インテリアアイデアシート2010/10/07 20:51

 やっぱり、ディスカウントショップのダイソーは、問題がある。

 ご覧のインテリアアイデアシートは、優れもので、壊れた壁、天井、くずかご、家具、なんでもこれを皺にならない様に貼り付けたら、一見、治ったかの様に見えるという商品。

 裏には、アクリル系の樹脂糊が、表は、合成樹脂ビニールに木目とか色々な文様が印刷してあり、好みで選ぶことが出来る。

 実際、これで、天井の雨漏りの染みとか汚れを隠す為に約10枚を買い求め、貼り付けてみたが、やや皺が目立つ以外は、綺麗に出来る。

 天井用壁紙もあるが、裏に生糊がついていて、直ぐにくっつくと説明しているが、天井等の面に長尺のものを1名で作業して貼るのは無理。

 このシートは、長編が65㎝で、横が30㎝なので、楽に1名で貼れる。皺が出ない様にすれば、継ぎ目も殆ど目立たない。

 汚い天井がこれですっきりすると喜んでいたら、お店の在庫がなくなってしまった。

 そこで、ダイソーの三宮店に問い合わせて、50個注文(合計5250円)しようとすると、「在庫を確認しますとのこと。」その後、電話で、「この商品は、A・・・商品(難しい英語で覚えられなかった)なので、色2色あって、その色を指定して取り寄せることが出来ないです。」という。

 つまり、同じ色を50枚指定して買うことが出来ないので、濃い茶色、薄い茶色、中間色がごちゃまぜになってしまう。

 パッチワークの天井も面白いと思ったが、やはり、抵抗がある。

 この商品で天井を貼り替える奴なんて世の中に私しかいないのかな。

 さすが100円ショップなので、大量に使用されることは考えられていないようだ。

ショパンが生まれてから200年も経っているなんて、信じられない2010/10/07 23:29

 先月末に郵趣サービス社のネット販売で買ったポーランドのショパン生誕200周年記念FDC等を整理する。

 北海道出張なので、なかなか整理出来なかったが、今日の夜遅くになってやってみた。

 切手のデータを入れると、台紙(リーフ)が自動的に印刷される仕組み。

 リーフの下の段にそれぞれの説明が入る様にしてある。

 さすがにポーランドのショパン切手(右)は力が入っているが、昔のショパン切手(スラニアというスウェーデンの彫刻家が凹版を彫った)のに比べると、やはり、今の切手は下品。

 この他、ブルガリアは、ショパンとシューマンの生誕200年記念を発行。これもデザインは今ひとつ。

 さすがにドイツ、オーストリアの切手は普通(他の国の切手に比べると上品に見える)である。でもシューマンの生誕200周年の切手(ドイツ)のは、デザインが悪い。オーストリアのマーラー生誕150年も今ひとつ出来が悪い。ハイドン死去200年(オーストリア)これも今ひとつ、パッとしない。

 21世紀に入っても人物切手が発行されているが、昔の様な品位がどの国の切手にもみられない。

 昔ながらの気品ある凹版の芸術品の様な切手を発行してくれたら、みんな喜ぶと思う。

 それにしてもショパンが生まれてから200年も経っているなんて、信じられない。ショパンの音楽は、そのまま僕の心の中に染みこんでくるし、現代人の感性にそのままつながる音楽を200年前に生まれた人が作曲したなんて信じられない。

 さらに信じられないのは、シューマンとショパンの生年が同じというのも凄い。

 シューマンの音楽を聴くと、シューベルト等の初期ロマン派の系列の音楽の様に聞こえる。ショパンに比べてやはり伝統的で、時代がかって聞こえることが多い。

 ショパンのピアノソナタ第2番の終楽章を聞くと良い。そこには、もはや原子の配列の様なセリ-が聞こえさえしているのだ。

人文の研究自体、何の役にも立ちはしない。2010/10/07 23:39

 ノーベル化学賞ということで、理科系の研究は、そのまま実学となるが、文学研究というのは、そうはいかない。

 小説作家でノーベル賞はもらえても、人文学の研究ではノーベル賞はもらえないというかもらいようがない。

 人文の研究自体、何の役にも立ちはしない。

 例えば、ある文学の教授でも論文は書くが、研究はしない。あるいは、研究予算を採っても論文や本を書かない。

 本を出しても論文はかかない先生はいない。(大抵の本が論文の寄せ集めなので)

 しかし、論文を書かずに本を出している先生はいる。本が売れている先生は、その方がお金になるし、世間的に認められるから。

 でも、研究自体が不在であったりする。

 理系では、論文は、研究の結果、データ、考察をまとめたものであり、人文系の先生の様に論文を書くために研究はしない。

 まず、研究ありきのところが純粋で良いと思う。また、化学という地味な学問分野が実は、世の中に大変役に立っていることを、今回の先生方の受賞の報道をみて知って良かったと思っている。

お向かいの犬が死にそうだ2010/10/08 10:20

お向かいの犬が死にそうだ。

この老柴犬は、お散歩で歩けなくなっても買い主様に抱えられて、連れていってもらっていたが、いよいよらしい。

ここ2~3日は、散歩も見かけない。
夜になるとエンエンと寂しそうな悲鳴の様な鳴き声が聞こえる。
きっと苦しいのだろう。

犬も人間も同様に死ぬときは苦しむ。
買い主も、人間の家族を失った様な哀しみにとらわれるだろう。

ここの買い主さんが、老犬をいたわっている様子をたまたま、この家を見学にきた時に見かけたことが、この家を買う決意につながった面もある。

でも、幸せは、長くは続かない。
それが宿世の因果だ。

実質的に意味がないのである。2010/10/08 10:28

最近、人文(文化関係)で評論か研究か判らないものが増えている。

最近の人文、特に文学、民俗、宗教、思想関係で、新しい「視点」を提起して、その視点から対象をみれば、新たな発見・結果が得られるというコンセプトの論文があまりにも多い。

フィクション、詩歌等の文学作品、あるいは、宗教、伝説、史実、伝記等は、そういった「評論的研究」の対象になりやすい。

つまり、具体的な実象はなくて、本質は、「空」なので、なんとでも言えるのである。そうして、実体も「空」、検証も「空」したがって結論も「空」なので、意味がない訳。

佛大の先生(一部には、文献学による実証的な研究をされている方もいらっしゃるが、この場合も、その文献の解釈によって導き出される結論の真実性を検証することは不可能で、限りなく「空」に近い。)や、院生の方々の多くが、紀要などにこうした評論的論文を多く掲載される様になってきていることは嘆かわしいことだ。

先行研究の分析・反論→視点の形成→視点に基づく仮説の証明→仮説に基づく演繹的展開→仮説の機能的検証→結論

この様なプロセスで論文が書かれるが、最初の視点自体が個々の人間によって異なり、普遍性がないので、数多くの論文を書くことは可能だが、実質的に意味がないのである。

弱いところから、どんどんと枯れていく2010/10/08 11:00

 倉本聰著の「北の国から」の出版元等「知る人ぞ知る」の理論社が民事再生法の適用を申請し、事実上の倒産となった。児童書を中心に出版していた会社だが、優れた作品を多く世に出していた。いい加減な研究書よりも、ずっと価値がある子供の本を永年出版し続けていた。

 文学は役に立たないが、「児童書」は、教育的な効果が期待出来る。幼児の思考力、感性を高めることは、将来の実質的な効果につながる。

 こうした弱いところから、どんどんと枯れていくのが、今の日本の経済文化の状態である。

☆☆☆

 (株)理論社は10月6日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。会社側は「営業は継続し、早く再生を果たしたいと」としている。
 負債総額は約20億円。
 児童文学図書を中心とする出版社で、昭和22年5月、季刊誌「理論」の創刊をもって創業し、戦後の子供たちに夢を持つようにと創作児童文学の出版を扱ってきた。昭和40年代にはミリオンセラーとなった灰谷健次郎著の「兎の目」「太陽の子」や60年代には倉本聰著の「北の国から」を出版、近年でも「ルリユールおじさん」「ワニばあちゃん」など絵本をはじめ話題受賞作品の扱うほか、学校の課題図書に選出されることも多かった。
 しかし、近年の業績は一進一退が続き、最近では少子化の影響もあり売上が減少、平成20年4月期は年商15億7600万円を計上したものの、実質赤字で厳しい状態が続いていた。また、運転資金のための借入金負担も大きく、年商規模に近い借入金負担は財務をさらに圧迫していた。

魔法のレストラン2010/10/09 10:17

MBSの水野真紀の魔法のレストランの取材が、行きつけの飲み屋で取材に来ていた。

別にそんなに特色がある店ではないと思うし、お店の人には失礼と思うが、日常的な質素なメニューで、別に番組で紹介するほどでなないと思う。

特色としては、月桂冠に異常な程の思い入れを持った店であること、和風の小鉢もののアテが中心であること、大部分のアテが手作り品であること等々。

ああ、一番の特色は、店の人の個性が社長から従業員に至るまで、特に強いということかなぁ。

TVに撮されたら、二度と、この店には行けなくなってしまうので、当分は、様子見か。

アメリカで穀物在庫逼迫、いよいよ「饑餓惑星」化か2010/10/09 11:03

 ショッキングレポート 穀物不足いよいよ現実化


 世界の異常気象の結果、欧州、ロシア、ウクライナの穀倉地帯もやられ、南米、豪州も異常気象で、穀物の生産量が大幅に減少する懸念が出てきている。そうした中で、アメリカの生産のみが頼りであるが、この国でも大幅減産で、飼料用とうもろこしの安定供給に赤信号が点っている。

 日本はアメリカから1600万屯のとうもろこしを食品原料及び家畜飼料用として輸入しているが、この安定供給にも懸念が出てきた。今回の需給レポートの影響で、シカゴ穀物商品取引所では、ストップ高(値上げ幅の限界の高値に張り付いたままとなること)となり、市況は高騰。

 来年以降の日本国内の家畜飼料の大幅な値上げが避けられず、その結果、鶏卵、食肉等の価格への影響も徐々に出てくると思われる。
 既に一部の商社では、とうもろこし以外の飼料穀物原料の輸入の調査に入っているが、アメリカに匹敵する数量の確保は、現状では無理な状況となっている。

 更に、本当に怖いのは、来年夏場には、持ち越し在庫が底をつく為に、その時には、未曾有の穀物不足の事態の懸念も出てきた。法令、各主要港の穀物サイロには、1~2ヶ月分の穀物備蓄が義務づけられているが、その放出等を含めた緊急対策の実施が求められると思う。

 飼料不足となり、畜産農家の人たちが、飼料工場に押しかけるといった様な騒動が起きかねない。

 食料自給率の低下で日本では、大部分が輸入に依存しているが、飼料穀物は飼料用稲等の栽培で、自給率アップが進められているが、徐々に増加しているといっても、アメリカから輸入されるとうもろこしの1割にも満たない数量しか、日本国内では、増産出来ない。

 11~12年も異常気象となれば、地球は、「饑餓惑星」となる危険が出てきた。

☆☆☆

 現地8日発表のUSDA(米国農務省)のとうもろこしの需給見通しの内、2010~2011年度(現在収穫が進められている分)のとうもろこしの生産量が126億6,400万ブッシェルと前月の発表値に比べて4億9600万ブッシェルも下方修正された。産地での天候不順により、イールド(単収)が大幅に落ち込んだの原因。一方、需要面では、飼料需要(米国内向け)が54億ブッシェルで前回比1億5000万ブッシェルの上方修正、食品産業種子利用(燃料用エタノールを含む)が60億8000万ブッシェルと前回比1000万ブッシェル減少となり、輸出需要は、20億ブッシェル(前回比1億ブッシェル減)の見積もりとなった。需要総合計は、134億8000万ブッシェルと前回の134億4000万ブッシェルから4000万ブッシェルの増加となった。
 この結果、期末在庫(供給総合計から需要総合計を引いた残り)は、9億2000万ブッシェルと前月の11億1600万ブッシェルから2億1400万ブッシェルの減少となった。

 この9億2000万ブッシェルの在庫量というのは、前年の17億800万ブッシェルに比べて52.8%といいう大幅な減少と、過去数年間のアメリカのとうもろこし需給レポートの中でも希有の減少率となっている。

極秘事項2010/10/10 09:20

 NHK記者の捜査漏洩問題の記事をみて、考えさせられた。

 取材といってもワンサイドに発表されることを聞くだけでは、報道はなりたたないので、内輪の話を引き出す必要があるが、その為には、ギブアンドテイクが必要である。それで、捜査情報を漏らしてしまったということなんだろう。

 別にNHK記者に限らず、スポットではなくて、既存・継続の取材ソースについては、記者、こうした情報提供の「サービス」を実施している。新しい政策方針の内輪に事情、監査の有無、規制の実施内容等々を事前に相手に伝えることで、相手も本当の腹の中の情報を話してくれる。

 そうしたことをしないと記者発表だけの報道になってしまって、取材競争に敗れてしまう。

 但し、極秘情報を流す場合には、エチケットがある。それは、取材ソースを漏らしてはいけないし、相手もその情報の入手先をばらしてはいけない。文章・Fax・メールでは、証拠が残るので、オフレコ、口頭(電話は記録されたり、盗聴の危険がある)で、やんわりと伝えること。伝えられた相手は、聞き返さない等々のエチケットである。

 今回は、そういったエチケットが破られた為に、ただごとでは済まない事態を招いてしまった。これで、この記者の記者生命は終わりだろう。


☆☆☆
平成22年10月8日

NHK広報局
大相撲取材でのコンプライアンスに関わる不適切な事案について


 名古屋場所開催前の大相撲の野球賭博をめぐる一連の取材で、報道局スポーツ部の30代の記者が、取材先であった日本相撲協会の関係者1人に対し、捜査情報と受け取られかねない内容をメールで送っていたことが明らかになりました。
 本人から事情を聞いたところ、この記者は、7月6日、国技館で取材中に他社の記者から、「あす相撲協会に対して警察の捜索が行われるようだ」という話をきき、翌7日午前零時ごろ、「あす捜索が行われるようだ」という趣旨の携帯メールを、相撲協会の関係者に送りました。この日の午前、実際に捜索が入りました。
 メールを送ったことについて、この記者は、「大相撲の野球賭博をめぐるNHK内部の取材情報ではなく、日ごろから付き合いのある他社から聞いた話だったので、相手の反応をとって、その後の取材に活かそうと思った」と話しています。
 しかし、普段からの取材先とは言え、相撲協会の関係者が捜査対象になっている中で、捜査に支障を与えかねないメールを送ったことは、コンプライアンス上、極めて不適切であり、報道倫理の上からも、大きな問題があると考えています。
 NHKはさらに事実関係を調べたうえで、厳正に対処することにしています。

〔NHKコメント〕
 捜査情報と受け取られかねない内容を、その対象者に伝えるのは、報道に携わる者としてあってはならないことであり、極めて遺憾です。視聴者の皆様に深くおわび申し上げます。今後、取材の倫理とコンプライアンスを遵守するようより一層指導を徹底してまいります。
以上

世界第2位の経済力を持つ中国の内情2010/10/10 10:12

 これは、ある関西の大学の在日中国人の教授がまとめた論文から転用したものだが、世界第2位の経済力を持つ中国の内情については、実は、深刻な状況となっている。

 上の図は、都市民と農民の所得格差を示したものであるが、例えば、チベットでは、1人当たりのGDPは、5000元前後、所得格差は、5.25倍である。こうした格差が大きい地域は、雲南、貴州、陣西、四川、吉林等と続いていく。中国の周辺部(異民族支配区域を含む)が高く、沿海部の諸省がこれに続いていく。
 総じて、GDPが高い地域程、所得格差は縮小するが、これは、都市近郊農業として、野菜や畜産物等の生鮮食料を都市圏に供給している地域だからである。
 所得格差が最も少ないのは上海となっているが、この地域は、大体が農民人口自体が大幅な減少となっている。

 下図は、業種別所得格差の実情で、1978年には最大70であったのが、2000年には、100以上に拡大している。特に第1次産業は、賃金が低下している。賃金が上昇しているのは、電力、ガス、水道、交通、通信、金融業位なもので残りは、所得水準の減少と生活水準の低下が続いている。
 このグラフの資料は古いが、2000年から2010年にかけての最近の10年間では、商業、サービス業、建設業の賃金も飛躍的上昇しているとみられる。しかし、農業生産は下落の一途をたどっている。
 困窮した農民が都市に出てきても、限られた階層に資産が集中しているので、満足な職にもつけない有様となっている。新規大学卒業者の就職も日本以上に厳しい状況となっている。

 一番、問題なのは、農業生産の後退である。地球規模での異常気象で、東北部、内陸部の砂漠化が進行しており、工業地域の大気汚染の影響で、土壌汚染も進んでいる。深刻な水不足で農業地域が縮小を始めており、農地保全には、巨額の資金が必要だが、地域農村には、その様な資金力はない。中国政府は、工業や都市インフラや軍事力拡大に多額の費用をつぎ込んでいるが、農民はますます苦しくなるばかりである。
 こうした農民階層を中心とする下流化は、困窮農民が都市に流入したことで、一層深刻な事態を招いており、都市の治安状態が非常に悪くなって来ている。
 しかし、もっとも深刻な問題、都市圏を中心に急増する食料需要を疲弊した農民が支えきれなくなっている状況である。かつて中国は、食料の自給国のみならず、日本向けにも輸出している等の余剰生産国であったのが、今や、毎月の様にアメリカや他の国から食料を輸入しないとやっていけない国になっている。
 人民元レートの問題から、工業製品の輸出コストは低くても、食料品の輸入コストは高いので、輸入食料は、都市圏の富裕層を中心に消費されており、農民、下層民には、十分な食料が行き渡らない。
 今後も農業生産の縮小が続いた場合には、中国国内で、食料が貧しくて買えない飢えた民が暴動を起こす可能性がある。

 今回のノーベル平和賞の受賞をめぐる騒動をみても判る様に下層民の不満をいかに封じ込めるかが中国政府の深刻な問題である。従って、尖閣諸島の様に、国民の不満を日本や他の国に反らすことで、解消しようとしている。

 増長・膨張する非民主的な国中国の脅威を全世界が認知し始めている。国際世論によって、中国社会が崩壊する可能性もある。日本のもっとも賢明な立場としては、外交問題・領土問題については、相手にせずに無視をする。中国国内の内乱等の飛び火を受けない様に、国防力を重視する。中国元レートの切り上げ等に向けた経済制裁等で、封じ込め、孤立化を図って、膨張・暴走をコントロールしていく一方で、食料不足の中国に日本の農業生産技術を活かした援助を行う等、アメと鞭の政策を行うべくであると思う。

 日本は冷静に対応して、国際協調のもとで、この厳しい情勢に見舞われている国を見守ることで、日本との互恵的な関係が構築可能な本来の「温和しい国」に戻していくことが肝心である。