野の百合を見よ2010/08/26 09:36

 漱石の『夢十夜』に、恋人を数万年から数千年から待ち続けていたら、突然、白い百合の花が開花したという話があったが、突如、咲き出したのが、この白い百合。

 キリストが「野の百合を見よ。」と言ったのは、こんな清楚な花だったのかも知れない。

 もともと台湾等に自生していたのが、日本に持ち込まれ野生化したらしいと立ち読みした植物図鑑に書かれていた。

 僕の縮小生活も徐々に軌道に乗り、実家にいた時よりもお金が貯まる様になった。ボーナスが出ないので、ちょうど良かった。

 大阪から離れたところに住んでいるので、毎日の様な書店通いがなくなり、書店に入る度に4~5冊は本を買っていたのが止んだ為らしい。

 住宅ローン繰り上げ返済後、5万位余裕が出来たので、どうしようかと考えている。

 9月から佛大の科目履修生の登録しようかな。1科目だったら、これ位の費用で住むらしい。人文学科再編入の場合は、テキスト履修科目は、単位認定されないので、繰り返しは金の無駄。

 年輩のリピーター学生が多いと思われるので、この点を改善しないと、通信文学部の学生数の減少は食い止められない。

 まぁ、佛大の先生の中には、「通信なんてなくならんかなと思っている」と本音を漏らされている方もおられるので、それはそれで、暗黙の了解かも。

 テキストは、もう読み始めている。歴史地理学。佛教芸術コースの学生の時に履修しようかと思って佛大の売店で買ったままおいておいた本である。

 この教科書は、一見、難解で難しいが、実際に地図を解読して、景観復元の作業を自分でやってみると、実に面白い内容であることが判る。

 条里制といっても、実際には、その条、里、坊の距離は時代によってかなり差があったり、平城京と平安京の区割りについてもかなり違いがあったり、長岡京の区割りと比較してみると、そのミッシングリングが判ったりする。

 最近では、GOOGLEマップがあるので、簡単に航空写真、立体地形図等が手に入るので、テキストに掲載されて事例と照合して画像処理を行うと、様々なことが判ってくる。

 最も興味深いのは、現在の土地活用がやはり、古代からのこの土地の歴史にも係わってくること等、それらも、GOOGLEで検証出来る。

 図面、パソコンでの作業が終わるといよいよフィールドワークである。これも古代、中世、近世とやれば、一科目のテキスト履修を1年かけてやるだけの価値があると思う。

 1科目1万8千円+申込み金3万5千円位だったかな。これで十分だと思う。

カーテンのお洗濯2010/08/26 15:39

 今日は、カーテンのお洗濯。

 もともとこの家にあった不気味な黄色に変色したレースのカーテンを洗濯機でまる洗い。

 洗濯用ネット(大型)に入れると、綺麗に縮れずに洗えた。乾燥は、風通しの良い裏庭に干した。直射日光はヤバイと思う。

 綺麗になったので、カーテンを買う費用が省けた。

 干したカーテンを仕舞いに裏庭に出てみると、青空の色が、夏というよりも秋らしい少し濃紺に変わって来ている。

 1階は、午後2~3時を除くと、扇風機無しで過ごせる。雨戸を修理というか閉まる様にしたので、1階のバルコニー側の窓も開けて、涼しい風と家の中を通り抜ける様にしたら、効果がありました。

 それにしてもこの猛暑は、94年のに似ている。飲み屋や会社でも話していたが、翌年が大地震だっただけに、何もなければ良いがと思っている。