VAIO救えず2011/02/24 23:09

 結局、出張で壊れたバイオは復活できなかった。今時、600MHZのCPUを積んでXPを動かしているなんて、もう、どうしようもない時代遅れの機械だったが、最低限の役には立った。
 HDD自体が壊れていたみたい。このIDEも接続可能なUSBアダプターを3千円でパソコン工房から買って来て、このマシンに接続して、不良セクタとかの修復を試みると同時にMY Documentファイルの吸い出しには、成功したので、銀行取引等のデータは、復旧出来た。

 問題は、不良セクターを修復したHDDをバイオに再度、取り付けてXPも起動するのだが、暫くすると、フリーズしてしまう。ひょっとすると、ATPIのインターフェース回路が逝かれているのかも。

 というのは、僕は、もともとピアノを弾いていたので、キー操作のタッチが滅茶苦茶強い。バイオは、下側にHDDがケースをネジ止めされているが、これが、カバーを止めているネジでそのまま、マウントを固定しているので、ダイレクトに衝撃が伝わるという凄い仕組み。
 それで、IDEのソケットが、マザボに直付けになっており、そこに垂直方向にIDE(ATPI)の端子が刺さる様になっており、衝撃で、接触不良になったまま、なんどか使用している内に、回路自体がおかしくなってしまったらしい。
 こうなるとドライブ交換でも、無理。まだ、結論が出たわけではないが、今時にIDEの2.5インチなんて稀少品なので、新品を入手するのもつまらないし、お金がもったいない。
 そこで、ヤフオクで、パナソニックの、letsnote Cf-y2をゲット。送料込みで、1万6001円。HDDは、80GBに拡張してあって、新品に交換済み、メモリ512MBつきだという。重さは、1.4㎏なので、バイオとそんなに変わらない。
 届いてみたら、なんとこれでA4、CPUは、今頃、PenMの1.4GBだが、凄く速く感じる。このマシンが発売された年は、2004年。当時、僕は、バイオの前の型(Windows98マシン)を使っていた。こんな時期に、こんな、今使ってもあんまり、遅さが感じられないマシンが発売されていたなんて。当時の価格で、29万円前後で、僕は、貧乏なので、これは、とても買えた品物ではなかった。
 とにかく、スーパーマルチドライブで、CRPM対応なので、地デジ録画のHDDレコーダで焼いたディスクが再生出来たり、実際の仕事に使用してみたが、僕の様な原始的な物書きの職業では、完全に実用レベル。キーボードも大きく打ちやすい。
 唯一の欠点は、やはり嵩張るということである。重さは、凄く軽いが、リュックに入れると少し大変。
 当時のレビュー記事も発見。使用して気になったのは、光学ドライブの蓋が上に開く仕掛けなので、少し浮き上がっていて、右手の手のひらに時々違和感を感じたり、ドライブの電源オンオフの音が少し大きかったり、そんな位。画面も大きいし、実際に仕事で使うのは、これくらいでないとということか。
http://direct.ips.co.jp/pc/ihtml/letsnote/sutapa/default.cfm


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