近畿農業・農村6次産業倶楽部2010/06/23 22:05


近畿農業・農村6次産業倶楽部というのが行政主導で結成され、加入者を募集している。

農業生産者や団体、あるいは、企業、観光、消費者団体、大学、行政等の連携を通じて、農林水産物の高付加価値化を進めると共に、産業の創出と地域の活性化を図り・・・・の内容。

一応、情報誌で記事を書いているので、入れてもらうべく、会社で申込みを行った。

近畿というのは、残念ながら、毎日、統計資料とかまとめているので良く判るが、既存型の農業が、どんどん廃れていっている地域である。

それでも消費地が近い為に、結構、ユニークな農業生産をやられて頑張られている方も多いし、例えば、佛教大学でも地域の農家と連携して、独自ブランドのお酒を作ったり、多角的な展開を行っている。

つまり、農村との交流事業も6次産業の範疇に入っており、それは、地域活性化というコトバで片付けられがちだけれでも、新たな商品やサービスの開発、教育(インターンシップ)との関連等の接点も多い。

農業と言えば、農村地域で行われていると考えられがちだが、「野菜工場」とか全然、農家と関係無い地域でも農業生産が行われているし、難波にある高層ビルの屋上では、貸し農園があって、サラリーマンとかOLが野菜を作っていたり、こうした産業も6次産業としての農業の展開に含まれると思う。

7月27日に設立総会が開催されるという。
http://www.maff.go.jp/kinki/seisaku/6zi_sangyo/club/6jiclub.html

農業の6次産業化というのは、私の考えでは、近接する住民、産業、研究機関等のインターフェースシステムの開発が成否を分けると思うので、佛大の方なんかも参加されたら面白いかも。

佛大公共政策学科の浜岡先生にもお知らせしようかな。

そこで、また、何かユニークなことがあれば、ここにも難しくならない程度に書いて行きたい。

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