もう、朝夕涼しくなりはじめた2010/08/06 13:31

 今週前半で暑さもピーク、明日は、立秋で夏も終わりに近づいた。

 特におうぶの家では、就寝中にクーラーが切れても目が覚めなくなった。朝・夕はヒンヤリしている。

 1階は、風通を良くする工夫をしてからは、一番暑い時間帯でも、ヒンヤリしている。クーラーはおろか、扇風機さえも必要無い位。(その替わり、冬は室内で蜜柑が凍る寒さ)

 2階は、さすがに暑い。ウィンドエアコンをつけているが、先日のNHKのアサイチで、高松塚の壁画保存の空調を担当されている先生がゲストに招かれて、エアコンの効果的な使用法について伝授された。

 これは、誰もが経験的に知っていることだが、ドライは寒いし、不快。空気を冷やして水滴を取っているので、当然。また、弱風なので、芯の底から冷える感じが身体にも悪い。

 そこで、冷房に設定しなおして、風量を強にして、ルーバーの羽をクーラーが設置されている壁面の斜め下(ウインドエアコンは斜め上)に向ける。

 扇風機をエアコンの風が当たる壁際において、エアコンからの冷たい風が壁づたいエアコンの吸気口に戻る様に向ける。風量は、弱で宜しい。

 すなわち、直接、部屋の人間には、風は当たらないが、壁が冷やされるし、空気がよどみなく循環するので、涼しいという。

 実際、2階六畳間のウインドエアコンの部屋で試してみた。

 午後2時位に強冷にしても、せいぜい27~28℃位までしか下がらなかったのが、なんと、最高で24℃まで下がった。外気温は、32℃だったので、8℃も下げることが出来ている勘定。

 凄く効果があるので、寝室も、扇風機とエアコンの向きを調整して、循環する様にした。

 この冷却法のポイントは、風の循環だけではない。実は、エアコンのセンサーにも関連している。通常の方法でエアコンをつけてもエアコンの周囲の空気のみ冷えるので、センサーがOkと判断してコンプレッサーのスイッチを室温が下がる前までに切ってしまうが、エアコンの吸気口に部屋で一番暖かい空気が当たる様にすると、部屋全体が冷えるまでコンプレッサーが動作するので、メッチャ涼しくなる。

 夕ご飯は、最近、2階の夕焼けが綺麗なので、クーラーをかけておいて、食べるが、食後のビールの段階で、気温が24℃まで下がって、寒い位である。

 おうぶの里も赤とんぼが飛び、蝉の声も徐々に遠くなりつつあるが、外は相変わらず暑い。でも空気が凄く乾燥しているので、外で水浴びしている子供らは、元気だ。

 パラソルで直射日光を避けると涼風が谷の上から吹いてくるので、ここは良いところだと思う。

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