新しくオープンする中之島公園は自由な憩いの場ではなくなるそうだ! ― 2009/07/06 23:39
風神と龍 ― 2009/07/07 08:59
観音・七夕信仰と曽根崎心中 ― 2009/07/07 22:48
今日は、七夕である。七夕というと、どうゆう訳か、佛大通信大学院のN教授(今は、退官されている)の演習で取りあげた近松浄瑠璃、曽根崎心中を想い出す。
徳兵衛、お初の道行きの段で、(寂滅為楽の鐘がなり)「草も木も空も名残りと見あぐれば、雲心なき、水の音、北斗は冴えて影映る、星の妹背の天の川・梅田の橋を鵲の橋と契りて、いつまでも、我とそなたは女夫星(めおとぼし)。かならずさうとすがりより、二人がなかに降る涙、川の水嵩も増さるべし。」
この道行文が、作品の中でもっとも強い印象を与えて、未だに私は、七夕と言えば、お初、徳兵衛のことを思いだしてしまう。別に人形浄瑠璃が好きではないのだが、N教授のお陰である。
この道行の後、天神の森の場面に移っていくわけだが、それは、ここでは、関係がないので止めておく。
それよりもどうしてか、ずっと疑問に思っていたのが、この曽根崎心中の冒頭に「観音めぐり」という場面がある。
N教授は、どうしてここに観音めぐりが出てくるのか敢えて説明されなかったが、人形遣いの面白さを演出する為に配置されたという。
「げにや安楽世界より、今この娑婆に示源して、我らがための観世音、仰ぐも高し、高き屋に上りて民の賑わひを、契りおきて難波津や、みつづつ十とみつの里、札所札所の霊地霊仏・・・・」
その後、お初は、軽やかに、大坂三十三箇所の観音霊場をめぐっていく。たしかに人形師にとっては、腕の見せ所だったが、もっと深い意味がありそうだ。
最近でも観音信仰を持つ古いお寺のある地域では、「七夕花火大会」というのがあり、そういったお祭りを行う風習があるところもある。
七夕祭りのこの日は、観音信仰では、満願日といって、この日にお参りをすると4万数年日の御利益があるとされている。古い観音経や暦にその様な記述がみられるという。
つまり、お初にとっては、観音霊場めぐりは、徳兵衛と添い遂げたいという願掛けのお参りであり、道行の七夕は、二人の逢瀬を象徴すると同時に古くからの観音・七夕信仰を背景にようやく2人が心中という形で添い遂げるという「満願」が間近に迫っていることを表現しようとしている。
この様なことを書いた研究論文があるかないかは知らないが、私が調べたところでは、この曽根崎心中は、観音七夕信仰と強いつながりがあるということになる。
そういった点で心中場面では、「光明遍照十方世界 念仏衆生摂取不捨」、「南無阿弥陀仏」ということになるのだが、結果的に、観音菩薩は、徳兵衛、お初を夫婦として、極楽往生への手ほどきをしたことになる。
こうして、曾根崎心中は、浄土信仰の道を説く、説教浄瑠璃の伝統を受け継ぐと共に観音七夕地域信仰との深いつながりをも示しているのではないだろうか。
図は、曾根崎心中初演時、お初道行きの上演風景
FZ7の大きさで20倍ズームを発売して欲しい。 ― 2009/07/08 23:45
今日は、仕事で名古屋で開催された国際養鶏養豚総合展というのに出かけていたので、ブログのネタは少ない。
養鶏とか養豚とか近畿では、活発ではないが、名古屋では、結構熱心に取り組んでいらっしゃる方が多いので、こういった関係の催し物で名古屋に出かけることが多い。
驚かされるのは、やはり、畜産という産業の裾野の広さで飼料から食肉、鶏卵加工まで多数の業種がひしめき合っている。不況なので、一般の分野や輸出産業よりも、国内需要中心に養鶏や養豚関連の市場に積極的に売り込もうとする姿勢がこれまで以上に感じられた。
面白いのは、カルピスとかパナソニックとかいった一般の会社が参入していることで、パナソニックグループのナベック株式会社のブースを撮影していたら、LumixFZ7だったので、ナベックのブースのお兄さんが先に声をかけてきた。
ナベックという会社は、パナソニックのエレクトロ技術を畜産分野に応用しようとして設立された。人間と同様に家畜も暑がりなので、畜舎用のエアーサーキュレーターとか電球型蛍光灯等も扱っている。
畜舎は、コストが大事なので、長寿命で電気代が安い蛍光灯型電球は、今後、大きな活躍をしそうだ。畜舎はアンモニアとかそういった腐食性のあるガスが発生しやすいので、耐久性等は大丈夫なんだろうかと思った。
これ以外に家畜を監視するカメラやコンピュータ制御システム等も展示されていた。
あるいは、別の会社だが、畜舎等を綺麗にお掃除してくれるロボットとか、様々な飼料や鶏のケージ、豚の寝床等、色々なものが展示されていた。(下は、それらをFZ7で撮影したビデオ)
http://www.youtube.com/watch?v=7sadkSM5oh8
いずれにしても仕事、仕事の1日であった。仕事の撮影は、やはり、パナソニックのLumixが一番、軽量で信頼性が高い。特に望遠ズームが効くこと、手振れ補正が他社製品に比べて強力なので、FZ7の様な旧型機種でも十分使え、手振れとか撮影の失敗が少ない。むしろ、12倍ズームの比較的コンパクトなFZ7クラスの方が鞄に入れて運びやすい。「TZ7があるじゃーないか。」という声が聞こえてきそうだが、電子ファインダーがないので、昼間の太陽光線が直射する様な環境での撮影、特にムービーの撮影には適していない。
私、個人の意見としては、既にG1等が発売されているので、12倍ズームのFZ7位のコンパクトさを維持しながら、20倍ズーム位の高性能機を出してくれたら嬉しいのにと思っている。いずれにしてもFZ28でさえ、私には大きすぎる。
顔認識記憶とかどうでも良いので、使い勝手、操作性、望遠側を中心としたAF速度(これは、どの機種でも他社製品に比べて見劣りする。)を改善して欲しい。
養鶏とか養豚とか近畿では、活発ではないが、名古屋では、結構熱心に取り組んでいらっしゃる方が多いので、こういった関係の催し物で名古屋に出かけることが多い。
驚かされるのは、やはり、畜産という産業の裾野の広さで飼料から食肉、鶏卵加工まで多数の業種がひしめき合っている。不況なので、一般の分野や輸出産業よりも、国内需要中心に養鶏や養豚関連の市場に積極的に売り込もうとする姿勢がこれまで以上に感じられた。
面白いのは、カルピスとかパナソニックとかいった一般の会社が参入していることで、パナソニックグループのナベック株式会社のブースを撮影していたら、LumixFZ7だったので、ナベックのブースのお兄さんが先に声をかけてきた。
ナベックという会社は、パナソニックのエレクトロ技術を畜産分野に応用しようとして設立された。人間と同様に家畜も暑がりなので、畜舎用のエアーサーキュレーターとか電球型蛍光灯等も扱っている。
畜舎は、コストが大事なので、長寿命で電気代が安い蛍光灯型電球は、今後、大きな活躍をしそうだ。畜舎はアンモニアとかそういった腐食性のあるガスが発生しやすいので、耐久性等は大丈夫なんだろうかと思った。
これ以外に家畜を監視するカメラやコンピュータ制御システム等も展示されていた。
あるいは、別の会社だが、畜舎等を綺麗にお掃除してくれるロボットとか、様々な飼料や鶏のケージ、豚の寝床等、色々なものが展示されていた。(下は、それらをFZ7で撮影したビデオ)
http://www.youtube.com/watch?v=7sadkSM5oh8
いずれにしても仕事、仕事の1日であった。仕事の撮影は、やはり、パナソニックのLumixが一番、軽量で信頼性が高い。特に望遠ズームが効くこと、手振れ補正が他社製品に比べて強力なので、FZ7の様な旧型機種でも十分使え、手振れとか撮影の失敗が少ない。むしろ、12倍ズームの比較的コンパクトなFZ7クラスの方が鞄に入れて運びやすい。「TZ7があるじゃーないか。」という声が聞こえてきそうだが、電子ファインダーがないので、昼間の太陽光線が直射する様な環境での撮影、特にムービーの撮影には適していない。
私、個人の意見としては、既にG1等が発売されているので、12倍ズームのFZ7位のコンパクトさを維持しながら、20倍ズーム位の高性能機を出してくれたら嬉しいのにと思っている。いずれにしてもFZ28でさえ、私には大きすぎる。
顔認識記憶とかどうでも良いので、使い勝手、操作性、望遠側を中心としたAF速度(これは、どの機種でも他社製品に比べて見劣りする。)を改善して欲しい。
アーンして、痛いです。歯科研修用ロボット ― 2009/07/09 00:08
私は、毎月、歯医者さんで、クリニックを受けているが、最近、凄いロボットが登場した。人間そっくりの歯科研修用ロボットで、「痛いです!」と顔をしかめるのでリアルである。私も痛がるので、女医さんが、「虐めている様な気分になってくるわ。」と良くおっしゃられるのであるが、このロボットもそんな気持ちだろうか。
煙草を始めて体脂肪がみるみる減少 ― 2009/07/09 11:56
運動を止めて、煙草を喫煙し始めたところ、体重が前月に比べて、2~3キロは下がり、体脂肪率も30%を割り込み、有意な減少が認められる。
その結果、筋肉率は、緩やかに上昇。非常に具合が良くなっている。
喫煙すると上昇すると言われる血圧も78~118で安定しており、非常に良い。このところ、少しお酒を飲み始めたので、体重が戻る傾向がある安定している。
煙草を吸うと食欲がまずなくなる。特にお昼前等に吸うと、昼ご飯が仕事の都合で3時位に延びても空腹ということはなしに、むさぼり食べることもなくなった。間食も減少した。食事よりも煙草とコーヒーが旨いと思う様になった。飲み屋にいっても2~3杯で済み、煙草代が浮く位、酒量が減った。
身体に悪い喫煙と言われるが、体重はそれ程減らないものの、体脂肪率の減少効果は凄いと思う。
結局、煙草が健康に良いというよりもストレスを緩和する効果が高いので、ストレスによる脂肪や糖の吸収効率の上昇を抑えることが出来るが、効果につながっているようだ。
但し、副作用もある。喉が痛かったり、ボーッとしたり、頭痛がしたりする。また、煙草は酒と違って我慢が大変だ。街を歩いていても、「喫煙拒否」の状況が目につくので、ヘビースモーカーになってしまったら、大変だ。何事もほどほどにということだろうか。
煙草以外でストレスを抑える効果があれば、それに越したことはないが、なかなかそんなモノはない。
その結果、筋肉率は、緩やかに上昇。非常に具合が良くなっている。
喫煙すると上昇すると言われる血圧も78~118で安定しており、非常に良い。このところ、少しお酒を飲み始めたので、体重が戻る傾向がある安定している。
煙草を吸うと食欲がまずなくなる。特にお昼前等に吸うと、昼ご飯が仕事の都合で3時位に延びても空腹ということはなしに、むさぼり食べることもなくなった。間食も減少した。食事よりも煙草とコーヒーが旨いと思う様になった。飲み屋にいっても2~3杯で済み、煙草代が浮く位、酒量が減った。
身体に悪い喫煙と言われるが、体重はそれ程減らないものの、体脂肪率の減少効果は凄いと思う。
結局、煙草が健康に良いというよりもストレスを緩和する効果が高いので、ストレスによる脂肪や糖の吸収効率の上昇を抑えることが出来るが、効果につながっているようだ。
但し、副作用もある。喉が痛かったり、ボーッとしたり、頭痛がしたりする。また、煙草は酒と違って我慢が大変だ。街を歩いていても、「喫煙拒否」の状況が目につくので、ヘビースモーカーになってしまったら、大変だ。何事もほどほどにということだろうか。
煙草以外でストレスを抑える効果があれば、それに越したことはないが、なかなかそんなモノはない。
母親の方がよく知っている。(訂正) ― 2009/07/10 23:42
以前、書いた通り、家を捜しているが、近所に600万円を切れる値段で、2階建て、1戸建て庭付き(猫の額並み)の家を発見して、再来週には、内部を見学に行く予定であった。
注)その後、市の都市計画課に問い合わせたところ、(当該地は、)バイパス建設予定地から外れているので、立ち退きが迫られる様な都市計画(道路拡幅等)は、当面は、ないという回答があったので、訂正させていただく。
但し、バイパス道路開通により、住環境の悪化の可能性はある。実際にこの地域には、市民病院等があり、振動が医療行為に影響しないか、あるいは、文化財への影響等を懸念する意見も出されている。現時点では、2回位の説明会が開催された程度で、今後の住民側の対応等が気がかりだ。
注)その後、市の都市計画課に問い合わせたところ、(当該地は、)バイパス建設予定地から外れているので、立ち退きが迫られる様な都市計画(道路拡幅等)は、当面は、ないという回答があったので、訂正させていただく。
但し、バイパス道路開通により、住環境の悪化の可能性はある。実際にこの地域には、市民病院等があり、振動が医療行為に影響しないか、あるいは、文化財への影響等を懸念する意見も出されている。現時点では、2回位の説明会が開催された程度で、今後の住民側の対応等が気がかりだ。
今日という一日は.... ― 2009/07/11 22:45
今日という1日は....
昨日のショックから立ち直れないままで1日が過ぎていった。
その後、詳しく調べたら、道路建設の直撃を免れることは、判った。(念の為にK市の都市計画課に問い合わせのメールを出してある。)
但し、「第1種高度利用地区」といつ都市計画の線引きがされている。
「第1種高度利用地区」というと聞こえは、良いが、現在、川西能勢口駅のパルティが建っている前に小汚い住宅地があり、そこの住人であったことがある。(あの岩波新書の五十嵐先生の「都市再生を問う」の本に書かれている栄根B地区である。)
川西市の地域開発史のWEBにこの地域が、「第1種高度利用地区」に設定されていたことが記述されている。
ミニ開発の住宅が犇めくのを、みんなぶっ壊して、1つの高層建築に作り替えるということで、「再開発地区」ということであるらしい。この地域も、土地から住宅まで自己所有の戸建も幾つかみられたが、全て潰されて、雀の涙程度の立ち退き金が支払われ、高層ビルへの入居権が与えられた。
(多くの人が自分の土地や家を失い、高い家賃を払えずにもっと悪いところに引っ越さざるを得なくなった。生活破壊行為に憤りを感じざるを得ない。地域へのそれなりの愛着も、住民感情もそんなのは無視して表面だけを綺麗に作り替えるのが都市計画である。)
こんな所に、15年もたせるのが難しいボロ屋を買っても、立て替える必要が出てくるが、仮に、延期されて直ぐに計画が実行されなくても、当然、中古住宅の建て替え申請を行っても許可がおりない可能性が高い。(栄根B地区がそうであり、私の家も巻き添えを喰った。)
また、駅まで何分とかスーパーや病院まで数分とかいう凄く便利な環境もインターが開通したら道路で分断されてしまうので、どうなるか判らない。
そんな訳で格安物件だった。
今日は、佛大のS先生のNHK文化センターでの日本神話の講座であったが、講義に身が入らなかった。
月曜日に不動産屋さんには、見学断りの電話を入れることにする。
不動産屋さんには罪はない。あんなに安い物件にはウラがあるということを納得して買ってくれる人をお客さんと考えているのだから。
結局、自分の様な賤流を生きる人間が、1戸建てとか、そういったことを考えるのは、ローンの審査が降りる以前のレベルであったのだ。
前に居住していたような深江橋のスラムマンションが自分にはお似合いだ。そこは、中国人やペルー人だらけとなり、日本にいるのか、へんな第3国にいるのか判らなかった。
昨日のショックから立ち直れないままで1日が過ぎていった。
その後、詳しく調べたら、道路建設の直撃を免れることは、判った。(念の為にK市の都市計画課に問い合わせのメールを出してある。)
但し、「第1種高度利用地区」といつ都市計画の線引きがされている。
「第1種高度利用地区」というと聞こえは、良いが、現在、川西能勢口駅のパルティが建っている前に小汚い住宅地があり、そこの住人であったことがある。(あの岩波新書の五十嵐先生の「都市再生を問う」の本に書かれている栄根B地区である。)
川西市の地域開発史のWEBにこの地域が、「第1種高度利用地区」に設定されていたことが記述されている。
ミニ開発の住宅が犇めくのを、みんなぶっ壊して、1つの高層建築に作り替えるということで、「再開発地区」ということであるらしい。この地域も、土地から住宅まで自己所有の戸建も幾つかみられたが、全て潰されて、雀の涙程度の立ち退き金が支払われ、高層ビルへの入居権が与えられた。
(多くの人が自分の土地や家を失い、高い家賃を払えずにもっと悪いところに引っ越さざるを得なくなった。生活破壊行為に憤りを感じざるを得ない。地域へのそれなりの愛着も、住民感情もそんなのは無視して表面だけを綺麗に作り替えるのが都市計画である。)
こんな所に、15年もたせるのが難しいボロ屋を買っても、立て替える必要が出てくるが、仮に、延期されて直ぐに計画が実行されなくても、当然、中古住宅の建て替え申請を行っても許可がおりない可能性が高い。(栄根B地区がそうであり、私の家も巻き添えを喰った。)
また、駅まで何分とかスーパーや病院まで数分とかいう凄く便利な環境もインターが開通したら道路で分断されてしまうので、どうなるか判らない。
そんな訳で格安物件だった。
今日は、佛大のS先生のNHK文化センターでの日本神話の講座であったが、講義に身が入らなかった。
月曜日に不動産屋さんには、見学断りの電話を入れることにする。
不動産屋さんには罪はない。あんなに安い物件にはウラがあるということを納得して買ってくれる人をお客さんと考えているのだから。
結局、自分の様な賤流を生きる人間が、1戸建てとか、そういったことを考えるのは、ローンの審査が降りる以前のレベルであったのだ。
前に居住していたような深江橋のスラムマンションが自分にはお似合いだ。そこは、中国人やペルー人だらけとなり、日本にいるのか、へんな第3国にいるのか判らなかった。
半袖の腕は、因幡の白ウサギ状態 ― 2009/07/12 22:57
今日は、フォーミュラーニッポンラウンド5を鈴鹿サーキットで観戦。
カメラは、トロクて重いG1を止めて、FZ28にした。このカメラも欠陥が多いが、それを知り尽くしているので、大丈夫。
もう真夏を思わせる日差しで、暑さと湿気が酷かった。
昼過ぎが午後4時20分位までヘアピンやスプーンで撮影を続けていたが、半袖の腕は、瞬く間に日焼けで、因幡の白ウサギ状態で、腫れ上がって真っ赤っか。風呂に入ると、ピリピリと大変だった。
レースは、今年に入って、初めてまともな晴天の中でのレースなので、各車が自分たちの持てる力を振り絞っての走行なので、迫力があった。前回の雨のレースに比べて1.5倍位速度が出ている感じ。
リサルトは下記の通り。
http://www.suzukacircuit.jp/result_s/2009/f-nippon/0712_fnippon_f.html
今回の優勝者は、ロイック・デュバル(中島レーシング)であり、優勝にフランス国歌が吹奏された。
前半は小暮卓史が飛ばしたが、その後、マシン不調で交替。暑さの為か、少し、タイムを含めてバテ気味であった。
LUMIXがスポンサーの立川裕路(CERUMO/INGING)は、前回に比べて調子が良く快走で、6位につけた。また、僕が応援しているブノワ・トレルイエ(LAWSONTEAMIMPUL)ピットインでタイヤの整備ミス(なんとタイヤが外れなかったのだ。)でタイムを落とし、3位になってしまった。
撮影が終わると帰りの近鉄特急では放心状態であったのに、途中で梅田の立ち飲みに寄ってしまって、疲れ果てている。
また、暑いので、全然来ないバスを待つのが耐えられなくて、タクシーに往復乗車してしまったので、大変お金がかかった。
撮影の出来は、前回に比べてあんまり進歩がなかったが、何か新しいものが掴めそうな気がしている。
カメラは、トロクて重いG1を止めて、FZ28にした。このカメラも欠陥が多いが、それを知り尽くしているので、大丈夫。
もう真夏を思わせる日差しで、暑さと湿気が酷かった。
昼過ぎが午後4時20分位までヘアピンやスプーンで撮影を続けていたが、半袖の腕は、瞬く間に日焼けで、因幡の白ウサギ状態で、腫れ上がって真っ赤っか。風呂に入ると、ピリピリと大変だった。
レースは、今年に入って、初めてまともな晴天の中でのレースなので、各車が自分たちの持てる力を振り絞っての走行なので、迫力があった。前回の雨のレースに比べて1.5倍位速度が出ている感じ。
リサルトは下記の通り。
http://www.suzukacircuit.jp/result_s/2009/f-nippon/0712_fnippon_f.html
今回の優勝者は、ロイック・デュバル(中島レーシング)であり、優勝にフランス国歌が吹奏された。
前半は小暮卓史が飛ばしたが、その後、マシン不調で交替。暑さの為か、少し、タイムを含めてバテ気味であった。
LUMIXがスポンサーの立川裕路(CERUMO/INGING)は、前回に比べて調子が良く快走で、6位につけた。また、僕が応援しているブノワ・トレルイエ(LAWSONTEAMIMPUL)ピットインでタイヤの整備ミス(なんとタイヤが外れなかったのだ。)でタイムを落とし、3位になってしまった。
撮影が終わると帰りの近鉄特急では放心状態であったのに、途中で梅田の立ち飲みに寄ってしまって、疲れ果てている。
また、暑いので、全然来ないバスを待つのが耐えられなくて、タクシーに往復乗車してしまったので、大変お金がかかった。
撮影の出来は、前回に比べてあんまり進歩がなかったが、何か新しいものが掴めそうな気がしている。
「シルクロード文字を辿って」 ― 2009/07/13 23:31
明日から京都国立博物館で「シルクロード文字を辿って」が開催される。今回は、ロシア探検隊収集の文物ということで興味がある。
手元に『敦煌文書の世界』(池田温,2003,名著刊行会)があるが、これを開いてみると、「レニングラード科学アカデミー東洋学研究所」のことが出てくるが、オルデンブルグが収集した文献が中心となっているようだ。
特に漢文の文献では、写経類以外には、変文、讃文関係がコレクションに豊富に含まれているらしい。孝子伝研究のK先生の研究室には、ロシア語で書かれた敦煌文献が置かれてあったが、通信院生の身では声が掛けられない状況であった。
文科省の研究費を活用して、大量のロシアとフランス由来のシルクロード文献をK先生は所有されておられる筈で実に羨ましい限りである。
実は、スタイン文書や、中国に残された資料よりもロシア文献の方が資料的に優れていることが多いようだ。
また、収集された地域によって言葉の訛りや経典の解釈の違い等もみられ、それらを比較することで、シルクロードで、仏教文化がどの様な形で地域分布を行っていたか確かめることが出来る。
K先生やその他の講師の先生のご指導のお陰で、古文献や経典読解などスクーリングでの限られた指導、佛教大学での学修成果で、漢文で書かれた経文や変文はある程度理解出来る様になっているが、やはり、それでももっともっと多くの文献に当たらないと読解力がつくとは思われない。
私の読解力等、赤ん坊の様なものである。
佛大の通学の大学院生にもなれば、これくらいスラスラと読めるのだろうか。豊富な文献に毎日当たることが出来るだけで羨ましい。私の本棚にも幾つか敦煌文献の写本のコピーがあるが、非常に乏しい資料でしかない。
こうした資料を眺めているとシルクロードの文献資料は、日本の仏教文化史の上でも大きな関わりを持っていると今更の様に気づかされ、日本の資料だけでは見えなかった姿が、敦煌文献を当たることによってむしろ明らかになるのだと思う。
手元に『敦煌文書の世界』(池田温,2003,名著刊行会)があるが、これを開いてみると、「レニングラード科学アカデミー東洋学研究所」のことが出てくるが、オルデンブルグが収集した文献が中心となっているようだ。
特に漢文の文献では、写経類以外には、変文、讃文関係がコレクションに豊富に含まれているらしい。孝子伝研究のK先生の研究室には、ロシア語で書かれた敦煌文献が置かれてあったが、通信院生の身では声が掛けられない状況であった。
文科省の研究費を活用して、大量のロシアとフランス由来のシルクロード文献をK先生は所有されておられる筈で実に羨ましい限りである。
実は、スタイン文書や、中国に残された資料よりもロシア文献の方が資料的に優れていることが多いようだ。
また、収集された地域によって言葉の訛りや経典の解釈の違い等もみられ、それらを比較することで、シルクロードで、仏教文化がどの様な形で地域分布を行っていたか確かめることが出来る。
K先生やその他の講師の先生のご指導のお陰で、古文献や経典読解などスクーリングでの限られた指導、佛教大学での学修成果で、漢文で書かれた経文や変文はある程度理解出来る様になっているが、やはり、それでももっともっと多くの文献に当たらないと読解力がつくとは思われない。
私の読解力等、赤ん坊の様なものである。
佛大の通学の大学院生にもなれば、これくらいスラスラと読めるのだろうか。豊富な文献に毎日当たることが出来るだけで羨ましい。私の本棚にも幾つか敦煌文献の写本のコピーがあるが、非常に乏しい資料でしかない。
こうした資料を眺めているとシルクロードの文献資料は、日本の仏教文化史の上でも大きな関わりを持っていると今更の様に気づかされ、日本の資料だけでは見えなかった姿が、敦煌文献を当たることによってむしろ明らかになるのだと思う。
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