「結界」を開く扉2010/08/22 10:23

 玄関のドアをウルトラマリンで塗装したと話したら、母親は、「変わっているね。」と言うし、知人も酷評だし、そんなに異常なことなのかと思って、他に、ドアを青く塗っているところはないかと、GOOGLEで画像検索すると、こんな具合

http://www.google.co.jp/images?hl=ja&q=%E9%9D%92%E3%81%84%E6%89%89&um=1&ie=UTF-8&source=og&sa=N&tab=wi

飲食店とか外国の家とかが中心で、やはりカタギの家は少ないようだ。

でも青い扉のイメージは、そんなに悪くない。別の世界への憧れの扉とかそういった解釈の人も多い。

いわゆる、「結界」を開く扉なんだ。

「夏への扉」という小説があった様な気がするが、そういったイメージもある。

あるブログには、「青い扉って違う世界に入っていける気がして好きだったりします。」と書いている人もある。

GOOGLEの検索項目入力欄では、「青い花」、「青い鳥」、「青い部屋」、「ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2の遺跡の青い扉」等が出てくる。

「ブルームーンという薔薇へ行く十月は」という俳句を詠んだ捻典先生にお伺いしたところ、僕が感じた通りで、「ああ、そうか。」と思った。

ブルーという色は、「○○宿」とかそういった稼業にも結びつくようだ。しかも、更にアチラ系である。

和歌とか俳句の検索データベースをみると、青で80数件ヒットしたが全てが、「あおば」、「あおやぎ」、「あおき」等々青いというのは、緑色の意味で、やはり、日本文化には、群青、藍色は別として、青色という色調は、もともと少なく、違和感を感じる非日常的な色彩になってくるのかも。

あまりにも具合が悪くなったら、無難な色に塗り替えたいが、それが、どんな色なのか、非日常的な僕には、判断がつかない。

それに「無難」という言葉自体になにやら陰気くさいものを感じるのである。

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