大戦末期の特攻兵器の様な哀しさがあるカメラ2008/07/13 23:33

NIKON COOLPIX600で撮影
 土日と猛暑なので、何もする気が起きないままに、作りかけのカメラの工作にかかる。
 ケースの加工は、今回は裏側、この加工はチョームズイ。
 インディケータ等が突出しており、その部分が突き出てくれる様にうまくサイズを合わせて穴を開けなければならない。
 今回は、これで結構しくじって、やはり思った通り不細工な工作になった。
 次にアクセサリシューを取り付ける。これは、比較的簡単であった。
 更に、このカメラは、液晶モニターがないので、PCでピント調整をしなければならないが、それは、USB端子経由で行うので、ケーブルが通る穴も開けないとだめ。これも不細工なので、ふさぐ方法を考えなければならない。
 どうのこうので工作完了。左上は、Elmar50㎜にソビエト製のコンタックス模倣のマルチファインダーをつけたところ。色々な写角を選択出来るので、重宝する。
 特に、このカメラは、50㎜では、中望遠以上の見かけ上の画角がなるので、ファインダーが絶対必要。
 右上写真は、小さなCCD素子を開けたところ。当然、埃掃除等を丁寧にやらないと駄目。 右下は、ファインダー上部からのみたところ。
 右下写真は、135㎜を装着したところ。格好いいが多分実用にならないだろう。
 その後、ピント微調整をカメラをPCに接続して行うが往生・難儀の連続。そして、画角がかなり狭いので被写体もかなり遠くから撮影しないと駄目。
 また、CCDの素子の感度が低いので、夜の撮影は無理。(フラッシュ穴を開けて、光る様にしようかと思案中。
 こんな訳で、一般の人民が自作でセイサクしたカメラは、この程度の粗末なもの。
 1944年から1945年頃の特攻用の粗末な兵器、戦闘機等を想像させさせられる。(間に合わなかった秘密兵器シリーズを連想させる。)
 何せ、ピントは、こんなに望遠なのに目測。しかも、ブレてしまいやすく目標に到達・命中させるのは難しそう。
 やはり、元に使ったカメラの基盤が情けない性能なので、モロに力のなさが出てしまった感じ。
 何か旧ソビエトのロモグラフィーとかそんなカメラを想像してしまう。
 名前を思案中。(候補名、ボロキー、チョロキー、ギャエフ)
 撮影例は明日お楽しみに。

 それにしてもNIKONS600はブログの写真撮りにくい。やはり、IXYの方がブログ撮影はやり易い。左上の写真は白黒コピーモードで撮影。これだけ少し面白い。