潔癖さとオトコの世界2009/03/14 21:00

 今日は、何もする気が起きなかったので、1日、横になって、真空管式アンプを点火して、シベリウス等を聞いていた。

 2A3シングルのハム音を減衰する為の高電圧対応のボリウムの耐性がそろそろ限界にきているようだ。450V等の高圧に耐えるボリウムは、もはや発売されていないので、交流点火の管球アンプはそろそろ製造が難しくなるかも知れない。

 それから焼酎(イイチコプレミアムブレンド工場見学の時に無料で頂いたもので、南蛮風のフラスコにコルク栓で封印されている特別酒と鰺の干物)をいただいた。

 そうしたら、銀塩カメラが懐かしく、BESSAシリーズの本やカメラを起動してみたが、面白くないので、安原一式のWEBをタイムマシンで閲覧していた。

 そうしたら、この人は、映画を制作していることも判って、ユウチューブで安原氏の「わたしのあしながおじさん」をみていた。

 なかなか面白かった。こういった右翼系の人がカメラ業界には、多い。でも本当の右翼ではないようだ。

 一度、奧穂高登山でおみかけしたことがある。

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 それから、エイリアン3を視聴して、パルシファルの第3幕をみる。エイリアン3も、パルシファルもなんというか「オトコの美学」といった感じがする。説教浄瑠璃の「かるかや」の親子の極楽往生の場面もそんな感じがする。

 作者は、妹さんを溺愛しているのではないだろうか。

 そうした感情もオトコの世界に共通している。このオトコも少女からの戦場に届いた手紙を今、読もうとしている。

 なんという潔癖さだろう。

 ソマリアの海賊退治に出かける自衛隊員もこんな気持ちなんだろうか。