政府民主党は、ただちに決断を下すべきだ2011/03/15 08:32

 NHKは、どうして、東電の記者会見の中で一番重要な部分に来た時に画面を切り換えるのだろうか。なんらかの報道規制が行われている可能性が高い。

 福島第1原発の2号基の場合は、既に炉心溶融の段階から次の段階に移行している。

 つまり、燃料棒の一部が圧力隔壁の内部に落下、そこで、部分臨界に達して、その大量の熱で空気膨張が発生し、圧力容器隔壁の一部を破壊、更に、下部の圧力調節弁の一部を熱で損傷させ、放射能を含んだ汚染水が外部に漏れ始めている。

 発電所周囲の海洋汚染を防止する為に、今から、防御堤の工事に着手しないと間に合わない。

 圧力容器の下部に落ちた溶融した放射性物質(象の足と呼ばれている)の蓄積量が増加すると、即発臨界の数量に達し次第、核爆発になる懸念もある。

 スリーマイル事故の場合は、当初は、炉心溶融で停止出来たと考えられていたが、事故後8年経過して行われた調査で、隔壁の一部に亀裂が入っていたことが判明した。

 2号機に海水を投入しても全て下部から漏れ出し、更に汚染を深刻化することになるが、即発臨界を防止させる為には、冷却作業を続けねばならず、もはや発電所外の広大な面積の汚染を防止することが不可能になった。

 発電所内でも危険な放射線レベルに達したので、職員の退避作業が始まっている。(この後、どうなったのかは、NHKが映像を切り換えたので、判らない。)

 明らかにもう、手がつけられない状態である。こうなると、北半球全体の広範囲な汚染につながるので、中国、ロシア、北米、韓国等への国際責任も生じてくる。

 今後の外交問題への波及防止の為、すみやかに、日本政府は、国際原子力安全委員会に緊急救援を要請し、今回の原発事故を国際対応で対処しなければならない。

 もし、日本国内で対処すれば、今後の国際汚染問題について、日本一国だけに大きな責任がかかって来て、その賠償の為に国運は尽きてしまうだろう。

 政府民主党は、ただちに決断を下すべきだ。

震災後円高が進む訳。2011/03/15 09:35


 震災後、ニューヨーク外国為替市場は、円高が加速してきている。昨日の終値は、1ドル81.55円と前日よりも更に円高となった。

 今回の震災発生で、保険会社は、膨大な金額の保険料を支払わねばならず、手持ち資産のみでは、間に合わず、海外資産を含めたドル建て資産を売却して、円を購入しなければならない事態に追い込まれている。

 それにしても、今後は、火災、地震保険の料率が法人、個人向けともに上昇するだろう。僕の場合は、3年契約にしておいてよかったが、3年後が怖い。

首都圏鶏卵入荷ゼロに2011/03/15 10:24

 かねがね予想していたことが現実化しつつある。JA全農が首都圏の鶏卵入荷ゼロを発表した。

http://www.jz-tamago.co.jp/cgi-bin/select.cgi

 養鶏農家への飼料配送、鶏卵の回収、出荷センターの稼動、鶏卵のトラック輸送、ことごとく機能が麻痺している。

 今後、生鮮食品の不足が予想されるので、早い目に手当しておいた方が良い。また、値段も早くも上がり始めている。

菅さん、怒っても仕方がないよ。2011/03/15 13:14

 ついに私と同じ考え方が出て来だした。
 菅さんがついにキレたらしい。

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E3E7E2E2988DE3E7E2E1E0E2E3E39790E3E2E2E2

 でも、今更、東電に怒っても意味がない。無策さを国民に知らしめるだけなので,マイナス効果。

 福島原発を東電から国の管理下で、更に国際原子力安全委員会に委ねる手続きをしなければ、間に合わない。

5年が経過2011/03/15 17:05

 このブログを始めたのが、2006年の3月の今頃なので、ちょうど、5年が経過した。

 2010年位までは、色々なことがあったが、なんとなく余裕もあり、ブログを書いていて楽しい日もあったが、最近では、暗い話題ばかりである。

 転居して経済的にも余裕がなくなって、色々とお金を使って製品を購入したり、いろいろなところに出かけて、その印象を書いたり、本を買ったり、通信の大学に通ったり、そういったことが出来なくなったので、話題も当然暗い方向になる。

 今回の地震も予め予期していたことだが、それにしても起きてみるとあまりにも凄惨で、この世に神も仏もないのではと考えてしまう。

 この他、今回の地震では、ここに書けない犠牲もあったが、もう、ほとほとブログを書くことが嫌になった。

 最初には、抵抗があったブログ公開も大勢の人がみてくれて、それに勇気づけられて、更に、何か、生活していることへのランドマーク的な面もあり、それなり意義があると思っていたが、もう、それも無くなってしまった。

 一度、ブログを止めかけた時に、続ける様に励ましてくれたお方もいたが、自分自身が、もう生きているとか、そうゆうのもどうでもよくなってしまったので、5年を契機に、ここも終止符を打つかどうか考えている。

 例の原子炉問題が、これ以上、事態が悪化せずに解決すれば、ブログを続けようと思うが、二進も三進もいかなくなった場合には、その時点で、もう、何もかもやめてしまおうと考えている。