第27回大阪大収集まつり2009/10/18 21:51

 今日の午前中は、大阪心斎橋の御堂筋ホールで開催された第27回大阪大収集まつりに出かけた。

 殆どがコインと古銭で、小判・大判の中には1枚で450万円位のものもあり、これ1枚で家が買えるのにと思った。支払い決済なんか現金で札束切って数えるのだろうか。

 切手関係は、東京の切手屋さんが大部分で、私は、日本郵便趣味協会という名前の台東区のお店で、新昭和から第1次動植物国宝の使用済み関連の張り込み帳を見せてもらった。

 平等院30円の非常に珍しい欧文ローラー印を発見(800円)したので、早速買った。これ以外は、これといった収穫はなかった。

 通常切手の使用済みコレクションの穴埋めと思ったが、持っていないと思って買ったものが大部分が所有しており、お金の無駄遣いとなった。

 ちゃんとウォントリストを持って、こういった催しに出かけないと駄目と思った。

 お昼は、近くの中華店で、ラーメンと焼きめし、芋焼酎を飲んだ。旨かった。

星に纏わる霊剣・神剣は、剣自体に星宿神が宿っていると考えるべき2009/10/18 23:18

その後は、天王寺へ移動。

 大阪市立美術館で、「道教の美術」(特別展)を観覧。

 私個人的には、安倍晴明等の陰陽道以外には、あまり興味がなかったので、中国古代の神仙思想、あるいは老子と道教の成立の部分については、あまり興味がなかった。

 その中で、興味が惹かれたのは、最初に展示されている仙人像(羽人)であり、その姿勢等が面白い。

 式神にこういったのが出てきそうな感じもして、なにかユーモラス。

 道教三尊像については、釈迦三尊像や阿弥陀三尊像とそっくりで、中身が道教の三尊に置き換わっただけ。光背もあり、銘文の書かれ方等にも共通点がみられる。

 仏教の影響を受けたと言われているが、どちらが先なんだろうか。日本には、日本に仏教が伝わる2~3世紀前の中国の宗教文化については、これまでのイメージを改めなければならないところがかなりあると思う。
 
 平安時代の初期には、道教の神像が日本に伝えられた。日本では、この時代から、仏教美術においては、神仏習合が本格化してくる特色的な時代である。

 新羅明神像でみても判る通り、道教の神像も霊木に彫られている。更にわざと鉈彫りのノミ跡を残している。

 つまり、日本の霊木化現の思想は、仏像(神護寺の薬師如来像等)、垂迹神像、そして、道教の神像に活かされている訳である。

 仏像の荘厳には、雲気文様もみられるが、これも例えば、中国に道教が興隆した初期の時代にみられる銅鏡の周囲の文様等の装飾的なものから出発しているが、雲気文様と道教神像との関わり方が、そのまま仏像と雲気文様との関わりにも活かされていると考えられる。

 こうなると、霊木化現の思想は、単に神仏習合といった単一的な側面のみから捉えずに、もっと幅広い視点から捉えなおしてみる必要がありそうだ。

 その後、役行者、蔵王権現等の修験道との関わり、大将軍神等、更に日本密教との道教との結びつきによる道教曼荼羅、星宿曼荼羅等にもつながっている点も面白い。

 道教と星宿、占星術のとの関わりは、安倍晴明が占星術を行ったことでも知られている。

 占星術・星宿信仰関連の展示の白眉は、かの聖徳太子が愛用した「七星剣」であろう。

 この国宝剣は、飛鳥時代のものなのに最近作られた様に光沢を放っている。色は黒いが、非常に良質の酸化がされているので、酸化皮膜がむしろ腐食を防ぐ効果があった。

 何故、七星剣と呼ばれるか、説明を忘れてしまったが、この様な星に纏わる霊剣・神剣は、剣自体に星宿神が宿っていると考えるべきだろう。

 その材質は、説明では触れられていなかったが、隕鉄(鉄やモリブデン、その他の金属で組成された隕石)であり、非常に純度が高く、結晶の構造も緻密なので、不純物が混ざった人造の鉄に比べて腐食に強い。

 この独特の強靱な性質が、「七星剣」として尊ばれるのだと思う。

 この他にも興味深い展示が色々あったが、肝心の安倍晴明に纏わるr展示が少なかったのは、ガッカリである。


 展覧会の後は、天王寺動物園を見学。子供連れが多かったが、メインの野生動物は総て揃っているので、写真を撮りまくった。写真は、チーター君?か、カメラを構えると近寄ってきて目が合ってしまった。
 
 こちらに凄く好奇心を持ってくれた。