PSPの文字入力機能は、悲惨2008/10/02 23:44

 PSPとワンセグチューナーのセットがヨドバシで「本日限り」価格で\19,800で売っていたので、衝動買いしてしまった。
 ゲーム機よりもモバイル端末としての魅力を感じた。
 今までワンセグ等みたことなかったし、小型のTVと考えてもこの値段だと安いと思った。
 それに、PSPは、無線LAN機能が使えるので、出先で簡単にインターネットに接続出来るので便利だと思った。
 ところが実際には、無線LANの公開ポイントは、東京ではかなり普及しているが、大阪ではまだまだといった感じで、それぞれのサービスもエリアが狭いし、どうしようもない感じ。
 NTTコミュニケーションズのホットポイントのおためしログインというのに入ってみたら、仮IDや仮パス(1週間有効)がメールで送られて来たが、これを出先でアクセスポイント(これが、駅前第3ビルのオートカフェという、貧相な自動販売機の設置ポイント根暗になる様な狭い場所。ゆっくりPSPを操作することも出来ない。)を探し出して、ポチポチと仮パスを入力するが、アルファベットの大文字、小文字と数字に複雑な組合せを、PSPの携帯よりも不便な文字入力システムでやろうとすると悲劇的な程の労力と時間がかかる。
 また、一度、アクセスが切れたら、ウインドウズのブラウザの様に記憶させる様な気が利いた機能もないので、一々、この複雑なパスワードをその都度入れ直さなければならないというので、これは無理だと思った。
 自宅で試してみようにも無線LANがないので、無線ルーターを大枚叩いて購入する羽目となった。
 家では、簡単にインターネットに接続出来るが、やはり、オモチャのゲーム機なんで、速度等はそれなりで、使い物にはならない。
 ワンセグの感度も低く、大阪から1時間半も電車でかかる家では、殆ど受信出来ない。
 やっぱり、無駄遣いになってしまった。また、SONYなので、メモリもおまけについていたメモリスティックDUOなので、今や特殊とも言えるメモリカードのフォーマットなので、デジカメ写真を楽しんだり、ビデオファイル等も一々、コピーし直さなければならないので、これも不便。
 ゲームソフトも少なそう。(信長の野望とか超太古の原始ゲーム等がボソボソとあるだけ。)
 でも、ハードウエアは未来性を感じる。例えば、無線LAN以外の通信アダプターやUSBインターフェース等が使えれば、応用範囲は飛躍的に広がるだろう。
 やはり、ソニーらしさというかハードウェアの一人歩きといった雰囲気の端末。
 私、個人的には携帯よりも、この端末の方が好きである。
 ナショナル、いやパナソニックがこんなの作ってくれたら、ずっと実用的なものが出来ると思う。

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