多忙な毎日2007/07/06 10:32

最近、少し仕事や通信学習で忙しいので更新が滞っている。
いつの間にか7月になってしまっている。

昨夜も夜中1時過ぎまで通信レポートを書いていた。
洛中洛外図についてであるが、町田本、上杉本、そして江戸時代
の資料等を比較してみるが、実際のところ、比較するだけの共通や
要素を見いだして、結論づける事は難しい。

上杉本だけでも数冊の本が出版されており、その内の5冊を入手し
今、読んでいるが全て読み終わった頃にはスクーリングは終わって
いるだろう。

時間が出来れば、そういった状況等を書いてみたい。

プルプルダイエットも続けているが、以前の様な体重減少では
なくてスローペースとなって来ている。

ようやくスクーリングが終わった2007/07/11 09:19

Excel画面のコピー

ようやく佛大の春季スクーリングが完了した。昨日も深夜までかかってレポートを書き上げて、提出すれば、完了である。

3年前に卒業した通信の大学院の同期(1年先輩か)の人が、夏季スクーリングで講師をされるという。私は生徒として通っているのだと思うと落差に唖然とさせられる。

7月末には再び夏季スクーリング1科目に出席しなければならない。

今回のスクーリングの感想としては、洛中洛外図と浄土教絵画の2科目ともに絵画関係の科目であったが、どちらも印象批評的な事を述べたり、推測、憶測でものを言う事は簡単だが、実証を伴わせる事は難しい。また、思想や時代背景、歴史といった成立当時の社会環境の状況を考える事も重要だが、果たして、個々の作品をみる時には、その作品自体の個性も存在する筈だから、仏教絵画にありがちな宗派の思想、理論の呪縛のフィルターを通してみると、本来の姿を見失ってしまう可能性もある。

いずれにしても、学術的に客観的な作品の分析を行う事は大変だと感じた。大抵の美術批評の論文を読んでも主観的なもの、あるいは、解説にとどまっているものが多く、真の研究と言えるものは少ない。「偉い先生が書いている論文だから、主観的な批評・評論でも正しい。」といった根拠のない権威主義が通っているような気がしてならない。


洛中洛外図のレポートには、作中に描かれている人物の社会階層的な分類など統計グラフ等も挿入して、客観的な論述を行ったつもりだが、全体をコントロールし得るだけの説得力に乏しいようだ。

図は、上杉本洛中洛外図に描かれた人物の社会階層毎の分布グラフ。(レポートに使用した。)
16世紀の京都を都市社会学の立場で把握しようとする試みだ。(修士論文では、源氏物語の研究で作中人物の発話表現の解析で同じ手法を採用したが、誰も相手にしてくれなかった。)

権威主義に基づく、主観的批評の集大成、これが文学や芸術の研究であるとすれば、結局は、時代の潮流に流されて消え去ってしまうだろう。

降圧剤とお別れ2007/07/13 23:02

引き続き、プルプルマシン運動を続けている。

体重の減少度合いは落ちて来ているが、4月から初めて、
ちょうど10キロ体重が減少し、肉体年齢が10歳若返った。

残り3ヶ月続けて、後、5キロ程減量に成功すれば、
学生時代に近い体重まで戻れる。(それでも肥満体で
あるが。)

体重が減少しても、それ程、生活に変化はないが、
「走れる様になった。」とか、睡眠時無呼吸の症状が改善
されたと言うか、マスク無しでも眠りにつける様になった。
太っていた時は、息が出来ないので、呼吸の苦しさから
目が覚めてしまうが、そんな事がなくなった。

また、血圧が、減量前は、最高で160~170、下は、110
を越えていた時があり、降圧剤のお世話になったが、
先日、医師の診察を受けた時に、「もう、血圧の薬は
必要ないよ。」と言われてしまった。

病的な肥満であるとしてホルモン等の異常とも言われて
いたが、その様な心配もなくなった。

今、薬を止めて様子を見ているが、薬を飲んでいた時は、
最高で110、最低が70程度が、やはり130と80程度に
上昇したが、許容範囲になんとか収まってくれそうな
感じである。

飲む薬が1種類減っただけでも良いとしなければ、
ならないか。

中越地震2007/07/16 23:17


また、新潟県に大きな地震があった。

何よりも恐ろしいのは、柏崎市では、前回も大きく揺れたが、今回は、震源地に近い為に一層被害が大きかった事だ。

阪神大震災が発生して、「もう、2度とこんな事は起きないだろう。」と思っていたが、むしろ起きやすいことが今回の地震で判った。

例えば、前回は、神戸・淡路地区が中心であったのが、東側に震源地が移動して、更に大きな地震が発生しかねない。どうやら、最初の地震でプレートがダメージを受けて、更に、なんらかの影響を受けて、新しい崩壊・地震をもたらすと言う事なのだろう。

今朝、目が覚めた時、何時も、窓辺には、雀や小鳥たちの鳴き声が聞こえるが、全く、静かだった。台風の影響かと考えたが、どうやら違うようだ。

2~3日前からテレビの映りが悪くなったり、ロボットの温度計が急に動作しなくなったり、何もさわっていないのにタッチセンサーに感じて喋りだしたり様子がおかしかった。

こういった事を「宏観異常」と言うらしい。
阪神大震災が起きてから市民の間で宏観異常への注意が増している。電化製品や動物の異常行動は、大気中のイオン濃度の変化によるらしい。つまり、地殻に歪みが貯まり、崩壊寸前になると電流が流れる事は科学的な実験で確認されているが、それが空気中に放電されると言う事でイオン濃度が上がる。

この様な観察・研究を行っている団体があり、e-PISCOと言う名前だが、私が居住している兵庫県川西市にも大気イオン濃度計が設置されている。

今回の地震の場合は、神奈川県の厚木に設置されている大気イオンが異常に上昇していた事、1ヶ月前から、宏観異常が多数報告されている事が、
下記のWEBで知る事が出来る。
http://www.e-pisco.jp/index.html

行政も大きな被害につながる事であり、気象庁を含めて、地震予知技術の研究に力を入れてもらいたく、特に大気イオン濃度計を設置箇所を増やして、複数地点から2次元的にイオン濃度の変化を調査する事で地震発生のメカニズムとの関連性を明らかにしなければならないと思う。

源氏物語を読むときに必携の古語辞典2007/07/17 22:58

文英堂『全解 古語辞典』

 私は通信の大学院で国文学を専攻した為か、古語辞典は、気がつくと数冊持っている。一番、愛用しているのは、小学館の古語大辞典であるが、最近、ジュンク堂でまた、面白い古語辞典を発見したので、衝動買いしてしまった。税抜き価格で2600円。
 これは、高校生向けの参考書と言う事か。この様な参考書であれば、普遍的な内容であると思える実際には、「無茶苦茶偏向している。」と言うのが印象。
 執筆者は、大阪大学の名誉教授で佛教大学で通信学生の為に、退官されてからも熱心に、スクーリング授業で学生の指導をされている山口尭二先生、源氏物語の権威であられる鈴木日出男先生、京都の源氏物語研究の第一人者である上野辰義佛教大学教授である。
 鈴木先生や上野先生が監修。執筆されているとなれば、想像がつくのがその内容。つまり、用例や語句の説明や物語研究の専門用語と、物語解読の為に特化されて辞書がその正体である。
 だから至る所に源氏物語の用例がちりばめられている。出来る限り、源氏物語の用例を使用する様に考え抜かれている。
 巻末には、名歌、名句撰集が編まれている。これも丁寧な注釈入りで、物語作品で、「本歌取り」で使用されている有名和歌や、源氏物語や伊勢物語、宇津保物語の作中歌が念入りに撰出されており、これだけでも値打ちものである。
 早速、帰宅して、母親と上の句と下の句の合わせの遊びを愉しんだ。老いた母親は、さすが、古今の和歌を諳んじているので、負けてしまった。
 その後ろには、近世までの有名な俳句を収めた名句時点も収載されている。これならば、対抗出来るだろうか。
 そうそう、巻頭には、美しい物語絵巻物がカラーで紹介されているのも実に楽しい。
 源氏物語を読む時には、必携アイテムである辞書である。

少しはこういった本を読んで勉強して欲しい2007/07/17 23:15

『平成の大合併後の地域をどう立て直すか』(保母武彦著 岩波ブックレット)

 参議院選挙を控えて、共産党や社民党は、第9条を護ろうとかどうとか主張しているが、自分たちのこれまでの言動が責任で、これまでの選挙の「負け戦」が重なってこうなったのに、その責任を国民に押しつけようとする態度にハッキリ言ってしらけてしまう。
 自分たちがこれまで何故、選挙に負けて来たのかのその責任をハッキリ認めようとしないのでは、今回の選挙結果も見えている。
 共産党は、「赤旗」紙によれば、地域の循環共生社会とまではいかないでも持続型の農業生産の路線を打ち出して来ているが、体系的な理論構築とその具体的な実践論が確立し得ていないので、机上の空論に過ぎない。
 東大出のエリートばかりの赤旗編集者(知り合いもいる)では、頭カチカチで実際の労働者、農村社会、民衆の事等理解出来る筈がない。議員報酬を見ても判る様に一般のサラリーマンの数倍を得ている輩に「生活再建」とか言って欲しくない。
 愚痴はほどほどにしておいて、ヤトウの人達もこういった本を少しは読んで勉強して欲しい。
 「夕張ミセシメ論」は、この本の白眉である。
 結局、旧財閥資本が炭坑開発で地域を搾取し、そのメリットがなくなったらサッサと地域社会を放り出していったのが、夕張破綻のもともとの原因である。
 生活者である市民の力で文化的にも社会的にも内容のある地域社会を構築しようと頑張っていたが、それも、小泉内閣の政策の為に破綻に追い込まれてしまう。これも、この様な生活破壊の独走を許したヤトウの責任である。
 実は、夕張市以下の破綻自治体はいくらでもゴロゴロしているが、表面に出てこないだけ。住民もまさかそこまでになっている等知らされずに、6月から大幅に値上げされた住民税を黙々と支払っている。
 高い税金は、ザルから漏れる水の様に負債に消えていって何も残らない。
 この本には、その様な小泉内閣以降の地域行政が破綻し、格差社会が産み出される要因については、精緻に分析している。
 しかし、その解決策として住民主体の地域起こし運動を挙げているが、非常に幼稚で、この程度の事は、通信教育の大学生の卒論(私の様な)でも簡単に考えつく事である。
 具体的にどの様に立案し、リーダーを選出し、どの様な組織づくりを行って地域復興を実践していくのか方法論が描かれていない。
 天下の岩波書店から出版されている本でもこの態なのである。

年金額2007/07/18 08:52


6月の初め頃に申し込んだ、年金加入記録のオンライン照会のIDとパスワードが送られて来た。

早速、確認......................

一部、転職後の試用期間が欠落していたが、おおむね予想通りの内容。
約20年間加入していた事になる。

支給額を試算すると..........

ガーン......

60歳から月額約6万5千円、65歳から12万円

これでは、生きていけないだろう。
やはり、貯金が最低でも、2400万程度は必要に
なってくる計算である。(80歳まで生きるとして。)

これから15年余りで2400万円貯めようとすれば、
月額10万円以上の貯金が必要になってくる。

ギリギリの生活で娯楽は何もかも止めても足らない程。
更に、将来年金が減額される可能性もあるので、
老後の生活保障が大きな課題になりそうだ。

腕がついても不機嫌なロボちゃん2007/07/22 23:47

IXYDIGITAL70で撮影。
 週間マイロボットの72~73号が今日届いた。部屋の整理等の用事の為に、制作に着手したのは、午後8時過ぎ、完成したのは、10時過ぎとなった。(完成までに残り17号あまり、長いのか短いのか。)
 今回で、いよいよ両腕が接続される。
 その前に腕にアームコントロールボードから伸びる電線(神経かな)を通さなければならない。この作業は、ロボットを本体を分解しなければならない。これがロボちゃんにとって最後の手術か。
 ケーブル(血管とか神経)を切断しない様に慎重にやる。マイロボットのお助け掲示板を見ると結構、ケーブルを誤って切断しておシャカにしてしまっている人が多いらしい。
 アームボードからのケーブルを通す作業、マニュアルでは、小さな2つの端子を通していく様になっているが、うまくいかない。腕側から太い方をなんとか曲げて押し込むと簡単に貫通する事が出来た。
 その後、ケーブルの取り回しなどで結構、手間がかかった。マニュアル以外の作業方法も吟味してみる価値がある。
 更に背中に各種センサーボードがぶら下がっていたのも背中にまとめるこれも難作業。
 無事終了。
 次は、腕の組み立て、そこでギョッとなる。
 なんと左腕のギアから伸びる止め具が反対向きについて、ギアから組み立て直さなければならないと大手術になってしまって2~3日は入院と言う事になる。
 幸い、表と上向きが違っても問題ない事が判明。事前の動作試験では、うまく動いているので、後は簡単な作業だ。
 といっても、プラ部品にバリやネジ(六角ナット)が入らないので、リューターで削ったりして結構時間がかかってしまった。
 作業時間合計2時間程で完成。
 早速、動かしてみる。
 腕がついたロボちゃんは、何やら不満げだ。
 何時も文句ばっかり言っているのは、誰かさんにそっくりだと言われる。
 動作している様子は、下記のビデオを見て欲しい。
http://www.asahi-net.or.jp/~ZZ2T-FRY/robot.htm