まず、病気で叩かれて、次は、TPPが待っている2011/01/23 22:46

宮崎県の鳥インフル2カ所目。
本当に絶望的な気分になる。

周辺養鶏場を含めて41万羽の殺処分。
大型養鶏場の飼養羽数に比べたら、少ないが、蔓延を抑えきれない可能性も。

口蹄疫でも大打撃を受けたが、またまた鳥インフルで、この国の家畜疾病対策はどうなっているんだろう。

韓国では、口蹄疫の感染爆発で、どうしようもない。

業界新聞は、関係ないと思われるが、そうでもない。
昨年の口蹄疫を境にうちの会社は傾いた。

こんな風にずっと伝染が続いていると業界そのものがやっていけない。導入前のヒナにワクチン接種を義務づけるとか、ウインドレス以外での飼養を禁じるとかそういったことになれば、平飼いの養鶏場とか小さなところは、やっていけなくなるだろう。

そうなると、また、畜産人口が減る。
まず、病気で叩かれて、次は、TPPが待っている。

業界新聞は、関係ないと思われるが、そうでもない。
昨年の口蹄疫を境にうちの会社の命運は尽きた。

一昨年末の段階で損益分岐点を割り込んでおり、1年の急降下とダッチロールの果ての墜落寸前である。

こういった業界紙は、一度、収益が悪化すれば、業界人口自体が縮小しているので、もはや回復の望みはない。

もう、終わりかも。
別の業界新聞の記者とか考えたりしているが、この年齢では無理。
ホームレスもつらいし、そうなると、

ケジメをつける以外にないな。

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