秘密集会タントラ奥義2008/11/12 22:12

 今、結構、夢中になって読み進んでいる。
 インド、チベットの密教と日本の密教との関係がこれで仏教史の側面から理解することができた。
 龍樹中論の真の実践者とも言えるツォンカパの生涯を知らずして、空理論の理解は難しいだろう。
 また、ツォンカパを理解することで、空理論と密教(中期を含めて)の関係が浮かび上がってくるのではないのだろうか。
 秘密集会タントラや潅頂の儀式は、現在の日本の宗派仏教はおろか、一般の宗教の常識を逸脱しているが、その成立事情や意義を研究すれば、当然のことのように見えてくるのがマカ不思議。
 金剛頂経や理趣経に書かれているのは決して冗談ではなくて真面目な解脱への道ということ。
 これを読めば、弓削道鏡なんて、実は、真面目な密教修行者であると考えが変わってしまう。
 序章には、オウム真理教のことも書かれている。これも結構、読んでみるとと面白いのでは。
 但し、興味本位で読んでしまうと、具合が悪いと思う。あくまでも仏教思想史の書物として読まないとチベット仏教への偏見も起きかねない。
 この辺が難しいところだと思う。

歴史学部構想2008/11/12 23:03

IXYDIGITAL70で撮影。
 ついに佛教大学の将来構想計画が公表された。といってもWEBは未完成で骨子だけ。
 http://www.bukkyo-u.ac.jp/100th/
「将来の発展を願って」という福原学長の文章のみが現時点では、状況を知る手がかりだ。
まず、仏教学部を立ち上げる構想(これは、既に発表済み)
 でも驚かされたのは、なんと、「歴史学部」をつくるということで、これは、寝耳に水。こうした変化を踏まえて、現在、文学部は解体・リストラ(文字通り再構築)が徹底的に進められる。気になるのは日本語日本文学コースである。これは、歴史でもないし、仏教でもない、そうなれば、歴史とも仏教とも切り離された残余の文学部で、どの様に残されるのだろうか。それとも仏教学部の一部の学科コースとして位置づけられるのだろうか。

 (以下削除しました。)