魔法のレストラン2010/10/09 10:17

MBSの水野真紀の魔法のレストランの取材が、行きつけの飲み屋で取材に来ていた。

別にそんなに特色がある店ではないと思うし、お店の人には失礼と思うが、日常的な質素なメニューで、別に番組で紹介するほどでなないと思う。

特色としては、月桂冠に異常な程の思い入れを持った店であること、和風の小鉢もののアテが中心であること、大部分のアテが手作り品であること等々。

ああ、一番の特色は、店の人の個性が社長から従業員に至るまで、特に強いということかなぁ。

TVに撮されたら、二度と、この店には行けなくなってしまうので、当分は、様子見か。

アメリカで穀物在庫逼迫、いよいよ「饑餓惑星」化か2010/10/09 11:03

 ショッキングレポート 穀物不足いよいよ現実化


 世界の異常気象の結果、欧州、ロシア、ウクライナの穀倉地帯もやられ、南米、豪州も異常気象で、穀物の生産量が大幅に減少する懸念が出てきている。そうした中で、アメリカの生産のみが頼りであるが、この国でも大幅減産で、飼料用とうもろこしの安定供給に赤信号が点っている。

 日本はアメリカから1600万屯のとうもろこしを食品原料及び家畜飼料用として輸入しているが、この安定供給にも懸念が出てきた。今回の需給レポートの影響で、シカゴ穀物商品取引所では、ストップ高(値上げ幅の限界の高値に張り付いたままとなること)となり、市況は高騰。

 来年以降の日本国内の家畜飼料の大幅な値上げが避けられず、その結果、鶏卵、食肉等の価格への影響も徐々に出てくると思われる。
 既に一部の商社では、とうもろこし以外の飼料穀物原料の輸入の調査に入っているが、アメリカに匹敵する数量の確保は、現状では無理な状況となっている。

 更に、本当に怖いのは、来年夏場には、持ち越し在庫が底をつく為に、その時には、未曾有の穀物不足の事態の懸念も出てきた。法令、各主要港の穀物サイロには、1~2ヶ月分の穀物備蓄が義務づけられているが、その放出等を含めた緊急対策の実施が求められると思う。

 飼料不足となり、畜産農家の人たちが、飼料工場に押しかけるといった様な騒動が起きかねない。

 食料自給率の低下で日本では、大部分が輸入に依存しているが、飼料穀物は飼料用稲等の栽培で、自給率アップが進められているが、徐々に増加しているといっても、アメリカから輸入されるとうもろこしの1割にも満たない数量しか、日本国内では、増産出来ない。

 11~12年も異常気象となれば、地球は、「饑餓惑星」となる危険が出てきた。

☆☆☆

 現地8日発表のUSDA(米国農務省)のとうもろこしの需給見通しの内、2010~2011年度(現在収穫が進められている分)のとうもろこしの生産量が126億6,400万ブッシェルと前月の発表値に比べて4億9600万ブッシェルも下方修正された。産地での天候不順により、イールド(単収)が大幅に落ち込んだの原因。一方、需要面では、飼料需要(米国内向け)が54億ブッシェルで前回比1億5000万ブッシェルの上方修正、食品産業種子利用(燃料用エタノールを含む)が60億8000万ブッシェルと前回比1000万ブッシェル減少となり、輸出需要は、20億ブッシェル(前回比1億ブッシェル減)の見積もりとなった。需要総合計は、134億8000万ブッシェルと前回の134億4000万ブッシェルから4000万ブッシェルの増加となった。
 この結果、期末在庫(供給総合計から需要総合計を引いた残り)は、9億2000万ブッシェルと前月の11億1600万ブッシェルから2億1400万ブッシェルの減少となった。

 この9億2000万ブッシェルの在庫量というのは、前年の17億800万ブッシェルに比べて52.8%といいう大幅な減少と、過去数年間のアメリカのとうもろこし需給レポートの中でも希有の減少率となっている。