、面白い発見も。ここからJR神戸駅までも近く、その南側から、自宅の近所の神戸親和女子大前までの直通バスが走っている。
 神戸電鉄と変わらない料金で、しかも自宅の近くから直接、ハーバーランドまで行けるなんて素晴らしい。
 でも、残念ながら、凄い山道とか、トンネルとかを通るので、バスが揺れる。神鉄よりも移動時間は短く30分位なのも魅力。
 運賃は、神鉄と同じ位で、市バスだけど、もっと増便して欲しい。