菩提心2011/01/26 09:54

 昨日の法然忌、僕は、すっかりと忘れて仕事に追われていた。これではイケナイと思う。風花が舞う寂しい日であったが、法然忌に相応しい日であったと思う。

 法然上人が母親と別れて比叡山に入って半世紀以上、一度も再開することはなかった。

 激しい母親への憧れが、純粋な専修念仏の探求の道に昇華されていったのだと思う。

 その様な菩提心については、江戸時代の説教浄瑠璃に幾つも描かれており、そこには、法然の生身の人間性が感じられるのは、どうゆう訳か。

○法然忌嗚呼垂乳根の観世音
○風花と舞い舞い踊る供養仏