窓開けて外は一面銀世界(訂正)2011/02/15 08:40

  今日の朝は、窓を開けたら、全く綺麗な銀世界になっている。

 早くも朝日が射し始めると雪溶けでバサバサと音がし始める。

 1階のダイニングで、朝食の準備をしていると、ジョウビタキ(キビタキではなかったです。)が一羽やってきて、すぐ側の垣根にとまって何度もお辞儀をする。

 しかし、本当に凄いと思う。もう1日同じ様な日が続いたら、路面が凍結してアイスバーンになるところだが、幸い、天候は回復に向かっているようだ。

 朝日射し雪解け枝は蠢きて
 シベリアの漂鳥来たる雪の朝

鳥獣戯画 技法新発見2011/02/15 23:55

鳥獣戯画 技法新発見
http://www.asahi.com/culture/update/0215/OSK201102150122.html

これは凄いニュースだと思う。
実際、和紙を剥ぎ取って2枚にするという方法は、結構、古筆切とか古典の写本等で使用されているが、鳥獣戯画もそうだったとは。

1枚の和紙に裏表で書かれていたものを2枚に剥いで絵巻物にするという方法。

佛大では、そこまでは、習わなかったな。

中島純司先生が、これは、構図的に少しおかしいと言っていた部分で、左右が反対のものがあった様な気がするが、これで謎が解けるかも。

鳥獣戯画というのは、簡単な様で、一番、日本の絵巻物の中で研究・解明が遅れていたのは、構図法に矛盾があったからなので、ただ、単に画面だけみていても駄目で、表装等についても検討しなければならず、「現物をみよ」というのは、本当だと思う。