ラバーコーティングをしてしまうと、瓦屋根の長所である「呼吸」が出来なくなる2010/06/02 22:23

 今日は、朝から家の工事。

 8時位に来て、仕事が終わったのは、午後5時位。

 3人がかりで、屋根の棟のエンドという部分の漆喰を全て塗り替えた後、ラバーコーティングという処理を行った。

 これで絶対に雨が漏らないという(本当かどうか判らない)

 また、ベランダの防水工事もやってもらった。波板が貼れないので、ベランダ自体の防水性を高める以外に方法はない。

 今日は、下地処理を塗るだけ。その前に古い塗装を薄利して、更にヒビ割れにはコーキング等をして補修をする。

 大きなヒビが沢山みつかったという。ベランダには、一応防水塗装がされていたが、角の部分とか通常は、防水用のコーキング処理をしてからウレタン塗装をするが、通常の防水ペイントがモルタルに塗装されているだけで、これでは、ジャンジャン水が漏れるという。

 ベランダの下にある一階の部屋がひどいことになっていた筈。

 工事の後に工事前と工事後の写真をみせてくれたが、たしかに、もともとの漆喰はボロボロで耐用年数を既に超えていた。

 但し、ラバーコーティングをしてしまうと、瓦屋根の長所である「呼吸」が出来なくなるので、元々の屋根が持っていた湿気等の調節機能が失われてしまうという。

 しかし、最近の地球温暖化にともなう異常気象で、もう、既に和風建築が許容される気象条件ではなくなってしまっており、南国のスコールを思わせる様な猛烈な雨、風なので、耐候性を高める以外に方法はないだろう。

 先日は、ベランダの波板がつむじ風で吹っ飛んで、その後の大雨で雨漏りと気分が滅入る様なことばかり。

 明日もベランダの本塗装(ウレタン)に工事の人がくるが、本当にこれで雨漏りから開放されて欲しい。

 この家は、トイレの水漏れに始まり、給湯器、焦げ茶色の汚れた壁の再塗装(リビングも食堂)と人間が住めない様なところが徐々に治しているが、未だにまともにならない。

 この家は、オーナーが住んで居らず、借家人のお婆さんが生活していたらしいが、家主さんに何もメンテしてもらっていなかった様で、こんな化け物屋敷みたいなところに良く暮らしていたと思う。

 やはり築年が経った家は買わない方が良いと思ったが、もう買ってしまったので、人間が住める状態に治していく以外にない。

 最近では、おうぶの近くでも、700万円で築後10年以内の物件も出てきているので、もう少し待った方が良かったかも。

 マンションの中古物件がとうとう200万円まで下がった。それでもこの家よりは状態は良いだろう。馬鹿なローン等組まなくても良かったのだ。管理費がかかるというのでマンションは止めたが、実際には、自分で何もかも修理しないと行けないので、管理費、修繕費は、適切に運用されておれば、自分で全てメンテするよりも安上がりだ。

 今後の工事というか家の補修の予定は、屋根工事が終わったら、外壁の補修と塗装、更にエクステリアの補修と塗装、水回りのやり変え、階段をバリアフリーに、1階のダイニングとリビングを1部屋に、2階も同様に1部屋に改装して内装をやり直す。

 その後は、ガレージのセットバック工事を拡張、次から次へとお金がかかる。総額1千万円以上は、この家を直すのにつぎ込まなくてはならないので、買った値段よりも高くなってしまう。

 また、リフォームローンを上乗せして借りる以外にない。
 まさに家地獄だ。

 どうしたら良いのだろうか。

 次回も、良心的な工事業者さんを捜さないと行けないが、今までの経験で5社当たって1社あるかないかで、これは医者と一緒で、人間の信用力の問題だと思う。

不平等条約の改正に本気に取り組んでも20~30年はかかるだろう。2010/06/02 22:47

 鳩山さんが辞めた。
 小沢さんも辞めた。

 これで、民主党との連立を目論んでいる某政党(小沢さんが、目の敵にしていたが、政策は殆ど共通しているので、小沢さんが辞任すれば、可能性がある)が動きだすかも。

 社民党と組むよりも政権は安定する筈。これで、ますます朝三暮四の、庶民イジメの政権が盤石になるだろう。

 普天間問題は、沖縄県民との関係がクローズアップされており、鳩山さんが沖縄県民の意を汲んで対応しておれば、解決出来た筈だとの意見もあるが、そんなことは、空想に過ぎない。

 つまり、普天間問題は、対米問題、在日米軍との間に戦後以来、ずっと続いている占領者と被占領者の上下関係が続いており、日米の軍事同盟が真の意味での台頭な関係ではなくて、隷属的な関係なので、日本は、「沖縄から米軍が出て行けと」と正面から言える様な状態ではない。

 だから、キャンプシュワブの埋め立てとか自然保護とか、県民尊重といった問題以前に、日米安全保障条約という不平等条約の改正を行わなければ、日本は、アメリカ占領軍に対して自由に物は言えない。

 不平等条約の改正に本気に取り組んでも20~30年はかかるだろう。僅か就任後9ヶ月の鳩山首相や民主党に期待すること自体が無駄である。

 だから、最初から、社民党との連立政権等、絶対にあり得ないと僕は思っていた。

 もっと早い内に社民党との連立を解消して、普天間問題をうまく誤魔化しておれば、数ヶ月は、鳩山政権は長持ちしたかもしれない。

 鳩山首相は、もとから沖縄米軍基地問題を解決しようとする意図はなかったのだと思う。

 参議院選挙をどんな形で乗り切っても、今度は、財政危機という問題が待ち構えている。厳しい政策や増税を行わざるを得なくなるので、支持率は更に下がるだろう。

 日本では、もう議会制民主主義自体が限界に来ており、大政翼賛会の様な組織再編を行わないと、安定した政治を維持出来なくなるし、そうなると国民は政府弾圧の対象になる。

 日本にはもう未来はないと思う。