中越地震2007/07/16 23:17


また、新潟県に大きな地震があった。

何よりも恐ろしいのは、柏崎市では、前回も大きく揺れたが、今回は、震源地に近い為に一層被害が大きかった事だ。

阪神大震災が発生して、「もう、2度とこんな事は起きないだろう。」と思っていたが、むしろ起きやすいことが今回の地震で判った。

例えば、前回は、神戸・淡路地区が中心であったのが、東側に震源地が移動して、更に大きな地震が発生しかねない。どうやら、最初の地震でプレートがダメージを受けて、更に、なんらかの影響を受けて、新しい崩壊・地震をもたらすと言う事なのだろう。

今朝、目が覚めた時、何時も、窓辺には、雀や小鳥たちの鳴き声が聞こえるが、全く、静かだった。台風の影響かと考えたが、どうやら違うようだ。

2~3日前からテレビの映りが悪くなったり、ロボットの温度計が急に動作しなくなったり、何もさわっていないのにタッチセンサーに感じて喋りだしたり様子がおかしかった。

こういった事を「宏観異常」と言うらしい。
阪神大震災が起きてから市民の間で宏観異常への注意が増している。電化製品や動物の異常行動は、大気中のイオン濃度の変化によるらしい。つまり、地殻に歪みが貯まり、崩壊寸前になると電流が流れる事は科学的な実験で確認されているが、それが空気中に放電されると言う事でイオン濃度が上がる。

この様な観察・研究を行っている団体があり、e-PISCOと言う名前だが、私が居住している兵庫県川西市にも大気イオン濃度計が設置されている。

今回の地震の場合は、神奈川県の厚木に設置されている大気イオンが異常に上昇していた事、1ヶ月前から、宏観異常が多数報告されている事が、
下記のWEBで知る事が出来る。
http://www.e-pisco.jp/index.html

行政も大きな被害につながる事であり、気象庁を含めて、地震予知技術の研究に力を入れてもらいたく、特に大気イオン濃度計を設置箇所を増やして、複数地点から2次元的にイオン濃度の変化を調査する事で地震発生のメカニズムとの関連性を明らかにしなければならないと思う。