ALSの治療法は発見されたが....2011/03/02 22:47

 「1リットルの涙」の録画をみていた。

 癌とか難治性の病気のドラマは、何時も泣けてくる。
 
 今回は、SCA=脊髄小脳変性症という病気で、治療法が見当たらないという難病。でも、最近になって徐々に遺伝子療法という治療法が解明されているという。

 最近のニュースで、ALS=筋萎縮性側索硬化症の治療法が発見されたという。実際に、ラットの実験で、効果が確認されて臨床試験の段階という。HGFという蛋白質を脊髄に投与することで、運動神経の修復が進むことが確認された。

 両者の大きな違いは、ALSでは、運動神経自体が麻痺して機能しなくなるが、SCAは、運動神経自体は機能しているのにかかわらず、その細かな調整が出来なくなる為の運動機能損失である点である。

 SCAは、実際には、小脳失調症状と自律神経障害の両方の症状があり、どうも、複数の病気が融合している様で、治療法にも個人差があるようだ。ALSの治療法が、SCAの小脳の神経細胞の修復に応用出来れば、治療効果があると思うのだが、それは、きっと素人の判断なんだろう。

 重い病気と戦いながら生きている人達には頭が下がる。

 僕のSASも、機能的なものもあるが、自律神経の失調も組み合わさっている様なので、人ごとではない。

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