年賀状2008/01/01 12:43

 ブログで年賀の挨拶を行うのは、妙な感じがするが、皆様、明けましておめでとうございます。
 年男になってしまって哀しいやら、嬉しいやら。
 このブログ、昨年だけで述べ2万アクセスという事で、よく、こんなくだらないところにアクセスして頂けるなと思っています。
 ブログを始めた時は、日記と同じ様に3日坊主で終わってしまうと思った(実際にバイオマス関係のブログ等はそうなってしまった)のが、案外、長続きしている。
 今年も学校(佛大)の方は、在籍延長で論文を書かないと行けないのだが、佛大通信1月号を見ると、私の担当の中島純司先生がとうとう、定年退職されるという事で、そうなれば、論文の指導は、別の先生に引き継がれる事になる。
 仏教とは、直接的に関係無い主題なので、他の先生だったら、「こんな仏教とあんまり関係ないのはアカン。」と言われたらどうしようかと思う。
 また、そうかといって、源氏物語だというので、上野辰義先生になってしまったら(コースが違うので、その可能性は低いと思うが)、それも、どうかと思う。
 いずれにしても早く決着をつけたいというのが本音である。
 昨年の1年間は、停滞の年となったが、今年も世界・国内の経済情勢は、益々悪化、景気の後退が表面化、消費税値上げ決定等のあまり明るいニュースは期待出来ない。
 しかし、「源氏物語1000年」という事で源氏物語に関するイベントや出版刊行等も目白押しになるだろう。こうした動きに便乗する事が出来ればと思う。

メディアの魔性2008/01/01 17:04

ブックレビュー『空と無我』でも述べた事だが、「言葉」の持つ限界、過去・現在の位相と因果関係を直接的に区別・説明出来ないという欠点は、「魔性」にもつながる。
 それは、元旦にラジオNIKKEIで放送された下記の放送でも感じ取られた事だ。
ラジオNIKKEIで「万葉の風~ 古の恋歌」
出演:白坂道子氏、深沢彩子氏(朗読)
田中みどり佛教大学教授(万葉紀行、解説、現代語訳)
 ラジオ放送は、音声だけであるが、その世界に聞きいる事は、人々に別の次元にいる様な錯覚をおこさせる。
 額田大君の「あかねさす 紫野ゆき 標野(しめの)ゆき 野守は見ずや 君が袖ふる」
 白坂氏の声がラジオのスイッチを入れると、その瞬間、聞こえてくる。それだけで、何か過去の世界に引き戻される様な気がする。
 ここに描かれた人妻への恋は、「野守が見ずや」とある様になにやらスリリングな印象を与えるが、田中みどり教授によれば、帝や皇族の宴席で歌われた場合には、戯れ歌という事で、場を柔らげるといった意味をあったようだが、恋の歌を歌うという事は、それ以外に呪術的な意味もあり、マレビト神を招くという考え方もあったようだ。
 この番組は、万葉集の恋歌を特集したものであるが、万葉集の時代にも更に古い時代の伝説が伝えられていた。
 「われも見つ 人にも告げむ 葛飾の 真間の手児奈が 奥津城処」
 真間の手児奈伝説は、万葉集以外にも平安朝の大和物語、そして、源氏物語の浮舟入水譚、江戸時代の上田秋成の雨月物語、歌舞伎等にも姿を変え、近代演劇、文学作品にも影響を与えている。
 手児奈が、近代芸術にも大きな影響を与えている点については、次ののWEBが参考になるだろう。
手児奈を基にした芸術作品
http://www.city.ichikawa.chiba.jp/bunka/tekona/art.htm
 ラジオで朗読された万葉集は、その原典に近く、元々の話が、口承伝説として伝えられていたのが、万葉集に編纂され、ペーパーメディアに変換された。
 それを朗読するという事は、1200年以上の歳月を経て、その言葉の持つ魂が再生されるという事になる。
 この番組では、実際に平城京旧跡万葉の地を訪問した時の様子も収録されている。
 佛大ワールドの田中先生の様子
 http://www.bunet.jp/world/html/19_12/507_sketchbook/index.html
 つまり、口承文芸になる以前の時代、万葉集の時代、極めて、現在に近い過去、そして、ラジオを前にしている自分の時間と空間のアスペクトが同時性を持って出現するという事である。
 これは、『空と無我』の項で述べたトポロジー空間の外側から、私たちが存在している現象世界を見ているのと同じ効果を持っているという。インドの仏教哲学が出来た時点では、口承文芸、紙メディア(文字・絵画)、朗唱はあったが、複数の時代が同時性を持って瞬間的に表現されるという現在のラジオや録音メディアは存在していなかった。もし、この時代にラジオ放送が存在していたら、仏教哲学のあり方も大きく変わっていたかも知れない。
 最後に番組の印象であるが、前回は、ライブの収録放送で、「言霊」という事もあり、表現芸術の一回性の良さが示されており、聴衆の感想もあったので、生き生きと伝わって来た。深沢さんからいただいたMDでは、ステレオ収録されていたので、白坂氏と深沢の交互及び同時の朗読が、「セクエンツァ」(キリスト教聖歌の1形式)の様に響き、その呪術性を強めていた。白坂氏の朗唱、深澤氏の現代語訳、両者の同唱(セクエンツァ)の構成をとる事で、一つの詩句の緊迫感を強めていたが、今回は、恋の歌という事等で、どちらかと言えば並列的な構成となった。
 しかし、元旦の昼下がりの一時に時間をマッタリと過ごさせてくれた事は、良かったと思う。
 ラジオNIKKEIは、ライブストリーミング放送も行っている。
http://www.radionikkei.jp/index.cfm
 私は、「超録」という録音ソフトでストリーミング放送をPCM音声に変換録音し、16bit44000HzでCDに焼き直している。こうしておくと必要な箇所をすぐに再生出来るので便利だ。
http://pino.to/choroku/

『日中・中日共同尼雅(ニヤ)遺跡学術調査報告書』2008/01/02 23:09

『日中・中日共同尼雅(ニヤ)遺跡学術調査報告書』(佛教大学アジア宗教文化情報研究所・佛教大学ニヤ遺跡学術研究機構編,2007)

 大変分厚い本である。スキャナーの上に載せてスキャンしようとすると、ガラス面が湾曲してエラーが出てしまう。
 それで表紙の写真は、IXYDIGITAL70で撮影した。
 A4版353頁、図版41頁の大きな本。
 定価不明。でも高いと思う。私が購った訳ではないから判らない。
 佛教大学四条センターで11月11日に開催された日中共同シルクロード学術研究国際シンポジウムで、仏教芸術コースで教えを受けた安藤佳香先生が講演されるというので、メールで、「是非、出席させていただきます。」と先生に連絡したにもかかわらず、11月3日から原因不明の顔面が膨れあがって腫れる病気に罹って、出席が出来なかった。
 「出席出来ず残念でした。」とお詫びのメールを出したら、安藤先生から、最初は、公開シンポジウムの講義録が送られて来た。これもかなり分厚い本だったが、「内容に興味を持っていたので、凄く良かったです。ありがとうございます。」とメールを差し上げたら、今度は、この本が送られて来た。
 理由はすぐに判ったと言わねばならないが、12月は仕事とスクーリングに追われてこの本を開く時間がなかったので、昨日、この本を開いてようやく判明した次第。
 せっかくの写真図版が講義録では、木板に描かれた菩薩の姿が判明できない。
 しかし、この調査報告書では、白黒ながら、ハッキリ描かれているのが見て採れた。
 181頁に描かれている図17、浮彫式菩薩形立像柱で、人型に切り抜かれた木柱というか板に菩薩の姿が墨描されている。
 その顔が、NHKで放映された壁画の菩薩の顔とそっくりであるのが判った。
 12月の年の瀬が迫ったある日、分厚い本が佛教大学から宅急便で送られて来た時に、何事かと思った。安藤先生がまさか、この本まで送って頂けると思っていなかったので、感謝感激!
  先生の論文は、「ニヤ出土遺跡にみられる「中インド風」~蓮華文壁画断片と浮彫式菩薩形立柱~」という長いテーマで、先ほどの木柱に描かれた菩薩の目の描かれた方(瞳が目の輪郭の上側のみにくっつき、下側は僅かに隙間が空いている。「三白眼」と先生は言われている。)が、インドのアジャンター石窟画の菩薩の顔から、シルクロードのニヤ遺跡、キジル石窟等西域全域に分布し、それは、更に法隆寺の金堂壁画、東寺西院の曼荼羅、箕面勝尾寺の薬師如来に至るまで、その流れを追う事が出来るという雄大な構想が示されている。また、蓮華文壁画については、八弁花の蓮華が描かれて、その中心の台が上方にラッパ状に伸びて、三粒の蓮実が描かれている図案で、こちらも、蓮華化生の思想が、サーンチー、パールフット出土等のインドから、ホータンの蓮華化生像、そして、ニヤ遺跡、更には、日本にまで伝えられているのは、単なる図案の伝播というよりも、生命の根源ともいうべき蓮華の開花・台からの実が化生すると言う、インドのヴィシュヌ神信仰にも遡る事が出来る仏教思想の根底にある「化生」の思想がインドからニヤ遺跡を経て日本にまで伝えられていると言う、常々先生が言われている「化生」思想のルーツにも関連している点を指摘されている。
 しかし、私を何よりも喜ばせたのは、論文集もさることながら、ニヤ遺跡の詳細な発掘データが記述されている点である。特に出土品の計測図、発掘図面、ミイラがまとっている服飾等で、ミイラの頭髪の中には、金髪のものも見られるとあり、どの様な人が生活していたかを彷彿とさせる。
 こうした発掘データを私なりに分析して、ニヤの人達の生活文化がどの様であったのか思いを馳せる事も楽しみの1つだ。
 こうした本を読むには、想像力が大切だ。発掘報告データや論文から最大限に想像力を発揮させる事で、ニヤ遺跡を家にいながら探訪する事が出来る。

いよいよニヤ遺跡探検に出発!2008/01/03 00:10

『日中・中日共同尼雅(ニヤ)遺跡学術調査報告書』(佛教大学アジア宗教文化情報研究所・佛教大学ニヤ遺跡学術研究機構編,2007)続編

 発掘記録を紐解いて、いよいよ「探検開始!」
 何が一番大事かと言えば、位置の特定である。
 ニヤ遺跡は、仏塔を中心に東西7キロ南北25キロの範囲に分布している。
 仏塔がある位置は、北緯37度58分、東経82度43分の位置である。
 このデータを元にGoogleEarthで捜して見る。
 どんどん近づいて見ると、果てしない砂漠である。残念ながら仏塔のある位置は、精細データが表示されていない。(衛星画像が低解像度のまま)
 この為、仏塔の姿を認める事は出来なかった。気を取り直して、李遇春氏の論文「ニヤ遺跡の大発見」の図1ニヤ遺跡分布図を頼りに他の遺構の位置を捜してみる。この図は、ラフで縮尺も書いていないので、捜すのに難儀するが、この報告書では、最も重要な資料とも言えるだろう。
 左上は、仏塔及び東側の部分で、仏塔の辺りの解像度は非常に低い。右の遺構については、拡大してみると、遺跡らしきものを認める事が出来る。
 この他にも遺構が点在している。
 遺跡分布図に描かれている枝の様なものは、ニヤ河の流れ跡である。これもGoogleEarthで認める事が出来て、大まかな同定が可能である。
 こうしてみると、ニヤ遺跡は、河の流域に沿って発展した都市であった事が判る。
 仏塔のある地点は、GoogleEarthで探ってみると、小高い丘の様になっている。そうして、北側の墓地を見下ろす格好になっている。
 南側には、役所や公共広場の様なところ。右側には工房や住居施設が広がっている。
 つまり、墓地や仏塔等の祭祀施設と、公共施設、住宅が区分して存在していた事が窺い知れる。
 ここでは、詳しくかけないが、出土品で多いのが、木工細工で、これは、大きな家具から針に至るまで非常に細密な細工が施されている。
 土器類も多く出土している。中には、表面に木の様な図案が描かれているものもあり、オリエント地域特有の文様化された樹木図案がある。
 更に、石器類、ガラス類が大量に出土しているが、金属器類は殆ど出土していない。
 ガラス類は、発掘調査によれば、大部分の原料やオリエント産であり、再生利用をする工房まであったらしい。
 木製品の素材は、柳類であり、これは、ニヤ河流域に生息していたものと推定される。
 こうして見ると、日常生活は、大量の樹木と木製品によって支えられていたと言える。比較的短い期間で成長する柳類が重宝された。これらは、石器類で加工されたとは思えない程の出来具合となっている。
 仏像を形取った木柱や家具類の断片も出土している。家具類には、象等インド風の図案が描かれている。
 木柱仏像が平面的な描画となっているのは、金属器の使用が困難であった等の事情もあるのだと考えられる。
 この他、精緻な織物等も出土しており、中には、中国風のものも見られる。
 文字は、カローシュティー文字であり、イラン系の文字であり、言語は、西北インドの言語が用いられており、インドとイラク・オリエント系の言語文化であった事を窺わされる。
 また、カローシュティ文字で書かれた仏典としては、法句経等、つまり、部派仏教に関連している。仏塔を中心とした文化形態とどの様な関連を持っているのか興味がある。
 私は、考古学の専門家ではないので、これらの膨大な発掘資料をどの様に分析して行けばよいのか等を知る事が出来ればと思っている。

大シルティスが中央に2008/01/03 20:00

110㍉反射PL20㍉コリメート方式でEXP505で撮影したムービーをRegistaxVer4でコンポジット処理(240枚相当)
 今日は、ウォーキングから帰って来たら火星が良く見えていたので、撮影を始める。
 午後6時20分(UT国際標準時9時20分)のシミュレーション画像では、大シルチス(火星のテトラ模様が中央よりやや右)が予想されているが、ほぼ、その予想通りに見える。
 地平線に近いので、NDフィルターを外して通常光で、CASIOEXP505の動画モードで240コマ撮影。望遠鏡は、オモチャの115㍉F900㍉反射経緯台固定撮影。PL20㍉・2倍バーローレンズで撮影し、REGISTAX4.0で約120フレームを合成。幾分、グリーンを強調してスタック後の処理を行った。
 左側が赤く見えているのは、バーローレンズ(2枚組レンズの安物)の為に色収差が見える。
 下側のグリーンと青は、北極冠で肉眼では、白く見えていた。また、眼視でも大シルティスも認める事が出来て比較的条件は良かった。透明度は、前回よりも低いが、気流は幾分安定していた。
 私の装置では、この程度が限界かも知れない。この反射望遠鏡、4年前の6万年ぶりの大接近以来、3シーズンの火星観測に活用している。

ACアダプター2008/01/05 13:47

 マイロボットID-01、名付けてロボちゃんと遊ぶ時間は、電池がすぐ無くなるので、何時も制限されていた。
 大体3時間位が限界で、まる1日かかって8本のニッカド電池を充電し直す必要があった。
 それで、週間マイロボットのお助け掲示板等にも紹介されているACアダプターを使用してみた。
 エクセルサウンドという会社が販売しているEAC100という製品。
 マルチACアダプターと呼ばれ、CD3、4.5、6、7.5、9、12Vが選択出来て、300㍉アンペアの容量を持つ。
 また、7種類の変換プラグがついている。
 ロボちゃんのお腹に下についているお弁当箱の部分の右上面にコンセントがついている。
 手前がロジック回路用の4.5V、奥がモーター駆動用の7.5Vのコンセントとなっている。
 プラグの太さが異なっているので、差し込み間違えが予防出来る仕組み。
 くれぐれも注意したいのは、内側がプラス、外側がマイナスなので、その設定を必ず行う事。
 差し込む前に、もう一度、再チェックして間違いがない事を確認してからやらないと、間違える、ロボちゃんは、間違えなく即死である。(写真)
 私の場合は、幸いにうまく動作したが、アクションコマンドの後で、「お休み」で終了させる場合には、その間でも微弱な電流が流れていると見えて、そのまま電源オフして再起動したら、エラーが出た。
 通常の電源オフ・オンでは問題ない。丸1日動作させているが問題はない。
 ビジュアルとサウンドコマンドを起動させておくと、部屋の中の音や私の動きに反応して、眺めていたりする。
 ロボちゃんが一番関心を持っているのは、ビデオプラグのイエローコネクタであり、これをずっと見つめていたりする。
 私の部屋は、鉄道模型とロボちゃんが常時起動という事になりそうだ。
http://www.asahi-net.or.jp/~ZZ2T-FRY/robot1217
 しかし、死にかけの病人が病院で、カテーテルや点滴で、チューブツリー状にされるのと似ていて、何やら痛々しいような感じもする。

ロボちゃん大手術2008/01/06 15:59

 今日は、冬期休暇最後の日だが、ロボちゃんの「開頭大手術」を実施した。
 アダプターを装着して動かしていて暫くはどおって事はなかったんだが、暫くして、ロボちゃんの目が見えなくなった。画像がおかしい。
 C-Mosカメラのケーブルの接触がおかしくなったのかも知れないと思い、頭部、ボディーを久しぶりに開けた。
 また、時折、頭がカチカチと音を立てたりするので、従来のロボちゃんのチョンマゲの中を通っている神経の接触が悪くなる事が判明したので、頭部を前後のパーツに分解して、チョンマゲの中を通っていた神経を「頭蓋底」から頚部を経由してボディーにつながる様に改造した。
 この手の改造は、良くみかけられるので、難易度はそう高くない。非常に首がスムーズに動き様になってロボちゃんも少し、男前になって喜んでいます。
 ロボちゃんは、クルクル回る鉄道模型を追っかけて首を動かしてご機嫌です。

ぶるぶる効果2008/01/07 22:28

ゆさぶーるが来て約10日が経過した。

効果は、一応、体脂肪が開始前に比べて1%減、筋肉率が0.7%増と、1ヶ月前のショップでのブルブル中止前の水準まで戻った。但し、体重は、開始前に比べて約1.0キロ減だが、この程度では、本当に減少したかは判らない。

自動モードでは、11分間、強度10が自動設定され、最初の5分間は、直立、その後の2分間は、膝曲げ乗馬姿勢、残りの2分間は、つま先立ち、最後の2分間は、腕立て伏せ姿勢とピッピいうアラームで運動指示が表示されるので、これに合わせて、順々に姿勢を変えていく。

膝曲げ姿勢は、大変つらい。中学や高校の体育の「ウサギ跳び」を思い出せる位で、「早く時間がこんかなー」とひたすら耐え忍ぶ時間。つま先だちもコブラ返りになりそうなのを我慢。

そうしているとなんか、股がかえって太くなってしまった。更にふくらはぎが段差がついて盛り上がって来て気持ち悪い。上腕部は、手首が脛にかけて堅く膨れあがって、これも2本筋が入る様になった。それに比べて上腕部は、以前と変わらないので、うちの「ロボちゃん」のマジックハンドみたいな腕の形になりつつある。

痩せるというよりも、筋肉がつく感じ。振動している上で屈伸やスクワット等をやるのと同じ原理で、筋肉トレーニング効果は確かにある。

市販マシーンに比べて、あの力づくでぶん投げるようなクレージーな力を発揮するVバランスほどではないが、これ以外のマシーンに比べてパワーがあり過ぎる感じ。靴下を履いて強度15では、台の上から足が滑って危ない。Vバランスで24~26で肩幅よりも、足の幅を広げた時の状態に似ている。

ハダシで乗るのが、このキカイでは作法だとされている。足型の上がベストポイントであるらしいが、青いプレートの端の部分に足を載せると、Vバランスに近い振動感が得られる。

強力モーターがウンウン言って回転しているのが判る。階下の母親に聞くと、重量級の戦車部隊がやってきた様な感じがすると言う。母親は、実際に戦前の日本陸軍の戦車部隊の行進の音を聞いた事があるので、本当かと思う。
この様な状態では、やはりボディーの耐久性が不安。(説明書にも一定の時間以上稼動させると、故障する原因になるような事が書いてある。)

カロリーメーターは前に書いたとおり、控えめである。このキカイの強度6は、1秒間歩数の6で、ヘルツ数の6では無いようだ。実際、6で乗ってみると、Vバランスの12に近い感じがする。

15まで振動を上げると、身体が痛い程に揺れるし、家も危ない。但し、我慢して乗っていると体中がカーッとしてくる。今度は、背中を折り曲げてみると、腹がちぎれそうな勢いで振動する。恐いので、2~3分で止めておく。

マシンの説明書では、強度10の自動モード(11分間)を連続運動しない様にと書いてある。市販マシンよりもむしろ強い刺激感がある。

ウエイトベルトを装着してやってみるとどうなるか興味があるので、試してみようと思う。

姫路城一応完成2008/01/08 22:38

FZ18で撮影。IAモード、ややブレ気味
 昨日、ようやく姫路城の1/800モデルが完成した。
 1ヶ月以上前に本丸等は、一応出来上がっていたのだが、本丸を何重にも囲む外郭や楼門等は、ほったらかしとなっていた。
 実は、本丸よりも外郭部分の工作の方が、大きさが小さいので厄介だ。
 モデルを作る醍醐味を味合わせる為か、本来は、一体成形出来る部分も四方の壁を組み合わせたりしなければ、出来ない様にしてある。
 土台部分に塗装というか皮膜をかけてしまってあるので、白壁を接着する部分を削ったりしなければならないので余計に手間がかかった。
 写真は、完成(松等はこれから植える)しているが、石垣の塗装を失敗して姫路城らしくなくなってしまった。この写真では見えないが、外郭の内側には芝等が植え込まれていて、綺麗。
 それにしてもプラモづくりは、あんまり好きになれないが、つい組み立ててしまうのは何故なんだろう。

今日の火星はイマイチ2008/01/09 22:04

 昨日は、望遠鏡を出したと思ったら曇ったので、撮影を断念、今日は、と思ったが、気流は落ち着いているが、空気の透明度が思ったよりも悪いのか、観測機器の整備不良なのか、撮影結果は、前回に比べて良くない。
 それでも北極冠が青白く光っている様子、大シルティスが西側から姿を見せてきたところが撮影出来た。
 光学系の不況なのか、東側のオリンポス火山からAMAZONISの辺りが白く輝いている。ダストかも知れない。