ドイツ青少年福祉シリーズ2012/10/22 21:20

ドイツ青少年福祉シリーズ 2012/09/08発行

ドイツの歴史的蒸気機関車、王立バイエルン邦有鉄道「S3/6」型。急行旅客列車用として製造された車軸配置2C1型、同「Ptl2/2」型、レオポルド・フリードリヒ機関車 1800年代製造。

やぁ、久しぶりに切手買いました。昔は、いっぱい集めていました。

もう疲れました(-_-)2012/10/22 22:03

10月の童子関西句会は欠席。

童子のWEBに踏青さんが、代表句を載せていただいてます。

謹んで、拝見してゐると、当日の風景が目に浮かぶ様。
特に明日香さんの句が一番良いなと思う。
他の方の句も見事。
僕より後に入った方の句も僕よりもずっとレベルが上がっている。
そういったことは、痛いほど、判るが、僕は、下手な句しか詠めない。

何故なんだろうな。哀しい気分。
とにかく、こんな凄い人達ばかりなので、僕は、浮いてしまっているので、お勉強させてもらっている感じで、僕が下手な句を出すと座が白けてしまうのが、本当に申し訳ない。

11月もお休みします。
ごめんなさい。
俳句は、ひとりで下手な句を詠んでいくことにします。

また、桃子先生は、大好きだけど、その先生の添削も遠慮させていただいて、自分の本当の低いレベルの句を、投句し続けることにします。

自分は駄目な人間なので、仕方がないのです。

PLAYブックスというアプリ2012/10/23 16:53

 スマホなど使うまいと思っていたのが、ヤフオクで白ROMが販売されているのを知って、8千円で、SC-02Bをゲット。保証が約1ヶ月ほど残っている。元箱やケース、包装等新古品と言って良い状態。
 液晶は、有機ELなのでやや発色に癖があるが、値段のことを考えると文句は言えない。
 現在、SIMを入れていない。ドコモでパケ放題フラット契約が発効するのは来月1日からなので使えない。

それまでは、eモバイルのWIFIや家の無線LANに接続しているが、音声認識やGPSマップでは、現在位置が、家の敷地内のどの場所にいるかまで判るという信じがたい状況等に驚く毎日。
 日経電子版もはるかにPCよりも読みやすいし、実際の新聞をみている様な感じ。
 PLAYブックスというアプリがあるので、動かしてみると、無料の本が色々とダウンロード出来た。左は、不思議の国のアリス。中は、芭蕉の全句集、右は、源氏物語の音楽で山田孝雄博士の名著である。源氏物語の音楽は、わざわざ、佛教大学の図書館から取り寄せて、研究に使用したものが、こんなに簡単にみれるなんて、そんな時代になった。
 更に古い時代の版本や江戸時代の歳時記まで無料でみることが出来る。お金を払えば、更に良い本をみることが出来るが、これ以上、クラウドサービスにカードの登録がしたくないので躊躇している。APPPLEやGoogle程、ハッキングされやすいサイトはないから。
 バッテリーの持ちは、画面を最も明るくするとかなり早く消耗する。Yahoo!にカスタムバッテリーが販売されているが、純正品ではないので怖いので当面は使用しないつもり。

貧乏句と子規2012/10/23 21:18

貧淋し喰えぬ木の実の落る音 明治31年

子規は、山ほど、貧乏の句を詠んでいるが、これは傑作である。季語としての木の実の本意、しれは、淋しさであるが、それを身にしみる貧乏の寂しさを結合して、この様な面白い句を作っているところにみどころがある。
以下は、子規の貧乏の句を全部抽出してみたもの。


春の貧乏

初牛に貧なる里の幟哉
いつまても貧しき声の蛙哉

◎春の貧乏の特色(-_-)
回りをみて落ち込んでいる所に特色がある。

夏の貧乏

にきやかに貧乏村の蚊やり哉
湧きあがる貧乏村の蚊遣哉
蝙蝠や貧乏町の夜学校
貧しさや葉生姜多き夜の市

◎夏の貧乏の特色(^^;)
楽天的である。

秋の貧乏

貧村の秋の山吹花咲きぬ
貧に誇る我に月の如き寶珠あり
名月に貧女がつゞれのふしま哉
貧乏を見せじと人の魂祭
貧厨や柚味噌殘りて鼠鳴く
貧交は秋の扇を參らせん
裏店や貧乏見ゆる秋のとばり
鳩吹の貧しき里を通りけり
馬追の我貧乏を鳴く夜哉
目をぬすみ小鰯ひろふ貧女哉
北海の鮭あり厨貧ならず
貧厨の光を生ず鱸哉 動物
木槿さくや寺のうしろの貧乏町
貧しさに菊枯し瓶の梅もとき
貧しさは菊枯れし瓶の梅嫌
貧淋し喰へぬ木の實の落る音
破れ盡す貧乏寺の芭蕉哉
貧村に寺一つあり破れ芭蕉
貧乏な八百屋車や芋大根
夕顔の貧に處る絲瓜の愚を守る
嵐雪の黄菊白菊庵貧し
鷄頭ヤ絲瓜ヤ庵ハ貧ナラズ
清貧の家に客あり蘭の花

◎秋の貧乏の特色(-_-)
貧乏感が季語にあるとおり身にしみる。心の貧乏でもある。

冬の貧乏

金性の貧乏者よ年の暮 時候
貧乏な村をとりまく冬田かな
隣住む貧士に餅を分ちけり
貧乏は掛乞も來ぬ火燵哉
貧しけれど雪車と雪沓と馬二匹
皸や貧に育ちし姉娘
貧血の君にさそはれくすり喰
貧をかこつ隣同士の寒鴉
から鮭や市に隱れて貧に處す
水仙や貧乏徳利缺茶碗
二三本葱買ふて行く人貧し

◎冬の貧乏の特色(>_<)
貪欲になる。空腹で欲が刺激される訳。

新年の貧乏

貧乏の正月はうしさりながら
蓬莱に貧乏見ゆるあはれなり
福引のわれ貧に十能を得たり
福壽草貧乏艸もあらまほし

◎新年の貧乏の特色
心が貧しい。けちくさくなる。

死滅メディア 哀しきロンサムジョージ2012/10/24 20:39

最近、凄まじい勢いで死滅してしまったのが、MD。
現在、MDが再生可能な機器(コンポ)を現役で出しているのは、ONKYO(ひょっとしたら旧機種の売れ残り?)とSONYしかない。

SONYのは、CD、MD、カセット、ウォークマンと旧メディアの博物館のミニコン。
http://www.sony.jp/system-stereo/products/CMT-M35WM/

昔は、どこにでもあるありふれたミニコンだが、今や、SONYしかない。
結局、SONYはI-PODを使える機器は出せないので、旧機種の博物館にならざるを得ない。

音質などの評価は低いらしい。実売価格2万円位。
同値水準で日本直販等で、レコードとCDとカセットとUSBの機種が出ており、こちらは、2万5千円位。MDはついていない。

面白いのは、MDが死滅しているので、今の20位の人は、もう、このメディアを知らない人がいて、どうやって再生するのかとかそういった質問コーナーまである。お父ちゃんの引き出しから出て来たんだけれどとか。
MDは、僕は、発売された当初から購入して、その音質に感動したが、今や昔話。

このSONYのコンポも昔のカセットやMD等の黄金時代を知るものにとっては、技術的にも品質的にも最低水準。.それでも使えるだけがマシ。

3HEADのカセットデッキや高級MDデッキの音と比較する方がおかしい。最低限の機能が辛うじて退化して残っているのにみんな感動、経緯を表明して購入する。

最近、レコードやカセットをデジタルメディアに簡単にコピー出来る商品が多く発売されているが、プレイヤーは、昔の子供用のプレイヤーに使用されていたレベルのアイドラドライブ、針圧が強すぎてレコードを台無しにしてしまうセラミックカートリッジ(イコライザーが要らない。セラミックの特性でRIAAカーブに使い特性を得る様にされている。)あるいは、ノイズリダクションさえついていないカセットデッキが無理矢理にリバースにされており、ワウだらけ。

これらのメディアに比べると、MDは、音質でみても数ランクつがうが不要に低い扱いを受けて、ガラパゴス化されて日本でロンサムジョージになろうとしている。

ヤフオクで過去のパナソニックのミニコンを買ったが、もう退化の兆候が出ていてカセットは最低ランク、MDも耐久性がなく直ぐに壊れる代物。音飛びがして使い物にならないチェンジャー等々。それでもMDが聴けるので、このぼろい中古を使用している。

これももはやチェンジャーも壊れ、さっき、カセットも壊れた。
真空管のCDプレイヤーやPCのUSBのデジタル音源をこれで聴いていると、それ程、悪い音でもないが、良い音でもない。それでも音楽演奏の良否は判る。

こんなのでもPCからUSBモードでダイレクトで録音出来ないようにプロテクトされているのも哀しいもの。

句座始め2012/10/24 20:54

俳句童子の西日本句座始めは京都で決定。
これにかりだされることに決まった。
若手でやるので、さぼる訳にはいかないという。

結社というのは、俳句が4割、6割が集団行動に関するワーキング、付き合いなので、こうしたことも垂直秩序の中で重要や役割期待が課されることになる。

最近は仕事も大変だし、体調も悪いし、何よりも、結社にいるとお金が湯水の様にかかるので、ゴスペルの会等にかわろうかと思っている。こちらでも徹底写生がコンセプトらしく、お金もあまりかからないそう。
それでも本部が関西にあるし、ネット句会も熱心なので面白そう。

厳しいのは一緒(-_-)だというが。

桃子先生は大好きなんだけれども.....

砧打てばほろほろと星のこぼれける2012/10/24 21:09

砧打てばほろほろと星のこぼれける 明治27年

子規は砧の句をいくつか詠んでいる、その中で、この句にニュアンスが近いような。

露ほろりほろり砧の拍子かな

「ほろほろと」、「ほろりほろり」と似たような擬態語。
僕は砧打つ音を聞いたことがないので、果たして、どんな感じか判らない。

子規らしい感性に溢れた句。
ちょうど今頃は、夜半にオリオン座が南中して、冬の星座を楽しめる時期に入ってきている。じっと星を見上げていると砧の音が聞こえてくる。それを聞いていると、満天の星が落ちてくる様な感じがするのだろう。

そういえば、満天の星にも最近は出逢ったことがない。
本当の星月夜をみたことがない。

俳句詠む資格ないな。

ウィリアム・モリス展2012/10/25 22:14

今日は、明石市文化博物館で開催されているウィリアム・モリス展を参観。

山陽電鉄明石駅から北に数分位のところ。
途中、明石城のお濠端を移動する。

展覧会の入場料は、僅か800円。生協の会員なので、200円引きだった。

モリス展、現在、インダストリアルデザインの先駆者とも言えるし、新しい美術分野の開拓者とも。

先日、参観したバーンジョーンズと大学で同窓であったとか。たしか、ステンドグラスにみられず、構図や色彩等の描画法に類似点が感じられるが、モリスの方が象徴化、デザイン化が進んでおり、ある意味現代的に洗練されている。だから、ステンドグラスは、中世風というよりも19世紀末期の一般家庭の装飾の様な。

次にモリスの染色をみると、これも今はやりのアップサイクルの衣料の模様、つまり自然回帰のデザイン、織物の質感を大事にするやり方、刺繍の簡潔なデフォルメ化等々。

でも、一番素晴らしいと思ったのは、壁紙である。特にグリーンの唐草模様のデザイン、本当にほれぼれとする。壁紙は、私も何度も部屋に貼り替えて判ったが、その人の生活文化を一新するほどの大きな装飾品。だから、一番、大事な装飾だとも言えるだろう。

彼の作品の特色は、木版画の技法で、平板印刷の様な感じ。そばで見ると非常に簡潔、単純な模様も離れてみると非常に精緻な感じがして、そういった距離感による印象の変化を模様として非常によく表現している。

椅子もアールデコよりも斬新的で、むしろ20世紀前半、あるいは、いまのネオモダン風のデザインでこれも面白い。

モリスのデザイン以前、みたことがあると思っていたら、毛布の模様をデザインしていた母親参考にして画帳等をみていたことを想い出した。

ミュージアムショップで、4千円分のアイテムを買ってしまった、葉書を入れる額や栞、陶板等。

モリスのデザインをサンゲツとかそういったところでやって僕らにリーズナブルな値段で壁紙を提供して欲しい。素晴らしいデザインの部屋になることは請けあい。

ウェルナー・ヘンツェ逝去2012/10/28 11:18

今日の新聞に作曲家(1926年ザルツブルク生まれ)が逝去されたとの報道が。

現代作曲家のうち、僕は、リゲティに次いで好きな人。この人のギターソナタ等を若い頃に習ったが、複雑な変拍子等に手こずった。

クラシックの作曲家で、特に、現代の一流作曲家で、ギター音楽を本格的につくったのは、ヘンツェと武満徹位か。ヴィラ・ロボス等は、現代作曲家とは言えないし。ブローウェルは、ギタリストだし。

実際、ギタリスト以外の人がギター音楽を作曲するには、あまりには、特異なスコア表現や運指、音域の狭さ等を熟知する必要があるので、なかなか作品が生まれない。

ヘンツェは実にこの点で、秀でていた。こんな人がどんどんいなくなって、クラシック音楽の世界も徐々に消えていくのだろうか。

スクロヴァチェフスキー指揮ザールブリュッケン管弦楽団の演奏で、「ODE AN DEN WESTWIND(1953)他の管弦楽曲を今聴いている。
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