少しはシーイング改善も依然、ボケ気味2007/12/20 21:42

 今日の火星は、これまでに比べて幾分気流が安定していたので、撮影しやすかったが、期待された画質は得られなかった。
 右側は、FZ8でコリメート法で一枚のみ撮影したもの。左は、ムービー撮影で25秒位撮影し、約750コマ撮影した内、状態が良いものから35コマだけをRegistax4.0で自動的に抽出し、選択した合成した処理画像。
望遠鏡は、115㍉F7.8のケンコー製のオモチャな反射をビクセンのポルタ経緯台に乗せて固定撮影。
 少しは模様が見えるが、一昨年に比べても、平均的な水準以下の画像しか得られない。
 他の30センチ以上の望遠鏡で観測している人達もシーイングの悪さを嘆いており、やはり、ボケ画像しか得られていない。
 今年の火星は、どうやら気象条件の悪さもあるが、表面に砂嵐が発生しており、ダストが一面に覆っており、模様がハッキリ見えない状況が続いているようだ。
 以下は、専門的に観測している人達のWEB(月惑星研究会)
http://alpo-j.asahikawa-med.ac.jp/kk07/m071219z.htm