VC200で火星撮影2018/07/10 23:44

梅雨明けでようやく最接近の火星にアプローチ出来るようになった。VIXENのVISAC200㎜反射VC200カタディオプトリック鏡筒F10にZWO惑星カメラで撮影。合成F12000㎜。2倍バローレンズで拡大です。倍率が高いと視野への導入が困難ですが、フリップミラーを先日購入して楽に導入出来るようになりました。赤道儀も眼視で600倍まで拡大するとかなり、追尾精度の限界まで来ている感じで微動ボタンを押しまくり。EQ3赤道儀の微動が9段階で選べるのでそれを駆使しています。50㎜ガイド望遠鏡も使用しています。この写真を撮る為の機材に望遠鏡が6万。赤道儀7万。カメラが2万で、合計15万円かかりました。

火星に砂嵐発生2018/07/15 07:01

これだけの大接近なので火星は木星に匹敵する位の大きさに見えているが、どういう訳か模様が薄い。200㎜反射の撮影なのにおかしいと思って東亜天文学会の火星通信をみておんなじ様な火星の写真が掲載されている。どうやらダストストームの発生。最接近時にダストストームの発生は不運なことだと思います。

天気が悪い2018/07/22 08:51

せっかく機材を揃えて準備していた火星大接近。最接近まで1週間になった。残念が気象条件が悪い。日中はカンカン照りなのに夜は雲が多く出てきて観測の妨げに。昨日の夜も大きな雲が谷の上をいくつも通り過ぎて、最後には空全面が雲ってしまったので薄雲を通しての撮影となった。日本と比べてコンディションがよい地域での観測データをみても何やら火星面が冴えない。黄雲の発生により火星面全体のコントラストが落ちてしまっているようだ。

今日も火星2018/07/23 00:20

今日も火星を撮影しました。気流が安定しており900コマの画像が撮れました。その内、190コマをレジスタックスで処理しました。空気感が撮れていると思いました。今回は、2.0倍のバローレンズを使用しました。収差があるので、アポクロマートのバローレンズを発注しています。赤道儀の追尾精度が低く画面の中央に火星を安定させるのに苦労しました。