第23回Hondaエコノパワー観戦記4 ①△型2009/06/21 17:22

 燃費追求の為に特別に設計、製作されたマシーンは、多種多様であるが、大きく分けて4類型あると思われる。

①△型
②流線型Ⅰ(後部直線構成)
③流線型Ⅱ(後部曲線構成・別名ツチノコ型)
④スケルトン型

勝手に分類したが、①~③は、流体力学を応用しており、走行時の空気抵抗を減らす点で共通している。

①型は、先端が△型をしているので、この名前をつけた。空気抵抗の一番大きい先端部をこの形状にすることで効果を狙っている。また、

 比較的、ボデーが組み立てやすいのと、前輪の取り付けと整備がやりやすいのも便利。機体によっては、前半部は、緻密でも後半部の造りがやや粗いものがある。この後半部にエンジンが入る。

△部にドライバー押し込められる形となり、これに風防が占められると、運転者は、大変窮屈で足も痛いだろう。一番、素晴らしいかったのは、左1列下段の車で、外装などは、最もクルマらしかった。高専が設計したクルマは、△型が多かった。ベースの設計がこの様なクルマが元になっているのか。

一番、気になったのは操縦時の視界の悪さである。結構なスピードで走り、F1レースさながらに横並びになってカーブの主導権を奪い合ったり、スリリングな場面もあった。

左1列下段のクルマが一番、格好良かったし、早かった。燃費等の成績は判らない。

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