鳥獣戯画 技法新発見2011/02/15 23:55

鳥獣戯画 技法新発見
http://www.asahi.com/culture/update/0215/OSK201102150122.html

これは凄いニュースだと思う。
実際、和紙を剥ぎ取って2枚にするという方法は、結構、古筆切とか古典の写本等で使用されているが、鳥獣戯画もそうだったとは。

1枚の和紙に裏表で書かれていたものを2枚に剥いで絵巻物にするという方法。

佛大では、そこまでは、習わなかったな。

中島純司先生が、これは、構図的に少しおかしいと言っていた部分で、左右が反対のものがあった様な気がするが、これで謎が解けるかも。

鳥獣戯画というのは、簡単な様で、一番、日本の絵巻物の中で研究・解明が遅れていたのは、構図法に矛盾があったからなので、ただ、単に画面だけみていても駄目で、表装等についても検討しなければならず、「現物をみよ」というのは、本当だと思う。

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