ロボカップ・ジャパンオープンin大阪2009/05/08 23:20

FZ28で撮影
京セラドームで開催されている「ロボカップ・ジャパンオープンin大阪の初日を取材する機会を得た。(5月10日まで開催)

この大会は、ヒューマノイド型から純然とした機械タイプまでがサッカーの試合を行う催しであるが、初日は、技術関係のエキシビジョンであり、本格的な試合は開催されていなかった。

その中で注目されたのが西淀川区の企業が開発した身長2メートルの巨人ロボットでフランケンシュタインの様にあるいて、障害物をよけてゴールシュートする機能を持ったもので、非常にぎごちない動きだけれども、何か凄みがあった。こういったタイプのロボットが民生技術で製作される様に、本格的に動き出したら、まさに、シュワルツネッガーの映画の様になるのではないだろうか。巨人ロボットが人間に優しければ良いが。

一番、凄かったのは、大勢のAIBOで構成された2チームで構成された試合であり、アイボは自律的に動いて華やかなチームプレーを繰り広げる。動きもスピーディで楽しめた。本当に自らの意思で動いて、ボールにむしゃぶりついて、実に楽しくプレーする。シュート等もスピーディだし、パスで受け取ったボールをゴールシュートする高度な機能も披露した。攻撃よりも防御が難しいと思うが、キチンとルール通りにプレーしていた。

それ以外のロボットの印象としては、発展途上の感じがした。また、アマチュアや中小企業が開発したロボットと、SONYの様な大企業が開発したロボットとの格差を感じた。

SONYはロボット事業から撤退している。アイボも数年前に新機種が発売されてから途絶えている。この大量の元気に動くアイボ達は、どうやって調達したのか、また、部品等はどうしているのか疑問を感じる。

アイボの試合については、明日以降に記事(動画含む)を作成してアップしてみたい。

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