ダイソーマックスバリュー大池店2010/11/08 21:11

天井の雨漏りの染みを隠す為のインテリアシートをダイソーで捜しているが、
神戸三宮店、鈴蘭台店等、なかなか発見出来ない。同じ商品ロットが、60セットいるので、どうしようもない。以前、書いた通り、三宮店に問い合わせると、色違いのどちらが来るか判らないというので、取り寄せも出来ない。

この製品は、韓国製で、ダイソーがオリジナルで輸入しているので他の店から買うことが出来ない。ダイソーのWEBを検索して、片っ端からダイソー各店を探してみることに決定。

まず、手始めに神鉄沿線で最も店舗面積が大きいダイソーマックスバリュー大池店にターゲットを絞る。
http://www.daiso-sangyo.co.jp/shop/list/data/index.php?code=8116&area_code=28
なんと坪数324坪で、神鉄沿線最大である。

神戸電鉄有馬線で鈴蘭台から20分位。結構、遠い。夕方遅い時間だったので、学生さん達が大勢電車に載っていたが、正直いって柄が悪い。電車の景色は、紅葉などは綺麗が、結局、どこも山奥で、新興住宅地が並んでいて閉鎖的な環境。いわゆる風通しの悪さが気になる。神鉄は、駅周辺の開発が下手なので、田舎駅のままなのに、住宅地がどんどん肥大化しているので、こんな感じになる。

 ここから三宮までは、1時間以上かかってしまう。通勤にも不便。家の程度も変わらない。不況で、大阪市内でも安い家が買える世の中なので、どんどん寂れていくのではないだろうか。そうなると、全く、自律的な地域社会のインフラがないので、大変なことになる。どの駅も住民達が生活していく為に最低限のインフラとして巨大なスーパーや店舗が置かれている。

 駅を降りると直ぐに踏み切り。怖ろしいのは、幅員が狭いので、踏切で、自動車がすれ違い出来ないので、横断道から歩行者が押し出されて、線路を歩いて横断せざるを得ない。

 「神戸電鉄さん。これくらいちゃんと整備して下さいよ。さもないと大事故になりますよ。」

 まるで、マイクロバスやトラックやトレーラーの様に、個人用の乗用車がアメリカ式に大型化されてしまったので、既存の踏切や道路設備では対応出来ないのである。

 結構、駅から歩いて、マックスバリュ大池店に到着。


 凄く立派な店舗だったが、入ってがっかり。オバサン1人で店番していて、客も1~2名位。在庫も開店時からほとんど入れ替わっておらず、鈴蘭台店よりも在庫が薄い状況なので、お目当てのインテリアシートは、2枚しか手に入らなかった。その換わり、サッシロックの大型の奴を発見したので、4個買った。


 これって、ガラスを割られてもサッシが簡単に開かない様に取り付けるものだが、日本製のものは、ツマミを外してロックして置く様になっているが、これは、固定式。結局、ガラスを割って棒かなんかを噛まして外すか、ツマミを回すと簡単に開いてしまうので、厳重に鍵をかけても意味がない商品。結局、夏なんかで、半開きにサッシをロックしたい時に使用するみたいだが、どんなものかと思う。ちなみにこの小型の奴をギチギチに鍵を掛けているのを試しに力任せにサッシ戸を動かすと、金属部分が直ぐにバカになって、コチッと開いてしまった。だから、強力そうなのを買ったが、全面、サッシ窓を破られたら、全然意味がない点では同じかな。

 帰りに大阪王将がこの駅の近くにあるので、晩ご飯を食べた。京都王将に比べて味があっさりしているが、美味しい。調味料があんまり使われていない感じで、八宝菜等も野菜の味が活きているので、関心した。京都王将の様に安物のかまぼこが入っていない。卵スープも趣味が良く美味しい。チャーハンは、標準的なもの。これも味付けが薄い。でも、値段は、相当高いし、ビールがサントリープレミアムモルツなので、物足りないが、ここの料理のあっさりした味付けに合う様に、刺激が少ないビールが選ばれているのかもしれない。

脱走って人間の生きるための英知の結晶で素晴らしいと思う。2010/11/08 22:05

 昨日のBSハイビジョンでやっていた「大脱走」。ちょい見の筈が、最後までみてしまった。

 実際の史実の映画化ということで、監獄物や脱走物に目がない自分には、途方もない名作である。

 映画をみていて何時も思うのは、こんだけ大っぴらに準備やっていてよくばれなかったもんだと思う。

 実際にも相当な距離のトンネル掘ったらしい。工具等も必要だが、物資調達係が、盗んだり、あるいは、看守を買収して必要なものを手に入れている。

 お気に入りは、コリン・ブライス。俳優さんは、ドナルド・プレザンス。この人、最後には目が見えなくなってしまうが、脱走そのものには、成功。ヘンドリーと一緒に、飛行機を旨く盗んで、ノイシュバンシュタイン城の脇の湖の上を飛んで、もう少しで、スイスというところで、燃料切れで不時着。コリンは、銃で撃たれてしまう。きっと怖ろしかったと思う。

 コリンは、カメラが趣味である。だから、ドイツ製のフォーカルプレインシャッターのカメラが欲しいと調達係にいう。果たして、約束通り、カメラが手に入る。ところが、そのカメラは、彼が欲しがっていたパルナックライカ(おそらく、当時の年式だとLAICAⅢcだろう。フォーカルプレイン式シャッターで当時の最新鋭機)ではなくて、コンテッサネッテルという旧式のカメラであった。「そうだ、これだ、フォーカルプレインだ。」とコリンはカメラを手にして言ったが、これは、映画の間違いである。

 この俳優さん、刑事コロンボの「別れのワイン」にカッシーニ・エイドリアンというワイナリーの社長の役で出演。この演技も印象に残っている。大脱走でも独特の味わいのある演技が面白かった。


 フォン・ルーガー(収容所所長)も印象に残る。この人の胸には、あの第一次世界大戦の撃墜王の印、ブール・ル・メリット勲章が光っている。第1次世界大戦の空中戦は、まさに、日本武士道の一騎打ちの様な決闘であり、敗者にも人格を認めるという方針なので、それが結局は、捕虜達への甘やかしになって、大脱走につながってしまった。

 脱走って人間の生きるための英知の結晶で素晴らしいと思う。