ガキの頃からカメラ収集2013/07/05 07:14

ものごころついてからカメラをずっと集めているんだ。
1歳ですでに一過言持ってたよ。

独特の海社(うみやしろ)の祇園舎2010/12/26 23:32

これもBESSARとSUPER-WIDE HERRIER 15㎜で撮影したもの。
下津井吟行で印象的だったのは、瀬戸大橋と、冬凪の海の近景、
そうして、この独特の海社(うみやしろ)の祇園舎であった。

祇園信仰には、蛭子信仰が根底にあり、これに後の世に、素戔嗚
尊への信仰も加わっているが、海社の祇園者は蛭子、つまり、
水死者やあるいは、海幸の海神信仰、そして、水に関係してくる
ので、遊女信仰、あるいは、淡島神社の様な雛流しの信仰など、
複雑なものである。

蛭子は、遠い海のかなたから、やってきたマレビトである。
つまり、蛭子を祀ることで、その海の町は、守られて、幸福に
なるのだと思う。


冬荒れに素戔嗚おののく海社

さすがに15㎜(35㎜フィルム換算)2010/12/26 22:05

 フォクトレンダーのライカLマウントフィルムカメラ、BESSA-RにSUPER-WIDE-HERRIER15㎜で撮影したのを現像に出していたのが出来て来た。

 鈴蘭台の写真屋さんであるが、露光がアンダーなのを旨く調整してくれている。

 先月の俳句同時23周年記念大会(毎年記念大会らしい)で、デジカメと共に撮影したもの。

 さすがに15㎜(35㎜フィルム換算)なので、超広角なので、瀬戸大橋の全景と下津井の町の全景が入っている。

 この他、海社(祇園さん)とか漁港、堤防等を映したのもあるが、広角は、なかなか楽しいが、構図を決めるのがむしろ大変。

 やはり28㎜程度が使いやすいみたい。

やはりモノクロが良い2010/11/09 21:50

 パルナックライカをLAICAⅢa+ELMAR50㎜を久しぶりに持ち出して、鈴蘭台の風景を撮影してみた。
 
 今回は、現像は自分でしようと思ったら、機材がどこかに行ってしまったので、鈴蘭台の写真屋さんに出す。現像だけなのに喜んで受け付けてくれた。ネガからのデジタル変換はYASICAのフィルムスキャナーFS500を使用。通常ネガサイズ、ファイルの大きさは、40MBを超えるので、JPEG圧縮(高解像度)を行った。


 フィルムは、ネオパンSS。カラーネガ・写真からモノクロ変換するのではなくて、やはり、独特の味がある。
 それは、階調の薄い部分が微妙に柔らかく表現されることで、全体に立体感のある写真が表現出来る点である。

 

 特にELMAR50㎜は、モノクロ写真での立体感を追求したレンズだと思うので、こうした階調表現が見事である。

 カラーでは、むしろこの点が、硬調な割りには、解像度が低いとか、そういった評価になるが、白黒では、プラスに作用する。
 やはりレンズは、モノクロならば、モノクロ、カラーならばカラー用に設計されたものであるので、その様に使うべきなのかも。

  上は、何時も買っている地酒屋さん。小部の地酒は、なかなか美味しい。こうして写すと21世紀なのに、昭和レトロ風な写真が撮れるので、良いと思う。


脱走って人間の生きるための英知の結晶で素晴らしいと思う。2010/11/08 22:05

 昨日のBSハイビジョンでやっていた「大脱走」。ちょい見の筈が、最後までみてしまった。

 実際の史実の映画化ということで、監獄物や脱走物に目がない自分には、途方もない名作である。

 映画をみていて何時も思うのは、こんだけ大っぴらに準備やっていてよくばれなかったもんだと思う。

 実際にも相当な距離のトンネル掘ったらしい。工具等も必要だが、物資調達係が、盗んだり、あるいは、看守を買収して必要なものを手に入れている。

 お気に入りは、コリン・ブライス。俳優さんは、ドナルド・プレザンス。この人、最後には目が見えなくなってしまうが、脱走そのものには、成功。ヘンドリーと一緒に、飛行機を旨く盗んで、ノイシュバンシュタイン城の脇の湖の上を飛んで、もう少しで、スイスというところで、燃料切れで不時着。コリンは、銃で撃たれてしまう。きっと怖ろしかったと思う。

 コリンは、カメラが趣味である。だから、ドイツ製のフォーカルプレインシャッターのカメラが欲しいと調達係にいう。果たして、約束通り、カメラが手に入る。ところが、そのカメラは、彼が欲しがっていたパルナックライカ(おそらく、当時の年式だとLAICAⅢcだろう。フォーカルプレイン式シャッターで当時の最新鋭機)ではなくて、コンテッサネッテルという旧式のカメラであった。「そうだ、これだ、フォーカルプレインだ。」とコリンはカメラを手にして言ったが、これは、映画の間違いである。

 この俳優さん、刑事コロンボの「別れのワイン」にカッシーニ・エイドリアンというワイナリーの社長の役で出演。この演技も印象に残っている。大脱走でも独特の味わいのある演技が面白かった。


 フォン・ルーガー(収容所所長)も印象に残る。この人の胸には、あの第一次世界大戦の撃墜王の印、ブール・ル・メリット勲章が光っている。第1次世界大戦の空中戦は、まさに、日本武士道の一騎打ちの様な決闘であり、敗者にも人格を認めるという方針なので、それが結局は、捕虜達への甘やかしになって、大脱走につながってしまった。

 脱走って人間の生きるための英知の結晶で素晴らしいと思う。

NEX-3は特攻機かLOMOスメナのよう2010/06/05 09:46

 今日はSONYのNEX-3の発売日。


 既に、発売済みのNEX-5の廉価版で、ボデーの実売価格は、5万円を切る可能性が高い(但し、現状では、ボデーのみの発売はない)
 実物、モックアップを触ったが、なんともオモカメ風でチャチイ。
 LUMIXよりも、ロシアカメラ風にボロくなった。ロシアカメラのLOMO-SUMENA(スメナ)に似ている。


 いわゆる最小限のもの。片道燃料しか積んでいないような「特攻機」である。エンジンは譽(ホマレ)を積んでいるが、機体は、ブリキと木組みといった感じがある。

 上の写真は、最近、遊んでいる自作のオモカメで、APSサイズにLCDを改造(ペンタックスのデジタル一眼をばらしてつけた)してある。ライブビュー機能はない。

 話は戻るが、NEXシリーズは、LUMIXの先行製品よりも、可動ライブビューファインダーが見やすい。上下にそのまま動くので良い。LUMIX-G1のライブビューは、使いにくいし、後で、パナソニックがオリンパスの真似をして出したコンパクトタイプには、固定式なのを考えると進歩している。
 何よりも、最大の魅力は、APSサイズのS-MOSを持ったボデーが手に入ることで、マウントアダプターを作れば、遊び倒せるということ。
 実際に、やっぱり思った通りの展開となってきた。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100521_368656.html
 宮本製作所さんとこから、SONYのEマウント用のアダプター(ライカMとかヤシカコンタックス)等が今年の7月に発売されるという。
 パナソニックは、対抗策をいろいろ考えており、特に軽量化に力を入れており、G-10シリーズを投入。これは、軽量化とコストダウンを実現し、レンズキットで5万円を切るという。


 しかし、残念ながらクラカメファンは、ライカMマウントやコンタックスが使用できる。NEXシリーズに目が向いている。



物まね上手のSONYがまたまた、LUMIX類似製品を発表2010/05/15 17:42

 物まね上手のSONYがまたまた、LUMIXやOLYMPUS類似製品を発表。

 ミラー・プリズムなんて、もともとライブビュー主体のデジタル一眼には不要なものだと、以前にこのブログに書いたが、その通りの状況になりつつある。

 今に、昔ながらの一眼レフのミラー・プリズムを搭載したカメラは、EOSとかPENTAX位になって、貴重品になるだろう。

 更にその内、マウント・シャッター部分の着脱を可能にして、画像素子部分を交換できる様にしたものも出てくると思う。

 今度は、パナソニック、LUMIXが苦戦する番になった。
 
 これで、G1~2(GH)シリーズで、マイクロフォーサーズ(以下MFSマウント)向けの銀塩カメラ比の1/2のCMOSを搭載することは、ポータブル化と省コスト化の点でメリットがあったが、そのメリットがこれらの競合マウント仕様の登場で色あせてしまうかも。

 APS相当の画角を持った今回のEマウントは、高級一眼レスのEOSやαシリーズと同等の性能を持つ。また、将来、更に高画素化をした場合にも画質の点で有利である。

 特に、クラカメ、オールド銀塩ファンにとって、APSマウントをミラーレスデジタル一眼に採用されるメリットはすごく大きい。

 今後、Eマウント→LAICA M、Lマウント、あるいは、カールツアイスのオリジナルCONTAXマウントアダプターが発売されるかは、不明だが、もし、このアダプターが発売された場合には、

 LAICAELMARの50㎜とかツアイスのゾナー等の50㎜標準レンズがG1のMFSマウントでは、画角が、1:2.0となり、100㎜相当になってしまうので実用にはならない。

 ところが、APSだた、1:1.6となり、80㎜レンズとして使える。つまり、MFSマウントの場合は、完全な望遠レンズになるが、APSの場合は、標準から若干望遠がかったレンズとして辛うじて、一般的な撮影場面で、使える様になり、日常の撮影にオールドレンズのオリジナリティが発揮出来る筈である。

 つまり、LUMIXのMFSマウントのGシリーズ等よりも、クラシックカメラのレンズを装着した場合の親和性が高くなる訳。

 現在のところ、SONYでは、Eマウント→αマウントアダプターは発売するようで、これは、MFS→FSマウントの様な延長筒部分を加えたものになる筈だ。

 この場合は、αマウント→M42マウントマウントアダプターを使用しても、ミラー一眼レフ用のレンズは使えても、レンジファインダー式のLAICAやCONTAXマウントは、フランジバックが小さいので、そのままでは使うことが出来ない。
 
 つまり、αマウントを通さない直接・装着型の専用のアダプターが必要になる。

 EマウントからL・M・Cマウントのアダプターがどこかの付属品メーカーが作ってくれれば(きっと作るだろうが)、これまで以上にクラシックカメラのレンズをデジカメに装着して、オリジナリティを活かした撮影が楽しめる様になる。

 LUMIX陣営では、ヤバイと思ったのか、製品価格の引き下げ対応を図る方針、OLYMPUSはどうでるのだろうか。

 MFSの方がαマウントに比べてもマイナーなだけに、MFSが先細りになる可能性もあり、心配だ。

 但し、こういったデメキンカメラは、撮影していてバランスが悪く持ちにくい。だから、各社ともにグリップを工夫しているが、これも、もはや、従来の「カメラ的」な長方形横長ボデー形状に拘る必要はなくて、もっと持ちやすい形になると思う。

 その点、昔のカシオのEXP505の様な形状がベストだと思う。

教会2010/03/09 21:34

 昨日は、兵庫県庁に出かけた。

 近くには、聖光教会や、兵庫県公館がある。

 聖光教会の尖塔は、震災で壊れたが、見事復興されている。
 付近には、神戸山手女子大等の大学や兵庫県の庁舎等がある地域。
 聖光教会の鐘楼の部分が特に僕は大好きだ。
 天気が良い時に下から眺めると、何やら神様がいそうな雰囲気があるから。

 公館の写真も撮影したが、どうゆう訳か、ネガが汚れて黒い斑点がついてしまったので、使えず、辛うじて、このブロンズ像のみ。


 やはり、現像は、相当、デリケートなものなので、乾燥中に水滴等が付かないように気をつけないと。

 高校の時は、もっと高度な現像や焼き付けをやっていたのに、ここまで駄目になるなんて。

 カメラは、ライカⅢa。ELMAR50㎜。
 50㎜では、風景の写真は少し厳しい。


モノクロ写真集(自家現像第2弾)2010/02/25 21:55

 ダークレスという簡易現像キットを使用してモノクロフィルムの現像に挑戦しており、今回は2回目。
 相変わらず、難しい。今回も定着が不十分なので、最後の方のコマに定着ムラが発生してしまった。
 前回は、大部分のコマが駄目になったが、今回は、かなり使える写真が出来てきて、少しは上達した様だ。
 今回は、現像は2分半、定着は6分だが、10分位やっていても良い位。フィルムがパトローネに入ったまま現像液、定着液につけるというどうしようもないアンチョコな方法での現像で、定着が出来ている確認出来るのはフィルムを附属の金具でパトローネを開いて取り出してから。
 それで、今回も抜けていないコマがあったので、更に定着液にいれるが、この時点で手遅れになっているので、10分位に時間を延ばした方が良いかも。
 それでも一応沢山のコマが映っているので、満足して、フィルムを水洗い、その後、洗濯挟みで吊って乾燥。
 最近は神戸でしか撮影出来ないので、ツマラナイ写真が多い。これは、公園の木。どうにもつまらん。

 これは、意味不明の石垣の様な花壇。装飾のつもりか。私には死体焼却炉の様に見える。

 ミイラの様なオッサンの裸。これは銅像。悪趣味だが、モノクロだと面白いかもと思って撮影。

 これも意味不明のオブジェ。あんまり面白くない。

 どうも、僕は、神戸の街のデザインとか美術が理解出来ないようだ。京都や大阪、岡山、そういった地域のものは理解出来るが、神戸は、意味不明の世界の様な気がする。
 人種が違うのかも。

 撮影に使用したカメラは、LAICAⅢa+Elmar50㎜。コンパクトなので、愛用している。



もっと色々と撮影してみよう2010/02/04 21:59

 こちらは、元町の写真で、LAICAⅢa、レンズは、ELMAR50㎜。

 ネオパンモノクロフィルムで撮影。
 フィルムスキャナは、YASICAFS500
 現像から画像化まで一貫で出来る様になった。

 自家現像である。他にも一杯写真を撮ったが、全部駄目になってしまった。

 定着時間が短すぎたので、液が全体に行き渡らなかったようだ。定着の時間は、4分とあるが、この倍位かけても問題はないと思う。

 現像処理は、旨くいっていたのに残念。
 
 こうして、おぼおぼとした白黒写真でみると、何か戦前の中国租界で撮影した様な雰囲気の写真になって面白い。

 もっと色々と試してみようと思う。