あの源氏物語千年紀の勢いはどこへ。2010/09/29 19:59

京都eラーニング塾から久しぶりにメールが届いた。
新規開講講座のご案内だが、以前に比べて、かなり
縮小した感じがある。

あの源氏物語千年紀の勢いはどこへ。
http://info.pref.kyoto.lg.jp/el/general/index.aspx

古典とか地域文化の本質は、地味なものであり、派手な魅力はない。
地域振興プロジェクトとか京都文化博物館とか風俗博物館等々、
もともと古典の地味な部分になんとか現代風の派手な要素を付け加えて、盛り上げようとするが、長続きしない。

三条あかり景色は、別格として、全国で、あかりプロジェクトが流行し、果ては川西市までもが、そういった点灯のイベントをやっているが、どこでも、そこでも、点灯では、やがて飽きられてしまう。

飽きられずに、盛り上がりを続けられるのはなんなのか。
今朝のテレビでは、B級グルメの全国大会の様子が報道されていたが、料理関係は、くいもんという本質に訴求するもので、なんの飾りもないので、良い。

インタビューで、八戸のB級グルメ、煎餅うどんだったかそうゆうのをやっていたが、八戸での地域おこしのイベントとして、音楽祭とか映画祭とかいろいろとお金がかけてやっているが、全然、知名度が上がらず、このB級グルメが一番、全国的に知られていたのをアンケート調査でしって驚愕したとかそういった内容が報道されていた。

本質を誤魔化してのPRとか地域おこしは駄目だと思う。
京都など、もともと、本質的に充実したホンモノの町だとそうではないと思うが、それでも似せものプロジェクトが大杉だと思う。

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