廃墟と化していく大阪市街地2008/09/02 21:59

自作オモデジカメ、ウルトラワイドヘリヤー15㎜で撮影
 なんというか梅田も凄いことになって来た。
 不況の風というか、都心部にある駅前第3ビル(写真上)の地下2階(写真下)の古本屋があるところの周囲を見回すと、真昼間というのに、大体全体の4割程度の店がシャッターを下ろしている。
 つまり、閉店・廃業した後にテナントが入らないままに放置されているということ。
 家賃が払えないということもあるが、それだけ、客の入りが悪くて商売にならない訳。
 ノースモールの地下街も阪急が工事中で中央から地下へ抜けられないので、脇道を歩かねばならないので、何時も、混雑しているが、その地下商店街を観察しても、ただ単に通り過ぎるだけで、店で飲食・買い物をする客は激減している。
 集客数の数倍ものフロアが閑古鳥が鳴いている。
 最近では、難波や心斎橋が賑やかになって来たが、こちらも通りを外れると全く人気はない。
 大阪の地盤沈下は、今年に入ってから更に進んだ感じ。
 「橋下知事さん、なんとかしていや。」
 写真は、Lマウントライカ撮影の自作改造カメラでウルトラワイドヘリヤー15㎜で撮影。まるで標準レンズで撮影したみたいである。
http://fry.asablo.jp/blog/2008/08/29/3719450

 やはり、CCDのゴミが目立つ。

ダゲレオタイプか、レトロな木製カメラ2008/08/29 23:59

はたまた、ダゲレオタイプか、レトロな木製カメラ。
 イーストマンコダックの最初のカメラのフィルム使い捨てなのに、木製だったとか。
 実は、このカメラ、先日紹介したLマウント(ライカレンズ)が使用可能なチープな自作デジカメに、ウルトラワイドヘリヤー15㍉とファンダーを装着したところ。
 これで約80㎜位で撮影した様な写真が撮影出来る。
 左上は、Soraちゃん。シマウマのカバーを着せてもらっている。
 木製ボデーは、ただ単に塩ビフィルム材(オーディオスピーカーに使われている様なカバー材)をプラボディに貼り付けてある。
 そういえば、ゾルキーやフェドを改造した偽ライカのロシアカメラにも、こんな色のボデーのものがあったっけ。
 裏は、写真には写っていないが、ゴム貼りである。こうするとグリップが改善される。
 面白いので、こんなタイプの改造カメラを濫造してみようかと思う。

開封するのが惜しい気も。2008/08/19 22:32

NIKON COOLPIX600で撮影
 今日、帰宅してみたら、ヤフオクで510円で落札したSora用のフェースパッドが届いていた。
 なんか、包装自体がオシャレで、開封するのが惜しいような気が...
 「いかんいかん、また、オタクのクセが。」
 前の持ち主も開封、使用するのが惜しいので、ひたすら包装を開けずに眺めるばかり、その内、Soraが壊れてしまって無用の長物と成り果てた。
 Soraは、その感じ、構造からして壊れやすいと思う。
 自分のも少し動作が不安定だが、それを補っても面白いオモカメだと思う。

友達になれるかな。2008/08/17 22:47

NIKON COOLPIX600で撮影したSoraとSoraで撮影した写真
 ジャンクで買った東芝の200万画素デジカメ、なんかフィーリングが楽しい。
 銀色のボディーのフロントカバーは色々なタイプに交換可能ということで、昨日、ヤフオクで入札して落札した。2~3日中に送ってくる筈。
 結構、このカメラのファンが未だにいる様で、ヤフオクでも数件の入札があった。
 画質はやはり、かなり、オモカメ的であるが、モノクロにすれば、なにか風情がある様な写りがしてくれそうな雰囲気がある。
 私は、シャッター中毒で、少なくとも30分一度は、デジカメのシャッターを押していなければ、落ち着かないという病気にかかっている。
 そういった時には、このカメラは、座右においておくには良いかも。
 外部電源に5V位のACアダプターを差し込んでおけば、慢性的にそういった役割を果たす。
 但し、致命的な欠陥というかジャンクという所以なのか、電池及びメディアを取り出すと、日時設定がクリアされてしまうので、大変不便だ。
 また、露光が少しおかしくなる時がある。
 ISO400にしてもそれ程、画像が荒れないのも不思議なカメラだ。
 NIKONS600と比べると、6年間で何か20~30年程度進歩したような技術的な隔たりを感じる。特にマテリアル的な質感の向上には目を瞠らされる。
それでも、人間臭さに、何か友達になりそう。
 こんなカメラを集めている人も多いようで、「低画素で行こう」というWEBもその一つ。
http://www.geocities.jp/mellotronics/teigaso.html
 私のこの中で、数台所有していた記憶があるカメラがある。

「空」=Soraカメ参上!2008/08/16 15:15

「空」の世界を写し取る仏教カメラというべき画期的製品。

 というのは嘘で、東芝が2002年に発売した「Sora」というネーミングのカメラ。
 当時のコンパクトデジカメの標準画素数200万画素を備えており、一番ユニークなのは、表面のパネルをユーザーのお好みで交換出来ることであったようだ。
 また、当時としては、最小サイズであり、現在でも横幅はNIKONS600よりも小さい。但し、縦幅はかなり大きい。
 それでもこの時代にこの大きさのカメラは珍しかった。
 光学系は、F3.1/F8の固定レンズ、1/2.7型原色CCDセンサー、ISO100~400の変化に対応。1秒~1/500秒、4倍デジタルズーム、1.6型TFT液晶(約6万画素)。
http://www.toshiba.co.jp/mobileav/camera/sora/t15/spec.htm
 画期的なのは、全ての機能切り換えがタッチパネルで行われる方式で、今、PANASONIC等の最新のデジカメでも再び注目され始めている方式。
 それにしても、6年も前に発売したカメラのWEBを未だに維持している東芝さんも素晴らしい。
 ヤフーオークションで、ジャンク扱いで、落札金額は、僅か100円。送料500円であった。
 電池を入れて動作するかどうか確かめてみたが、起動せず。
 早速、分解で、特に分解し易い構造で、殆どビスを外さなくても、前後のパネルが外せる構造。
 接触が悪い部分に半田コテを当てたり、液晶パネルのケーブル等の再接続等をして、ようやく起動する様になった。
 でも、ギコギコいってモニター液晶を見ると、ボヤボヤの画像が写っている。
 レンズを見ると、何やらいがんで居るような。
 それで、レンズカバーを外し(無くしてしまった!)中を軽く無水アルコールで浸して綿棒で掃除すると、レンズをとめている枠のプラスティックが溶けて、合焦機能が損なわれていた。
 掃除をしたら、なんとかピントが来るようになったが、何やら甘い。
 撮影した写真はこの通り。
 少し、青みがかる色調のクセがある。
 当時のコンパクトデジカメとしては、機能豊富な方で、販売価格も発売当初で2万円前後だったという。当時で2万円のデジカメというのは殆ど無かったので、画期的な商品だったようだ。
 なんとか写る様になったのでこれで暫し、楽しんでみることにする。

デメキンカメラ(demekin)2008/08/11 22:24

プリントをスキャンしてフォトショップで処理。
 デメキンカメラ(demekin)
で撮影したDPEがあがって来た。
 フィルムは、110タイプを使用するので、外注になるので、仕上がりまで、2週間近くかかる。
 このカメラの詳細については、下記を参照されたい。
http://www.superheadz.com/demekin/
ゆるーいギョガン風な、
ひろーい広角レンズ。
至近距離は、まあまあシャープ。
遠景はソフトフォーカスな、ゆるーい写り。
約4.5センチ角の超コンパクトサイズ。

との説明だが、たしかにユルユルって感じがする。
 また、シャッター速度も固定・絞りも固定なので、暗い場所では、無理だ。
 ブログに掲載した写真の室内で撮影されたものは、フォトショップで補正してある。
 それ以外もオモカメというかロモ風な写りで、レンズの精密さもなく、周辺が減光して写る。
 ビル等も撮影して面白いけれども、一番、面白いのは、電車でミニレイアウトの様に線路や車両が湾曲、短縮されて写る。
 Bトレインショーティー風の鉄道写真が楽しめそう。
 しかし、現像まで時間かかるし、24枚撮りで、こんな程度の低い写真の為に1600円もかかってしまうのであれば、やはり、常用する気にならない。
 とすれば.....

ロモグラフィー風のボロイ写り方2008/07/23 23:09

自作Lマウントデジカメで撮影
 往年のライカレンズが使えるデジカメを目指して製作したが、どうやら失敗作だったようだ。
 自作Lマウントデジカメにウルトラワイドヘリアー18㎜を装着して撮影した写真の内の2枚。
 左側がケラレテいるのは、赤外線カットフィルターの大きさが足らない為。
 全体に200万画素のトイカメラをベースに改造しているので、元々の画像も甘いが、こんなに酷いとは思わなかった。
 やはり、外見通り、ロモグラフィ的な映りとなる。
 上は、北新地駅の奥の方にあるパブリックスペースにあるオブジェ。
 下は、ジュンク堂書店のビルがあるアバンザの1Fの庭の部分。犬が面白いので撮影したが、こんなにボケてしまっては何も判らない。
 やはり、失敗作。
 特にウルトラワイドヘリアー等大枚をはたく価値はなかった。
 やっぱり、EPSONのR-D1がポチッとしたくなって来た。
 でも実売価格24万円はつらい。佛大の通信大学院の年間授業料に匹敵する。

ブーちゃんカメラの完成!2008/07/20 17:20

 ボディーにガンメタルのプラカラーを塗装したが、むしろ汚くなってしまって失敗。
 もともとのEXEMODE210に内蔵されていたファイダーを上部につけた。これもプラパテで接合したが、パララックス補正等結構、苦労した。
 右下、ウルトラワイドヘリアーをBESSA-Rに装着したところ。ライカスタンダードの方がキマルと思ったが、なんと広角専用ファインダーがスタンダードの本来のファインダーと干渉して使えない。(はずせるのだが面倒くさい)
 作例は、右上はウルトラワイドヘリアーで撮影。右下は、ELMAR50㎜での望遠撮影。
 ピントが目測なので何枚も失敗してしまうのが難点。
 まぁ、自分だけのデジカメというのが出来た様な感じがするが、出来てしまえば、こんなものかなーという感じ。

IVカットフィルター2008/07/17 23:23

 前回、赤外線カットフィルターが必要だと書いたが、色々と調査してみると、大抵のデジカメやWEBカメラ(3000円位のも)IVカットフィルターという青赤いガラス板がはめ込まれていることを知った。
 最初、もともとのデジカメに使用されていたものをレンズ枠から外して使用しようとしたが剥がれないので、無理に力を入れて割ってしまった。
 途方にくれて辺りを見回すと.....
 使っていないWEBカメラがあるではないか。
 早速分解、フィルター部分を無事に取り出す。
 取り出す方法はアルコール液に20分程浸しておくのが良いそうだ。
 http://www.kk-system.co.jp/Alpo/ToUcam/IRcut.htm
 結構、みなさん色々と試みておられるようだ。
 無事に外れたが、枠がないので、WEBカメラの枠をそのまま流用して、カメラの液晶部分に被せる様に接着剤で装着したのが、写真。
 実際に画像をみるとケラレ等の影響は殆どない。
 IVカットフィルターの7㎜四方のものは、
 http://www.inter-d.com/lens.htm
 の様に4000円未満で販売されているが、このカメラには殆どお金を投資していないのでこれで間に合わせる。
 実際に色々ELMAR50㎜で撮影してみたが、ここに発表出来るような質の写真は撮れない。
 やはり、焦点距離がみかけ上250㎜以上あるので、ブレてしまうようだ。ウルトラワイドヘリアー等のレンズであれば、一応、まともな写真が期待出来そうだが、どうしようか思案中。

赤外領域が写る2008/07/15 09:20

仮組みしたカメラでどうにか撮影してみると、蛍光灯では正常に写るのに日光では赤っぽく写ってしまう問題に遭遇。
 いろいろと調べてみると、面白いことが判明。カメラをWEBカメラとしてPCにつないてTVのリモコンを撮影してみると、ボタンを押すと、ピカピカ光る。
 つまり、赤外線領域を感知していることが判った。
 このカメラのレンズ及びCCDモジュールであるが、CCDモジュール自体には、赤外線除去フィルターはついておらず、その上に乗っている小型レンズ部分に組み込まれていることが判った。
 こうした仕組みは結構、携帯電話等の簡易カメラのレンズでよく見られることが判った。
 http://www.isuzuglass.co.jp/products/filter03.html
 五十鈴ガラスのWEBには、この様なレンズ製品の例が掲載されている。
 だから、通常のフィルターを外したままでは、正常な撮影は難しい様で、対策が必要になってくる。
 予想もしない問題に直面してしまった。