「街道てくてく旅」でもあるまいし、馬鹿みたいの歩数が伸びた。2010/12/08 22:02

 年の瀬も押し迫って、給料が貰えるかどうか判らない会社の仕事に忙殺されている自分がなさけなくなる。この3日間の歩数は、一昨日1万2593歩、昨日1万2593歩、本日1万1546歩、合計3万6722歩と、「街道てくてく旅」でもあるまいし、馬鹿みたいに歩数が伸びた。

 年賀広告の営業である。
 給料は出ないのにノルマだけある。

 明日も京都に行かねばならない。この様に営業に回っていても1日1万字の原稿は必ずかかねばならないので、早朝や夜中に記事を書いており、1日16時間は、何かの形で仕事をしている。

 在宅の場合は、キリというかケジメがないし、1人暮らしなので、止めどなく仕事を続けてしまう。勿論、光熱費、パソコン代等もらえない。

 まぁ、こんな会社でも給料がもらえてローンが払えて存続してくれれば辞める必要はないのだが。それも危うい。

 やっぱ厨房相手のガレージハウスでのたこ焼き屋か。1日、40人客があれば、暮らしていける計算。

昨日からつけてる「俳句手帳」を開いてみた。2010/12/08 22:24

昨日からつけてる「俳句手帳」を開いてみた。


冬鰈脂身そっと裏返し
(立ち飲みの鰈の煮付けはうまい。日本酒に良く合う味付けだが、僕は日本酒は苦手だ。メーカー品のみ苦手)

シーチキン白菜と競り合う鍋の中
(これも大御所のおばちゃんに教えてもらった「貧乏鍋」。材料は2種類だけ、調味料もなし。)

冬列車夕陽眩しき発車かな
(今日は、三宮経由阪神電車奈良行きで、鶴橋で乗り換えて、大和高田まで仕事である。)

(例の焼き肉の鶴橋駅では..)
焼き肉の匂ひの駅にも冬はある
前列の女のブーツ皺光る(ブーツって季語かな判らない。)

沈む陽に近優りたる冬の山
山陰の紅葉葉は散り難し(以上、生駒山を越えてる時)

(昨日の天王寺の風景)
串カツの香りも冷える通天閣
ビリケンの足光増す師走かな
年の瀬の役者鬘は白々と
セロハンで季節外れの花温む

お次は、貧窮俳句集

いよいよと糧の絶えたる朝寒し
施しの列の長さに凍えける
鳰鳥の親子羨む日暮れかな
歳末のネオンは眩し蜆川
幸福の王子はかくと時計売る
地下駅の床の寒さは氷点下