G1は、シャッターボタンを押してから実際にシャッターが切れるまでのタイムラグが、FZ28に比べて幾分長い2009/06/21 20:12

lumix-G1で撮影 45-200ズームレンズ
 hondaエコノパワーの撮影が終わったので、残りを第4戦カートレース鈴鹿に当てる。

 カートレースと馬鹿にしていたら、凄い迫力でした。車体がフォーミュラーカーに比べてやや小さいので、逆に速度が出せるので、ヘアピンでも恐いほどの加速をしていた。

 一度、ヘアピンから直線に移行するところで、あるクルマがコースアウトをしてから、後ろからボーっと火炎を吹いたので、恐かった。私以外に観客がいなかったので、ビビッタ。暫くしたら、エンジンを再始動して、何事もなくコース復帰。

 今回は、LUMIX-G1で撮影。

 なんか、FZ28と操作感が違う。やはり、カメラが大きいので、かなり振り回さないと行けない感じがあるのと、何よりも気になるのは、Lモードでは、35㎜フィルム換算で、400㎜望遠相当と80%程度にしか拡大されないので、微妙にクルマが小さいという感じがあり、撮影していて面白みがない。

 AFCやAiモードの追っかけフォーカス等を試してみた。さすがにAFCは、FZ28よりも高速であり、追っかけフォーカスもスポーツカーの撮影でも一応は、追随してくれるが、やはり頼りない。

 結局、FZ28と同じ様にAFLOCKで置きピン、Sモードでの撮影となる。ファインダーサイズがこちらの方が大きいので、クルマを補足しやすいが、ボデーが大きいので、両眼を開けても、被写体を通してみることが出来ないので、時々、車体を外すことがある。
(私の場合は、効き目の左目でないとファインダーがみれないので、困っている。)

 一番、戸惑ったのは、シャッターボタンを押す操作から実際にシャッターが切れるまでのタイムラグが、FZ28に比べて幾分長いので、被写体を追跡してシャッターを切る瞬間をFZ28よりも心持ち早い目にしないとタイミングがずれてしまうので、この点には困った。

 結局、使い慣れたFZ28をこれからは鈴鹿サーキットには持参することにする。(こちらで十分だと思うし、通常の写真も撮影したいので、一体ズーム型のカメラの方が良い)

 期待した画質だが、FZ28の様な派手さはなくて落ち着いた感じだが、あまり面白くない。質感の描写の改善を期待したが、これも期待した程ではない。

 全体に少し、写真が「甘い」感じがする。C-MOSセンサーを使用しているので、画調が柔らかめになってしまうのだと思う。この点でもCCDを使用しているFZシリーズの方が良い。

 画質調整はマイフィルムのカスタムモード設定でやるのだが、このメニューを呼び出せずに帰ってきてしまった。操作系統もやはり、FZの方が簡単でやりやすい。

 LUMIX-G1は、じっくりと被写体を狙ったり、あるいは、ライカ等のクラシックレンズを活用するのに利用したい。

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