舞へ舞へかたつぶり2010/06/22 08:55

FZ28で撮影 おうぶの家の裏庭に出没したカタツムリ君
舞へ舞へかたつぶり。
舞はぬものならば、馬の子や牛の子に蹴(く)ゑさせてん、踏み破(や)らせてん。
まことに美しく舞うたらば、華の園まで遊ばせん。

リサイクルをすると企業は潰れます2010/06/22 14:06

 以前、『リサイクルしては行けない。』(武田邦彦著、青春出版社)についての読書評を書いたが、この本の要点は、リサイクルする方が、資源やお金の浪費になるので、リサイクルしてまで、新しいモノを買わずに、そのまま使い続けようというのが、要点だった。

 実際には、アメリカの資源浪費型産業資本主義の支配下に置かれている日本の産業社会では、新しい製品が買われないと経済成長はあり得ないので、偽善としてのリサイクルがまかり通っているということだったと思う。

 つまり、リサイクルは、「文化」であり、実業ではない訳。

 大分前に、佛教大学の応用社会学科で、全国菜の花プロジェクトネットワークというのを取りあげて、アンケート調査を行ったが、

①完全な行政のお仕着せ型
②自主性はかつてあったが、行政モデル事業の中に今は、組み込まれている。
③自主的な活動を行っている。(資金源は、自己資金や副業、大抵は、草の根的な貧乏さがつきまとう。)
④かつて行政のモデル事業だったが、資金を打ち切られて、今はやめている。

という4通りで、行政のモデル事業から資金を打ち切られても自主的に続けているケース等殆どなかった。

つまり、リサイクル事業というのは、行政のモデル事業として構想されても、それを独自採算事業として運営していくのは、至難の業ということ。こうした中で、下記の倒産記事が信用情報に掲載されていた。
  
    ☆  ☆  ☆

兵庫」 (株)神戸ポートリサイクル(資本金1億7100万円、従業員30名)は、6月17日に神戸地裁へ民事再生法の適用を申請した。4月に神戸市によって策定された環境政策「エコテック21構想」のモデル事業として民間10社の出資により設立した産業廃棄物処理業者。神戸ポートアイランド内で港湾バースに隣接する国内初のリサイクル施設を有し、環境に配慮した海上輸送が可能なことと、次世代型自動車リサイクルプロジェクトの拠点として注目を集めていた。
 しかし、当初より需要は伸びず、2007年3月期の年収入高は約4億円にとどまり、設立以降採算ラインを確保できない状態が続いていた。こうしたなか、関係会社であった(株)清水倉庫に民事再生法の適用を申請(その後2009年8月破産)したことにより資金的な後ろ盾を失い、取引先への支払い遅延などが表面化し対外信用が失墜。2009年3月に地元の業界大手から出資を得て同社グループの傘下に入り再建策を模索していたものの、燃料費の高騰などから収益は改善せず、ここに来て今回の措置となった。負債は約10億円。

   ☆  ☆  ☆

この事業は、神戸市のモデル事業でもあるし、国のリサイクルプロジェクト推進計画にも掲載されていた程の有望事業だった。しかし、いくら当初は、行政が資金的な面や用地的な面でお膳立てをしても、結局は、採算ラインの事業にはならなかった訳。

大切な市民税や国や県からの助成金が泡の様に消えてしまった。

家族の生活がかかっている貧乏な国民や企業は、国、県、市の口車に簡単に乗っていけない。彼らは、「空想」でものを言っているし、国や県のプロジェクトは、「御用学者」や「御用文化人」達がでっち上げたものなんだ。

「絵に描いた餅」が消えても、お役人様や御用学者様は、全然、助けてくれないのだ。

「リサイクルの事業化」というのは、難しいので、あのヤマダ電機の事件の様な方向性となるか、あるいは破綻、あるいは、恒久的な行政からの資金投入を続けなければやっていけない。

エコポイント等は、全然、リサイクルには役に立っていない。省エネ達成基準を満たして製品に買い換える為に、膨大な資源やお金が犠牲になっている。

こんなのは無駄遣いなので、国民の生活文化に係わるような事柄は、「民」にまかせておけばよいので、国は、何もせずにみていてくれた方が、良い。それだけも税金の無駄遣いが防げるのでは。

カミーユ・モラーヌの歌2010/06/22 21:09

今日は、カミーユ・モラーヌの歌でフォーレの歌曲集を聴いた。
こういった湿気のある風が吹く日の朝に聴くには良い曲かも。

このLP、300円だった。

歌詞カードがついていないから、それとも、あまりにも渋い選曲だからか。

音質は普通。

曲目は、

1.優しい歌op.61~後光に囲まれた聖女さま(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
2.優しい歌op.61~暁の光は広がり(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
3.優しい歌op.61~白い月(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
4.優しい歌op.61~ぼくは不実な道を歩いていた(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
5.優しい歌op.61~ほんとに,ぼくはこわいくらいだ(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
6.優しい歌op.61~おまえが消えてゆくまえに(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
7.優しい歌op.61~さて,それは在る明るい夏の日のことだ(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
8.優しい歌op.61~ねえ,どうだい?(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
9.優しい歌op.61~冬は終わった(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
10.伴奏op.85-3(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)
11.夜曲op.43-2(ガブリエル・フォーレ:歌曲集)

この中で、白い月は、良く叔母が、ピアノを弾きながら歌っていた。僕は、フランス語が分からないので、なにやら物憂げな曲だなーと思った程度。

フォーレの作品は、レクイエムとかパバーヌ等、あるいは、少し渋くなるが、ヴァイオリンソナタ等もあるが、やはり、本命は、歌曲集だろう。

パンゼラのSPの復刻も良く聴いていたが、モラーヌの方が、現代的というかニヒル。

パンゼラは、甘い声で、メロディーによりかかるが、モラーヌは、歌詞の方に傾斜している。

しかし、サンボリズムの詩は、私には高尚過ぎる。

竹中郁とか、祖父の家に来ていたが、よくサンボリズムについて話していたっけ。

三宮で唯一というか、数少ない僕を楽しませてくれる店2010/06/22 21:38

三宮で唯一というか、数少ない僕を楽しませてくれる店がある。

それが、ユザワヤである。
でも、これって、神戸生え抜きの店ではなくて、チェーン店なんである。
http://www.yuzawaya.co.jp/information/tenpoannnai.html

難波にもあるが、これは、僕は、あのパチンコ屋の汚れた空気が階上に上昇してくるので、大嫌いなビッグカメラ難波店の7階なので敬遠。

神戸店は、凄いと思う。なんせ自社ビルで全フロアに商品が販売されているので、三宮のこうした店では、一番充実していると思う。

模型関係は、東急ハンズやLOFT等は、比較の対象にもならない。1フロア全てが模型材料で、鉄道模型も、Tゲージ、Zゲージ、Nゲージ、そしてHOゲージまで揃っている。

画材関係も多いので、鉄道模型のレイアウトを組んで、背景の絵を描きたくなってもここで全ての材料揃う。

油絵関係の画材も豊富。プロ用の絵の具も販売されているのが凄い。プロは、うちのお爺ちゃんもそうだったが、あんな小さなチューブでは、直ぐになくなるので、歯磨きチューブよりも大きなプロ用の奴を使用していた。

キャンバスも12号とか中途半端な奴もある。おじいちゃんのキャンバスは、祖母の手作りで市販品ではなかった。

キャンバス用の木枠を祖父の注文で自由に大きさを変えて簡単に組みあげ、キャンバスを打ち付けてカットして出来上がり。

キャンバスの端材は、小豆島のアトリエでは、薪でお風呂を焚いていたので、その燃料となった。

鉄道模型だけではなくて、グライダーとか、プラモとか様々なものが販売されており、楽しい。

手芸用品も僕は、自分ではやらないが、みるのが大好きである。ネックレスの材料とか数珠の玉とか、そういったものもある。ボタン等も面白い。

カーテンもオーダーカーテンがあり、素敵な柄のものもあったが、2窓用で合計1万5千円なのでパス。

ちなみにその隣が、今や、三宮で唯一LPレコードの中古が充実しているリズムボックスである。ここは何時もガラガラなので、つぶれへんかと心配だ。

阪急三宮駅から道路挟んで、商店外がある。センタープラザだったかな。その裏通りである。

やはり、商店街は、裏通りが面白い。帰りにユニクロでTシャツを2枚かった。

生活が苦しいので、生活必需品しか買う金がない。