Lica社(本物)Elmar50㎜沈胴+G1で撮影2009/01/05 22:42

lumix-G1で撮影
 昨年末に購入したLUMIX-G1+フォーサーズアダプタ+M42アダプタ+Lマウントリングでの撮影である。
カメラの様子は、下記の記事
http://fry.asablo.jp/blog/2008/12/31/4036174

 Lica社(本物)のElmar50㎜の沈胴が結構、動きがカタイのが幸いして、沈胴させた状態で、無限遠を合わせる等の微調整が出来るので、この方が便利。同社製のズミタール50㎜も沈胴式だが、鏡胴が太いので、完全に奧まで入れることが出来ず、ピントが合わず使用できない。
 
 つまり、現時点でLマウントで完全に写るのは、Elmar50㎜のみである。G1の設定もレンズがオフでも動作が続けられる設定に変えて、Aモードでの撮影(勿論、マニュアルフォーカス)。更に、絞りも今回は開放(F3.5)にした。そうでないと夜間の撮影は厳しい。

 マイクロフォーサーズでの50㎜レンズは、35㎜の100㎜の画角となるので、かなり画面が望遠よりになるので、構図を決めるのも最初は、手間取った。更に、手振れ補正が当然効かないので、夜間の場合は、ISO感度を400以上に上げる必要がある。だから結構ノイズも発生する。また、古いレンズらしくコントラストも幾分、低い目である。

 100㎜画角は、人間の眼で視覚認識されている対象の大きさとほぼ等倍に写る。しかし、画角は視覚の4分の1も無い狭い範囲になる。これでフレーミングして撮影して面白い対象は少ない。今回の撮影を通じて、こんなに肉眼で大きく見えているのに、視野も広いという「人間の眼」の高性能を本当に認識された。

 左上のボール等、古いレンズでもこんな風に写る。でも、どちらかと言えば、お地蔵さんとか、先日も同じ店を撮影したが、赤い怪しげな照明の店等が面白く撮影出来る。

 阪急電車は完全に露光不足だが、夜の電車が好きなので、敢えて撮影した。

 ところで本日、スペアのバッテリーを購入したが、あまりにも高いので唖然!ヨドバシ価格で7000円を超えてしまう。カメラを買う時には、付属品の価格も良く調査して買うべきだ。PENTAXやEOSに比べてもアクセサリーやバッテリーの価格は割高だと思う。

背景のボケかたが気に入った2009/01/05 22:47

 この写真もLumix-G1で撮影。背景のボケかた綺麗なので好きだ。
 
 色調はやはりクラシックレンズの特徴が出ており、くすみがちで、それが、面白い味を出していると思う。

Lumix-G1+Elmar50㎜モノクロ2009/01/05 22:51

lumix-G1で撮影
 最初からモノクロで撮影。やはり、Lica-Elmarは、モノクロ時代に開発されたレンズだけあり、モノクロになった途端にディテールの描写力が際だってくる。特に線路の曲線の感じが好きである。