夏草や強者殿が夢のあと2010/06/30 08:45

 ワールド杯も終わり、寝不足の目をこすりこすりダイニングの裏の雨戸を開けると、突如、黄色い花が。

 昨日の夕方には咲いていなかったのに、こんな風に急に咲くのが凄い。まるで、花を生けたみたい。

 裏庭は、放置されたままで、蓬生の状態。

 新たに花の種や種子を植えていないのに、こんな感じである。

 何時、どんな花が咲くか判らないので、ある意味楽しみでもあり、不気味である。

 夏草や強者殿が夢のあと

 この花が夏草かは知らないが、何か、そういった無念の意志を感じる。

  デジカメは、Cybershot DSC-P1で撮影

民主党のおかげで日本の将来を担う有望企業が倒産2010/06/30 09:36

民主党の「仕分け」で将来有望であった最先端ロケット開発企業が倒産した。

あのはやぶさのJAXAにも関連ある企業である。

H-2Aロケットは高性能で世界でもトップクラスだが、コストがかかるのが難点。旧東大の宇宙研が開発したM型ロケットの後継機として、GXロケットの開発を進め、この会社が運営する計画であった。

民主党の事業仕分けで、GX計画自体が廃止を要求され、今回の解散、倒産となった。
これで、229億円の負債が残され、結局、国民の血税が無駄どころか借金となって残った訳である。


「東京」 (株)ギャラクシーエクスプレス(資本金4億7270万円、江東区豊洲 3-1-1、代表清算人近田哲夫氏)は、6月4日に東京地裁へ特別清算を申請し、18日に特別清算開始決定を受けた。
 当社は、2001年(平成13年)3月に東証1部の(株)IHIのほか、大手重工メーカーや総合商社の共同出資によって設立。中・小型ロケットの設計、開発、製造を手がけるほか小型衛星打ち上げサービスを行う予定となっていた。純国産大型のH-2Aロケットより低コストでの打ち上げが可能な中・小型ロケットをJAXA(宇宙航空研究開発機構)、米ロッキード・マーチン社などと共同で開発。2012年に「GXロケット」が完成し、当社が運用を担う予定だった。
 しかし、経済不況化で衛星打ち上げ需要が低迷し、開発計画の大幅な遅延により開発コストも高騰。完成には当初計画比で3倍に達する更なる追加投資が必要とされたが、行政刷新会議の事業仕分けを受けて計画の「廃止」を要求され、2009年12月に内閣官房に新設された宇宙開発戦略本部が開発計画の一部中止を決定。これに伴い、当社も3月21日開催の株主総会で解散を決議し、今回の措置となった。
 負債は約 229億 200万円。

足が痛くて痛くて歩行も困難なのに、一日平均1万3千歩。2010/06/30 19:58

 足が痛くて痛くて歩行も困難なのに、一日平均1万3千歩。

 ついにドクターストップがかかったが、歩かないと、ここに棲んでいたら買い物も電車にも乗れない。

 クルマが運転出来ない悲しさである。

 そうこうして、ついに熊本に到着。今後、宮崎、鹿児島、沖縄の3県を残すのみとなった。

 長い旅である。

 この間、歩数計が壊れたので、自分で加速度センサーを修理してから、再び歩数が記録される様になった。かなり記録されていない歩数があると思う。

 てくてく旅の熊野古道編も終わってしまったのに、自分は、この通り程度の低いノロマのカメである。

 当然、体重は減らない。むしろ歩かないというか歩けなくなってから体重が減った。

 太ももの筋肉が落ちてきていることが目でみて判る。

今日、凄い体験をした。2010/06/30 20:17

 18歳の時から習っていたギターの師匠にたしか40位の時に再開して、演奏を聴いてもらった。

「呼吸が駄目だよ。だから、演奏が途中から力が抜けていくんだ。西野流呼吸法でもやったら。」と言われて、そのままになっている。
http://www.nishinojuku.com/do/do_top.html

 その後、ギターも生活環境が変わって弾かなくなり、長い年月が過ぎた。

 私には、渡辺武雄という親戚がおり、宝塚の演出をやっていたが、西野さんは、ディアギレフバレー団に触発され、宝塚の振り付けをやっていた人。

 ディアギレフバレー団は、パリで祖父がストラビンスキーの春の祭典の初演の有様のスケッチを残しているが、大地からのエネルギーを吸い上げるというか、これまでの西洋のバレーにはなかった踊り方である。

 西野さんは、由美かおるさんとか、そういった人も指導している。

 「気」という奴である。

 自分は、そういったものは、迷信だと思っていたので、これまで信じていなかった。

 仏教芸術を学んで、中国の画法の中で、雲気を描いた表現、あるいは、6世紀頃の朝鮮半島の仏像の表現の中で、「気」を表現したものがある。

 そのエネルギー感というのは、凄く動的であり、蓮華の持つジワーッと出てくる生命力とは異なったパワーである。

 それは、安藤佳香先生に教えていただいたことだが、これも、実在しているとは思わなかった。

 しかし、今日、凄い体験をした。

 おうぶの家の近くの診療センター(お年寄りも大勢診察されている)のドクターに、「先生、僕、足が痛くて、もう歩けません。」といったら、色々と触診されて、座骨神経痛かも判らない。整形外科でレントゲンをとっても判らない筈と言われた。

 実際、シップ薬や薬も効かない。

 ところが、ドクターは、僕を横に寝させて腰から尻、太ももの辺りを探り始めて、おもむろに「気」を送り始めた。

 僕は、「気功」の施術をされているとは知らなかった。もの凄く腰から足にかけて暖かいものを感じた。

 温湿布を受けている感じというか、凄いエネルギーです。

 「先生、電気でもあてているのでですか。」と尋ねたら、今、「気」を送っているんだよと言われた。

 10分位施術を受けるとかなり楽になって、暫くは、痛みを感じなかった。

 ナザレのイエスの様な足萎え人を癒すような奇跡ではなかったが、大分違う。ひょっとしたら、イエスもこんな「手当」をしたのではないだろうか。

 1週間後にまた来たら、「気」を送ってあげるよと言われた。

 これって凄いけれど、西洋科学や医学では、どの様に解明されているのだろうか。

 細胞呼吸とか分子モーターとか言われるが、そんなものあるのだろうか。

肉体変形2010/06/30 20:41

 幼い時から、「少年考古学」の様なアブナイ雑誌を愛読、ミイラの発掘やお墓の開封等に興味を持っていた。

 特に、感動したのが、頭蓋変形ということを知った時である。

 古代文明の時代には、王族は、その高貴の印を先天的、あるいは後天的に示す必要があった。

 この為、肉体変形を行う必要があり、ステータスでさえあった。

 頭蓋変形以外には、ピアスや抜歯、耳の一部切断、纏足、性器の改造等、様々な肉体変形が行われていた。

 これらは、決して、卑俗なものではなくて、聖なるものの表現であった。

 しかし、妖怪人間ベムをみていたところ、肉体変形を受けたミイラが夜中に展示室から動き出すシーンをみて、やはり、恐ろしい恐怖を持った。

 妖怪人間には、ミイラ以外に、肉体変形をうけたバラモン風の僧の悪霊等、おどろおどろしいものが多かった。

 『古人骨は語る』(片山一道著、角川文庫)には、こんな図解が取りあげられている。

 扁平な頭蓋が多い。何故、この様な変形が行われたのか不明だが、王族のみが身につける特殊なマスクや王冠等を被る必要があった為と思われる。

 一度、実物をみてみたいものだと思う。