キラキラと幸せ願う冬の☆2010/12/17 11:01

 今日の朝は、ストーブをつけるまでの室温が2℃。

 恐らく室外は、零度以下だろう。プラスティック包装材のゴミの日なので、ゴミ出しに外に出ると、寒そうに、中学生達が登校してくる。一番可哀想だと思ったのが、弁当で、恐らくぬくめることができないので、でっかい保温ケースに入れている。

 顔全体は,マフラーやマスクで隠し、制服の上に更にジャンパー等を着込んで重装備である。

 この程度の気温はおうぶでは普通なので、自分もなれて、ジャージ1枚で外に出た。

 ストープの効果で室温は、9℃まで上昇、「実に暖かいと思った。」
 大阪とかに出ると、なんで、こんなにぬくいのに暖房しているんやとか思ったりする。

 キラキラと賢治の冷たき冬来る
 キラキラと父母恋し冬の☆
 冬の☆キラキラ生きて1億年
 冬の道銀河に続くか輝きて
 この子等と一緒に歩く凍り道

信じられへん!! あの黒田先生がクリスキットハイパーユーザーなんて2010/12/17 21:41

 クリスキットと言えば、桝谷英哉先生の開発したトランジスターアンプ及びスピーカーのシステムである。

 アナログ時代は、MARK8までのプリアンプには、イコライザーアンプが搭載されており、その透明度が高く、ハイフィディリティの音質には、定評があった。

 CD時代には、MARK8Dに変わって、イコライザーアンプの部分が外された。音質的には、それ程、大きな変化はみられない素直な再生特性を持つ。

 パワーアンプは、P35-Ⅲである。これも大きな特色は持たない。残念ながら、僕が持っているのは、後期モデルなので、トランジスターが、当時、安定供給可能な型番に変更されて、かなり音質自体が変わってしまったと聞いている。

 実際の周波数測定を私が行ったデータがあるが、平坦な再生特性なので、安心して使えるし、飽きも来にくい良質なセットだと思う。

http://fry.asablo.jp/blog/2008/12/25/4027163

 パーツセット(完成を保証するキットではない。あくまでも必要な部品をそろえたという建前での販売されていた。)

 電気用品取締法等の制約があり、この方法での販売手法を採られたのだと思う。

 今、発売元の神戸のクリスコーポレーション自体が営業を停止しており、キットの販売は行われていない。従って、このキットを入手したい人は、ヤフーオークションや中古品で入手する以外に方法はない。

 発売が中止されてからそろそろコンデンサ(電解)等の交換時期に来ているが、交換パーツを手に入れることは、難しいので、代替品に置き換えるしかないようだ。

 私も一時期、入れ込んだ時期があって、ホーンスピーカーやチャンネルデバイダー等もそろえてやったが、音質的には、SE-120の120リットル密閉箱とP-610DBの組み合わせがベストと判断して、このシステムしばらく聞き込んでいた。

 その後は、残念ながら、騒音クレーム等が来て、より出力の低い管球アンプ(オリジナル自作回路)に置き換えて、おうぶの家で聞いている。

 従ってクリスキットは、スピーカーボックスだけという状態。アンプ自体は、プリ2台、チャンネルデバイダー1台、パワー2台を保有しているが、休眠状態になってしまっている。

 クリスコーポレーションが操業を停止して、クリスキットの信者を守り続けている殊勝な人は、減ってしまって、それらのシステムがオークションで販売されている。

 ところがというか、悪夢というか、信じられないことが起こった。

 なんと、佛教大学の通信大学院でお世話になった黒田彰先生が、熱心なクリスキットの信者さんであったのだ。驚き。それも恐らく、国内で最高のクリスキットのシステムを現役で最高の環境で運用されている。

 黒田先生は、中世日本文学のご専攻で、同じ関大の同窓生なので、何度もお目にかかったのに、今回、初めて、そのことを知ったのが、佛教大学四条センターの機関誌。

 写真をみるかぎり、ウーハーのシステムは、クリスキットのオリジナル密閉箱ではなくなっているが、アンプ類は、クリスキットを恐らく左右独立で使用されておられるとみえて、チャンネルデバイダーから、アンプまで、通常の倍の数を使用されている。

 あの今の世にも珍しい篤学、学問一筋にやっていらっしゃると思った黒田先生がオーディオマニア、それも、「日本最強のクリスキット愛好者」なんて、悪夢かしら、およそ平家物語や孝子伝の世界とかけ離れている。

 夢であったら覚めて欲しいが、身近な親族から、「隠れキリシタン」あるいは、実は、「アンヌ君、僕は、ウルトラマンなんだ。」と打ち明けられた科学特捜隊の隊員の衝撃に匹敵する。

 でもシステムの音を是非、聞かせていただきたい。

 もっと衝撃的だったのは、黒田先生は、ワグネリアンだったのだ。

 ワグネリアンと平家物語剣巻との関連性って、実は、大ありなんですよ。

まるで別世界2010/12/17 21:53

 梅田の地下街から入ることが出来る富国生命ビルは長らく工事中であったのが、改築工事が完了し、まるで別世界として蘇った。

 広大な吹き抜け天井、光のイルミネーション演出、特に、影絵の様なシルエット数機の投影機が常時可動して、投影しており、来館者を不思議な気持ちにさせてくれる。

 こうした「異空間」の中にテナントが入っているが、以前と同じ面積の筈なのに遙かに広く感じるのは、どうしてか、美味しそうな居酒屋もあるし、気に入りそう。

 でも気になるのは、トイレであり、非常に奥まった死角にあるので、犯罪に注意。以前、この近くで殺人事件がトイレの死角であっただけに、防犯を考えて欲しい。

 少なくともガードマンの定時巡回に加えて、カメラを左右両方向廊下側に設置しないと駄目なんでは。

 日本の法律では、公共スペースに防犯カメラを設置する時の基準とかが無いようだが、欧米では、既に当然化されており、日本も必要な時期に来ている。